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今週、妻が浮気します今回も、本題パートよりも、ドタバタパートが占める割合のほうが高い構成の、スローペースな展開でした(一気にやったら、3回ぐらいで終わるのでは?)。“討ち入り”の12時間前から、“妻とのご対面”までです。どんな風に妻と浮気相手を追い駆け、証拠を押さえるべく突入するのかと思ったら、部屋まで行くことなく、エレベーターのなかで顔を見せてしまう、意外な展開。バレないことを期待して、部屋の前まで後をついていくものと思っていました。次回は、夫の真っ正面からの捨て身の作戦に対して、浮気妻がどう出るかが、序盤のクライマックスですね(それはさておき、今どきのホテルって、部屋番号は教えないものの、チェックインしているかは教えてくれるんですか? 前話でスイートの角部屋を取っていることがわかっているのですから、事前にフロア割りを調べれば、場所もある程度特定できそうな気がしますが。スイートは、それほど多くないと思いますので)。
 
掲示板のくだりの描写は、あまり描かないのが基本スタンス? 「Q&Aサイト」というだけで、どのような場であって(「電車男」の場合は「独身男のスレッド」)、ハジメの質問に対しては、どのような人たちが興味を持って、回答を寄せているのか等は、描かれることなく終わるのでしょうか? ハジメ自身も、質問と回答を読む一方で、寄せられたコメントに対する返信の類はしないのでしょうか? 双方向な場なのに、質問者も回答者も片道一方通行に描かれていて、基本的な舞台設定として、ドラマの見せ方・盛り上げ方として、もったいない気がします。時間的には、そのあたりを含めて、十分に描く時間はあるのに。
 
ドラマ内で登場人物たちも言っていましたが、そもそも「Q&Aサイト」とはいえ、このような場に、この種のシリアスな質問をする人がいて、それに対して真面目な、親身な回答が寄せられるものなのか、という舞台設定の説明があってもいいと思います。そのあたりに対する視聴者の関心、素朴な疑問もあると思うのですが。それがあってこそ、「今週、妻が浮気します」という、ドラマのタイトルにもなっているこのひと言が、よりインパクトをもって響くと思うのですが。本題の「浮気」に並行してドタバタに走るよりも、ネット社会において、シリアス過ぎて誰にも聞けないようなことを、顔も見たことない人に聞いてしまう現実を、コメディータッチで描く方が、ドラマとしての奥行きが、より増すと思います。
 
どういう思いでこのような行動を取っているが見えてこない陶子ですが(追々、描かれることとは思いますが)、番組ホームページを見ていたら、陶子を演じる石田ゆり子さんの、興味深いコメントがありました。《(このドラマは)浮気をすることがテーマではなく、それによって夫婦の絆が強まるという部分が軸だと思うので、「浮気するから嫌だ」とか「モラル的に気になる」とか、そういう気持ちはあまりないんです。むしろ、それがスパイスになって絆が深まるといいなと思います》という調子は、ドラマのなかの陶子そのもののようにも思えてきます。
 
個人的には、このドラマのレベルだと、夫婦にとってのよき緊張感となるような「スパイス」にはならないと思いますが(笑)、石田さん自身は、《浮気を善悪であまり考えてはいないです。「そういうこともあるんだろうな」っていう感じで》。《私自身は、よくわからないんですよ、浮気をするという気持ちが。私は浮気をするくらいなら、そっちに行った方がいいんじゃないかって真面目に思う方なので(笑)》と、浮気が発覚したら、《私は絶対に別れます(笑)》派なのだそうで。その一方で、《人を好きになるっていうことを冷静に考えたときに、結婚してるっていう約束事が凄く邪魔になることがあるんだな、って思ったんです。どう表現したらいいのかわからないんですけど、相手が浮気したからって相手を嫌いになるっていうことは、実は自分のことしか考えてないかもしれないじゃないですか。そんな相手を許しても、まだ一緒にいるっていうことの素晴らしさ。そういうことが可能なのか、ということを問いかけるドラマだと思います》と、「浮気」に対する理解(?)も示しています。そんな石田さんのコメントを読んでいると、陶子が石田さん自身のようであり、石田さん自身が陶子のようであるかのような錯覚に陥りそうです(笑)。
 
ちなみに、《最初に、キャラクターの過去とか、陶子から見た浮気に至る理由みたいなものが書かれたものをプロデューサーさんからいただいたんですけど、それを読む限りではちゃんと理由があるんです。旦那様の方に、陶子さんにそういう行動をとらせてしまうことがあったんですね》と、以降は、この「浮気」が、陶子だけによるものではないことが描かれるようです。それがどのようなことなのか、あまりドタバタに走らず、きっちり描かれることを期待しています。
 
