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結婚できない男桑野信介(1967年7月4日生まれ・40歳・血液型不明)、今宵もしっかり笑わせてくれました。ケンちゃん(バグ犬・オス)とのコンビぶり、絶妙ですね。いやぁ、阿部ちゃん、最高です。ともに見つめ合う目と目。どこかで見たCMを思い出す構図ですが(パロディー?)、夏美(夏川結衣)曰く、ケンちゃんと信介(阿部寛)は、目が似ていると。「ペットを愛せる人は、人も愛せる」。信介は、ケンちゃんだけでなく、夏美のハートもつかんだようです。退院したみちる(国仲涼子)がケンちゃんに「わが家だよ」とドアを開けても、ケンちゃん信介の方を見つめていて……。みちるの部屋に入っていくケンちゃんを見届け、部屋に戻ろうとする信介が「忘れよう」と独りごとをつぶやく、微笑ましさと寂しさの入り交じる余韻が後を引く最後のシーンは、素晴らしいエンディングでした。
 
みちるが急性虫垂炎で入院・手術をすることなり、英治(塚本高史)がケンちゃんを預かることになりますが、それを快く思わない恋人の沙織(さくら)に「私と犬とどっちを選ぶの?」と言われ、英治は信介にケンちゃんの世話を頼むことに。英治はちょっとだらしないですね。沙織にガツンと言ってやればいいのに(笑)。で、当然、信介はあっさり断りますが、一緒に来た夏美に「だったら、二度と私のところに診察を受けに来ないで」と言われて動揺したのか、結局、引き受けることに。これまでのエピソードで、幾度となくケンちゃんと目を合わせていた信介。実は何となくケンちゃんに興味を抱いていたのかもしれませんが、夏美にはキッパリと否定。「犬にお愛想はしない。エサをやって散歩をさせるだけ」と、犬に心を許したわけではないと啖呵を切ります。という今回のエピソードですが、ケンちゃんが信介のところにたどり着くまでには、部屋がペットOKかという点が問題になっていますが、これまでに描かれたみちると夏美の間柄からすれば、誰かの部屋でケンちゃんの世話を頼むのではなく、夏美に自分の部屋でケンちゃんと過ごしてもらうことを真っ先に依頼するのが自然だと思うのですが……。
 
信介が遠隔操作で部屋にいるケンちゃんの様子をチェックする場面から先は、エンディングまで、笑いと信介の心の内をかいま見せる目の話せない場面の連続でした。からかうつもりでボールを投げたふりをしたら、一心不乱にボールを探すケンちゃんに後ろめたさを感じる信介。自分の生き方をケンちゃんに教え込もうとするかのような「猛犬注意」の散歩道。自分のライフスタイルをおすそ分けするかのような、エサならぬステーキの夕食。ケンちゃんのイスを用意してのリスニングタイム。夏美との「犬も人間も欠点はありますから」のキャッチボール(応酬)。落ちた模型をケンちゃんのせいにしていたことを悔やむ信介。そして、行方不明になったケンちゃんを探して不安に駆られ、池に落ちていたぬいぐるみがケンちゃんに見えて猛然と池に飛び込む信介。いつもの斜に構えたクールな信介はどこへやら、です。夏美に「こいつを研究したくなりました。生きて返します」という口をきいた信介の姿は、ありませんでした。他者を受け入れない信介に芽生えた、ケンちゃんとの絆。ケンちゃんが“リトル信介”に見えてきました。空気が淀むからと、部屋に人を入れたがらない、キレイ好きでもある信介ゆえに、外から戻ったら、部屋に上げる前にケンちゃんの足を拭くのかと思ったら、そこまではしませんでしたね(笑)。日中は、事務所で連れて来ればよかったかも(笑)。
 
信介って、模型づくりも趣味だったの?(それとも、新たな趣味として加わった?) もう少し、几帳面に組み上げるのかと思ったら、そうでもないようで。小さなパーツは、接着剤をパーツではなく本体のほうに塗るものだから、甲板は接着剤の海。そこにパーツを浮かべるかのようなアバウトさ(と見えるのは、僕が模型づくりを知らないからかもしれませんが)。模型を購入した「東京ワンズ」やビデオショップの「狂犬アッシー」「25(トゥウェンティファイブ)」のDVDなど、細部へのこだわりは、いつもながらでした。
 
夏美にケンちゃんのことを「ワーグナーよりもモーツァルトを好む」と伝えていましたが、今回の信介のリスニング曲は、マーラー(交響曲第5番〜第3楽章)とモーツァルト(交響曲第41番「ジュピター」〜第1楽章)だったのですが……。ちなみに、模型づくりのシーンでのBGMは、映画「タイタニック」の主題歌(セリーヌ・ディオン「My Heart Will Go On」)でした。
 
 
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ケンちゃん(結婚できない男)