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のだめカンタービレ「のだめオーケストラ LIVE!」「のだめカンタービレ」のテレビドラマ化に合わせて企画・制作された“のだめオーケストラ”のCD「のだめオーケストラ LIVE!」が店頭に並んでいたので購入(正式な発売日は明日ですが)、さっそく聴きました。
 
事前のインフォメーションでは、のだめと千秋によるモーツァルト「2台のピアノのためのソナタ」を始め、ドラマ内で使われた音源を「オーケストラ篇」と「器楽曲篇」の2枚組にまとめたアルバムとの触れ込みでしたが、実際は、収録曲のすべてがドラマ内で使われた演奏=ドラマのサウンドトラック集的なアルバムではなく、“のだめオーケストラ”とドラマの音楽面をサポートしている東京都交響楽団による「のだめカンタービレ」で使われている音楽集というところです。CDには「オフィシャルCD」とのコピーもあります。「オーケストラ篇」「器楽曲篇」それぞれの収録曲と演奏者は下記の通りです。
 
 
<CD1:オーケストラ篇>
 
  1.ベートーヴェン/交響曲第7番〜第1楽章
  2.ベートーヴェン/交響曲第7番〜第4楽章
  3.ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」〜第1楽章冒頭部
  4.ガーシュウィン(服部隆之編曲)/ラプソディ・イン・ブルー(ピアニカ・ヴァージョン)
  5.ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番〜第1楽章抜粋
  6.モーツァルト/オーボエ協奏曲〜第1楽章
  7.ブラームス/交響曲第1番〜第1楽章抜粋
  8.ブラームス/交響曲第1番〜第4楽章抜粋
  9.サラサーテ/カルメン幻想曲
 10.ベートーヴェン/交響曲第7番〜第4楽章
 11.ガーシュウィン(服部隆之編曲)/ラプソディ・イン・ブルー(エンディング・ヴァージョン)
 
 梅田俊明&のだめオーケストラ(1,2,3)
 梅田俊明&のだめオーケストラ+東京都交響楽団(4,11)
 ジェイムズ・デプリースト&東京都交響楽団(5,6,7,8,9,10)
 ピアニカ:古森信・倉田信雄・水野弘文(4)、ピアノ:清塚信也(5)、若林顕(11)
 オーボエ:池田昭子(6)、ヴァイオリン:小林美恵(9)
 
 
<CD2:器楽曲篇>
 
  1.ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第2楽章(のだめヴァージョン)
  2.モーツァルト/2台のピアノのためのソナタ〜第1楽章(2小節で間違えるヴァージョン)
  3.モーツァルト/2台のピアノのためのソナタ〜第1楽章
  4.モーツァルト/歌劇「魔笛」〜夜の女王のアリア「復讐の心は地獄のように」
  5.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」〜第1楽章抜粋(峰ヴァージョン)
  6.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」〜第1楽章
  7.ベートーヴェン/交響曲第7番〜第1楽章(ピアノ版)
  8.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番〜サラバンド
  9.ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番〜第1楽章抜粋(2台のピアノ版)
 10.ショパン/練習曲(エチュード) op.10-4
 11.ドビュッシー/喜びの島
 12.ストラヴィンスキー/ペトルーシュカからの三楽章〜第1楽章「ロシアの踊り」から
 13.シューベルト/ピアノ・ソナタ第16番〜第1楽章
 14.モーツァルト/2台のピアノのためのソナタ〜第1楽章(のだめと千秋ヴァージョン
 
 ピアノ:石岡久乃(1,7)、清塚信也(2,9)、河野紘子(2,10)、石岡久乃&安宅薫(3,14)
 山中聡子(4)、三輪郁(6,11,12,13)、大田佳弘(9)
 ソプラノ:渡邉恵津子(4)、ヴァイオリン:演奏者クレジットなし(5,6)、矢部達哉(8)
 
 
「オーケストラ篇」は、すべてが“のだめオーケストラ”による演奏だと思っていたら、実際は一部のみで、昨日放映されたばかりのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は東京都交響楽団による演奏です。ドラマ内での「Sオケ」の演奏は“のだめオケ”が、「Aオケ」の演奏は都響が、との割り振りなのかもしれません。ブラームスの交響曲第1番が収録されるとあって、昨年リリースされた同様企画CD「R☆Sオーケストラ」による演奏との比較=“Sオケ”と“R☆Sオケ”の聴き比べができると期待していたのですが、“のだめオケ”の演奏ではなかったので、ちょっとがっかりでした。「器楽曲篇」は、第5話までの時点で登場していない曲(8〜12)とのだめヴァージョンや峰ヴァージョンとの比較用なのか、規範的な演奏も収録(3,6)されていますが、それ以外の曲は、ドラマ内で使われた演奏のようです(「2」はわずか7秒、「5」は42秒しか収録されていませんが)。
 
商品として残念なのが、楽曲の収録が楽章まるまるの収録ではなく、抜粋が中心(「合唱」はわずか1分のみの収録!)で、しかも曲の途中でフェードアウト処理されていることです。楽章まるまるの収録が無理なら、ドラマ内の練習シーンのように、演奏を途中で止める処理にするなど、もっと雰囲気を大切にしたつくりをお願いしたかったところです。添付のブックレットも、事前のインフォメーションでは「演奏シーンが分かるブックレット」と紹介されていましたが、ドラマ内での演奏シーンの紹介ではなく、原作コミックでの登場シーンの紹介なので、テレビドラマのサウンドトラック的な売られ方からすると、誤解を招く仕様といえるかもしれません。
 
それでも、いずれの演奏も聴き応えのあるもので、2台のピアノのためのソナタや「悲愴」、ピアノ版のベートーヴェンの7番、ピアニカ版の「ラプソディ・イン・ブルー」など曲に耳を傾けると、ドラマの名シーンが甦ってきます。なかでも出色の出来だと思ったのが、“のだめオケ”による、番組のテーマ曲でもあるベートーヴェンの交響曲第7番です。ドラマ内の千秋風にいえば、「もっと聴いていたい(全曲聴きたい)」ぐらいの素晴らしさです。曲のフレーズとフレーズの流れの心地よさや、各パートのバランスの取り方など、なかなか巧みな演奏です。
 
交響曲第7番の第4楽章は、“のだめオーケストラ”と東京都交響楽団の演奏が収録されており、“Sオケ”と“R☆Sオケ”の対決ならぬ“のだめオケ”と都響の演奏の聴き比べができます。ちなみに、僕の判定は“のだめオケ”の勝ち。都響よりも“のだめオケ”のほうが、各パートの響きが明晰かつリズムにキレがあり(特にホルンとトランペットとティンパニ)、フレーズのまとめ方も巧みなため、曲のフォルムが、より魅力的に感じられる仕上がりとなっているからです。ちなみに、抜粋ですが、都響によるブラームスの交響曲1番は、既出“R☆Sオケ”盤を上回ります。たっぷりとした響きと各パートのバランス感が魅力的ですが、何より演奏の精度と技量が段違いです。
 
特典として最終回収録エキストラの「応募券」が封入されていますが、これは、最終回のクライマックスとして設定されている千秋の演奏会シーンの収録に、聴衆エキストラとして500組1,000名を抽選でご招待というものです(応募倍率、高そうですね)。
 
 
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のだめのマングースの着ぐるみ(のだめカンタービレ)