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交響詩篇 エウレカセブン に参加中!
 
交響詩篇エウレカセブン早いもので、第3クールに入りました。それに合わせて、オープニングテーマとエンディングテーマも変わりました。オープニングは、ビバッチュの「太陽の真ん中へ」、エンディングは、HALCALIの「Tip Taps Tip」。どちらも同じスタイルの曲に聴こえます。第1クールの「DAYS」と「秘密基地」のように、作品の世界観にマッチしていながらも、異なるスタイルの曲を充てたほうが、作品の幅も拡がるような気がするのですが。クールごとにテーマを曲を変えるというのも、今どきのアニメ制作の約束ごとなのでしょうけれど、主題歌は作品にとっての顔。オープニングやエンディングは、オリジナル曲を1曲ずつに固定する旧来のスタイルのほうが、個人的には好きですが……。
 
それはさておき、第3クールの全体を暗示しているのでしょうか? オープニングは、とにかく画面が暗い。テレビの調子が悪くなったのかと思うくらいです(笑)。ベースとなるシチュエーションが夜明け前(だったと思うのですが)ということもあって、明るくはないことはわかるのですが、それにしても暗い。ダークステージに突入という感じです(次のオープニングは日の出から始まる?)。それに、作画も、ハッキリと目に見えて、落ちているような気が……。最後のストップモーションのカットなんか、一目瞭然です。雑というよりも、キャラの絵が崩れていると思うのですが。エンディングですが、絵のタッチもあり、描かれている女性は、登場人物を描いたようには見えません。オープニングもエンディングも、ずいぶんと絵の雰囲気がが変わりました。
 
今回は、チャールズ&レイによる月光号の急襲作戦と、それを受けて立つ、ホランド必死の攻防です。限られた空間とごく少人数の戦いなのに、手に汗握る目が離せない展開。見応えありました。
 
ストーリーの幕開けは、月光号の外を見てきたレントンのモノローグから。「ずっと見ていたはずなのに、気にかけていたはずなのに」「こうして、きちんとエウレカを見るのは、初めてな気がした」「単に、オレが気づいていなかったからかもしれない」「エウレカがこんなことになるまで、気づいてやれなかったからかもしれない」。チャールズ&レイ、ウィルとの出会いによって大きく成長したレントンの、エウレカに対するまなざし。
 
レントンの家出騒動とエウレカの体調不良も一件落着し、月光号に再び平穏な日々が訪れるかと思いきや、艦内は、以前にも増す緊迫感。誰よりもチャールズのことを知るホランド。チャールズは、このタイミングで必ずやって来る。それでホランドの読みです。月光号のクルー総出で、対チャールズ&レイ戦の準備が進みます。ジョブスにウォズにケンゴウにミーシャにストナーに……。今日はオールキャスト。タルホ曰く、月光号をこれまで何度も助けて来たレントンとエウレカを、今度はホランドが命懸けで守る番なのだと。家出と無断の出撃を理由にした営倉入りは、レントンとエウレカ、そして子供たちに無用な心配を与えないための、大人たちの配慮でした。
 
任務を放棄し、戦いから逃げても、結局、待っていたのは戦い。戦いの連鎖は、戦いでしか切れないという因縁。ジョブスいうところの“ツケの支払い”。チャールズ言うところの“第1部隊と第2部隊のヘッド対決”。覚悟を決めたホランド。「SOF ASSAULT KIT」と書かれた急襲用キットに自動小銃。封印していたかのような特殊部隊時代の装備を取り出します。ワセリン状のもの(ステルス塗料?)を全身に塗り込むホランドの目は、まさにコマンドそのもの(左腕のイレズミ状の模様は、何なのでしょう?)。もはや、チャールズの影に怯えていた、この前までの姿はありません。
 
最終準備を進めるチャールズ&レイ。ふたりの艦「白鳥号」は、月光号と双子(基本OSが同じ)。戦いの場は月光号とはいえ、決して不利ではないようです。「死を感じる前の緊張感こそ、生きてい感じ」。自らをギリギリの状況に追い込むために、カプセルを飲み込みました。自爆のための爆薬でしょうか? 「まさかのときほど、とまどうな!」「痕跡を残さない」。SOFの心得を確認し合うふたりは、どこまでも息がぴったりなパートナーです。しかし、元特殊部隊の精鋭コマンド。やるとなったら、どこまでもやり抜く覚悟。「あの子は何も知らない」「まだ間に合う」「あんな化け物に……」。レントンに対するレイの言葉が気になります。「最悪、ふたりともちゃんと消すわ」「アタシのような女を、これ以上増やす前にね」。「ふたり」のひとりは当然エウレカながら、もうひとりは、やはりレントンなのでしょうか? なぜ、レイのような女を増やすことになるのか?
 
営倉内のレントンたち。「レントンとなら、どんなことでも、乗り越えられる気がするから」。レントンを見る、真っ直ぐな瞳のエウレカ。レントンとエウレカの間に、強い絆が生れたようです。
 
ホランドの予想通り、チャールズ&レイが乗り込んできました。まずは艦のコントロールシステムを掌握し、チャールズはホランドと決着を、レイはエウレカの確保に向かいます。営倉のレントンたちを迎えにタルホ(情報部所属だったのですね)が向かいますが、レイに後を取られます。しかし、レントンの機転とウォズによる艦内照明の回復で形勢は逆転。レイは捕らわれの身に。
 
チャールズ対ホランドは、ホランドが若干優勢。突如、ふたりの戦闘に割って入ったニルヴァーシュ。チャールズを追うかのような自立運動(夜光塗料のような発光は、何だったのでしょう?)。捨て身のホランドに懐に飛び込まれたチャールズは、防弾チョッキを撃ち破る連射を受けて虫の息。その一瞬、ホランドは油断。死に際の一発を喰らいます。チャールズいまわの際の言葉、「王の資格を受け継ぐ者」「王が残した金枝を受け継ぐ者」の意味は? レントンと出会って確信したというチャールズの目的は、何だったのでしょう?
 
「オレが生れて初めて見た、知っている人の死体」。チャールズの死を目の当たりにしたレントン。言葉がありません。そこに、チャールズに別れを告げに来たレイの言葉。「レントン、よく見ておきなさい!」「罪を抱えた者の末路」「自由を勝ち得た者の責任」。チャールズの遺体の爆破と脱出。もはやこれまでと、ふたりで自爆するかのように見えましたが、実はSOFの心得通りに痕跡を消すためと、自らの脱出機会を生むためだったようです。しかし、それは、逃げるためではなく、体制を建て直して新たな戦いに臨むため。エウレカだけは決して許さない。憎悪に満ちたレイの瞳。その過去には、何があったのでしょう? エウレカ自身も気づいていない秘密があるようです。
 
世界情勢も悪化の一途。度重なる地殻変動と、それに対する政府の無策ぶり。高まる大衆の不安と閉塞感。信念を持った指導者=英雄を求める世論。コーラリアンにボダラク。見えざる敵のすり替えと情報操作。重い展開が待っていそうな第3クールです。
 
次回は「メメントモリ」。「死を覚えよ」の意。《未来を奪われた女と、未来を守る男。彼らの戦いの果てに、待つものは……》。チャールズを失ったレイとホランドによる第2ラウンドのようです。