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BLOOD+(ブラッドプラス)物語は新たなステージへ。過去に翼手の出現が確認されたベトナムのハノイ(前話では、ストーリー内で航海の目的地等の説明はなかったと思いますが、すでに次の目的地を目指しての移動途中だったのですね)。小夜は、全寮制の女学校「リセ・ドゥ・サンク・フレシュ」に編入し、ハジも庭師として潜り込み、潜入調査を開始します。このリセのラインは、沖縄からの「デルタ67」をたどる流れですが、もうひとつのキーワードである「ディーバ」は、人なのか物なのか、今のところ視聴者には提示されていません。
 
小夜は、ルームメイトのミンから、この女学校に伝わる「悪霊ファントム」の伝説を聞きます。リセが修道院だった時代、ファントムは、自らが呪いを掛けたこの地で、薔薇を咲かせたリセの女性ロゼに恋をし、プロポーズをするも、ロゼから受け入れる条件として「青い薔薇」を言われ、それを求めて世界を彷徨ううちに(悪霊のくせに、強引なことはしないのですね)、ロゼが亡くなり、悲しみに駆られたファントムの流した涙が、この地に青い薔薇を咲かせ、ファントムは、青い薔薇をロゼの墓に捧げて姿を消したという話です。以来、叶わなかった恋の相手、ロゼへの思いが未だ断ち切れないファントムの仕業によるものなのか、ロゼを思い起こす黒髪の少女のもとに青い薔薇が届き、少女が行方不明になる出来事があったと。青い薔薇に絡む、製薬会社が開発うんぬんは、「デルタ67」につながる伏線なのか、単なる現実社会とのつながり感の演出菜でしょうか(昨年、サントリーが開発したことがニュースになっていましたね)。
 
ふたりは、そのファントムこそが翼手らしいと調査を開始しますが、潜入調査というわりに、ハジも小夜も、自らの振る舞いと周囲に対する注意の仕方が低くて、逆に周囲の注目を集める始末です。ただの闖入者で、ちっとも潜入になっていませんね。小夜の行く先々で、教師ミズ・リーと鉢合わせ状態ですが、リーは敵側の人間ではなく、単なる厳しい教師のように見えます。深夜、小夜は灯が見えた鐘楼にて、それらしき存在に遭遇します。さっそくの翼手のお出ましです(あの顔は、もろ理事長カールですよね。片手がハジ同様のようですし、小夜、ハジとの接近遭遇では、腕が妙にうずいていましたし)。ハジも加わり交戦状態になったところで、逃げるファントム。あとには青い薔薇が残されていましたが、それは、小夜が来ると知っての、ファントムからの招待状なのでしょうか?
 
カイとリクは、ホテルに置いてきぼりです。不憫。ここまで連れてきておいて、それはないですね、デヴィッドは。でも、そこは男の子。というよりも、これまでのことが、ふたりを逞しくしたのでしょう。日本に戻らず、小夜を目指してとどまるようです。頼りは、兄弟ふたりの力と、デヴィッドの置き土産、“戦車でも買える”というプラチナカードとパスポート(赤い楯による偽造品なんでしょうか? それとも、カードは活動員への組織からの支給品?)。でも、ベトナムだと、カードよりも現金のほうが役立つような気もしますが。沖縄編では、「ゴルゴ13」よろしく、現実の日本の状況を所々に盛り込みながら、現実社会とのつながり感を感じさせる演出が行なわれていましたが、ベトナム編ではどうなるのでしょうか? 兄弟と現地の船員が、カタコト会話でなく、いきなり普通の会話をするので、一瞬「あれっ?」ですが。
 
小夜のルームメイト、ミンは、いかにもな“めがねっ娘”の萌えキャラ(「アクエリオン」の「つぐみ」を思い起こします)。この物語の世界では、文字の壁はあっても、言葉の壁はないのでしょうか? 漢字の話を入れなければ気にならないものを、リクとカイのくだり同様、中途半端にリアリティを盛り込むため、ここでも引っ掛かりを感じます。小夜の兄=リクに勝手に恋心を抱いたり、いきなり小夜のベッドに潜り込んできて、ボーイフレンドとキスの話を迫ったりと、初対面の相手にいきなり聞くか? な、別の世界のドラマのような展開。このノリは、好き嫌いが分かれそうですが、主人公は高校生ですので、ありな展開だと思います。