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BLOOD+(ブラッドプラス)オペラハウスの中では、小夜 vs. ディーヴァの二人の翼手の女王が、荒れ狂う街では、それぞれのシュヴァリエ、ハジとアンシェルが一騎討ち(アンシェルにとってハジは、嫉妬の対象だったとは……)。登場初期の圧倒的な強さに対して、シュヴァリエやシフ相手になってからは苦戦続きで幾度となく串刺しにされたりと、同じシュヴァリエでも、ディーヴァのそれに比べて戦闘力の面で頼りない印象があったので(ディーヴァと小夜の血の差?)、最終決戦に向かって大丈夫なのかと心配でしたが、そんな予想を覆すアンシェルとの互角勝負でした。というよりも、ハジ、強すぎ? アンシェル曰く、持てる力をすべて注ぎ込んでとのことですが……。魅せるシーンではありましたが、ちょっと都合のよすぎる展開のような気がしないでもありません。結果は、ハジの作戦勝ち。そして小夜の元へ駆け付けます。小夜 vs. ディーヴァは、互いに一進一退の互角勝負。それを見守るそれぞれのシュヴァリエ、ハジとネイサン。相討ちになり、互いの血が混じり合うものの、結晶化したのはディーヴァのみ。ネイサンが言うには、子供を産んで力が弱まったと。仕えるべきディーヴァが亡き者となった今、自分の存在理由はないので自分も切ってくれと。それに応える小夜。ディーヴァが残した双子を切って自分も……というところで、カイの「何やってるんだ?」参入。ディーヴァの子供と小夜の行く末は次回、最終回でという展開でした。
 
ネイサンは、ディーヴァの子供の育ての親的な道を歩むのかと思っていました。子供を置いて(小夜に託して?)、ディーヴァのあとを追うとは。それまではキテレツでキレると何をするかわからないような印象が強かったのですが、シュヴァリエのあるべき道に忠実なキャラのようでした。それまで断片的に描かれたシーンから想像すると、その戦闘力はアンシェルよりも上だったように思えましたが、死を前にして翼手の姿を表わしながらも(その造形は「エイリアン」を思い起こします)、その戦闘力を見せることもなく消えました。ネイサンがアンシェルを好き勝手させなければ、ディーヴァと小夜の対話という道も開けていたような印象を残したプレ最終回。49話を費やしながらも、ネイサンはきっちり描かれずにその役目を終え、小夜とディーヴァは、人間の手による出生以来の“不幸なボタンの掛け違い”を解消することなく、同じ母親から生まれた姉妹であり唯一の家族であったにも関わらず、きちんと対話することもなく、一方の死をもってコミュニケーションが永遠に断絶するという結果になりました。すべての災いの源は人間にあり……。翼手もまた、人間の被害者であったとの思いを残す小夜とディーヴァの最後の会話でした。
 
アルジャーノは、無事逃げ果せたのでしょうか? 土壇場で「君はアメリカの人間じゃなので安全保障の対象外だ」とは、彼の国の言いそうなセリフに思えました。