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●第3話のあらすじ(番組ホームページより)
 
ハジメ(ユースケ・サンタマリア)は、妻の陶子(石田ゆり子)が結婚記念日を忘れて、ひとり息子のチカラ(加藤翼)とお泊り会に行ってしまったことを知る。この機会に陶子と話し合い、何としてでも浮気を阻止しようと考えていたハジメは怒りが収まらず、インターネットのQ&Aサイトに、「明日は浮気現場に乗り込んで相手の男を殴ってやる」と宣言する。
 
あくる朝、ハジメは、再びQ&Aサイトを訪れる。するとそこには、ハジメの決断を支持する回答者たちからの書き込みが多数寄せられていた。その中で、プリンという女性回答者だけは、「感情のままに乗り込み、相手を殴っても何も生まれません。まずは子どものことを考えて、ギリギリまで修復の道を探るべきです」とハジメのことを諭す。しかし、そんなプリンの意見にも「話し合う時間はもうない」「話し合っても証拠がなければ浮気を認めないのでは?」「浮気がばれたとわかれば奥様は警戒を強めて、結局、浮気相手が誰かもわからなくなってしまうかもしれない」といった反論が浴びせられていた。陶子が相手と会うまであと数時間。ハジメがどう行動すべきか迷っていると、そこに陶子とチカラが帰ってくる。陶子は、朝食の用意をすると、支度を整えて仕事に出かけた。その間ハジメは、陶子を止めることも出来ず、恐怖と不安に押しつぶされそうになっていた。
 
家でジッとしていることに耐えられず、出社したハジメは、朝まで飲んでいてそのまま会社に泊まっていた轟(沢村一樹)に声をかけられる。事情を知る轟は、ハジメたちが話し合う機会を持てなかったことを教えられると、もはやホテルに乗り込んで離婚届を突きつけるしかない、とハジメに提案する。
 
一方、「現代公論」編集部では、玉子(ともさかりえ)や馬場(和田正人)たちが、同誌の冠試写会の準備に追われていた。ハジメが編集部に顔を出すと、妻の浮気問題を雑誌で特集しよう、と提案していた蟻田(宅間孝行)が、例のQ&Aサイトの話を切り出す。蟻田は、ハジメが書いた質問を見つけ、その盛り上がりに目をつけていた。蟻田や馬場たちは、質問を書いた当人がすぐ側にいるとも知らず、口々に勝手なことを言い始める。そのやりとりを聞いていた玉子は、大事なのは夫自身がどういう決着をつけたいかだ、と主張した。
 
そんな折、思わぬ事態が発生する。至宝(西村雅彦)の浮気を疑っている妻の君子(広田レオナ)が、突然ハジメを訪ねて会社にやってきたのだ。至宝は、ハジメと打ち合わせがある、と嘘をついて愛人の菜月(吉田智美)とゴルフ練習場に行っていた。ハジメは、その場をなんとか取り繕うと、至宝に連絡を取った。ハジメからの連絡を受けた至宝は、慌てて会社に駆けつける。調子よく君子のことをほめて誤魔化そうとする至宝の姿にいらつき、部屋を出たハジメは、追いかけてきた至宝に怒りをぶつけた。至宝は、わけがわからず、「君だって同じ穴のムジナじゃないか」とハジメに言った。するとハジメは、「俺が浮気されてるんだよ!」と吐き捨てた。
 
会社を出て近くの公園のベンチに腰を下ろしたハジメは、そこでカメラマンの恵介(鈴木浩介)に出会う。恵介から、ついさっき美容室で陶子を見かけた、と教えられたハジメは、愕然となった。陶子は、午前中は会議がある、と言って家を出たのだ。するとそこに、玉子がやってきた。ハジメと玉子は、至宝の一件をきっかけに、浮気の話になった。そこで玉子は、自分も夫に浮気されたことがある、とハジメに告白した。玉子は、自分が傷つくことが怖くなって夫に何もいえなかったことを、いまも後悔しているのだという。「愛してるからこそ、逃げちゃいけなかったんだよ」。玉子の言葉が、ハジメの胸に突き刺さった。
 
編集部に戻ったハジメは、出かける前にもう一度Q&Aサイトをのぞいた。するとそこにはプリンからの新しい回答があった。プリンは、「あなたにとって一番の武器は、暴力ではなく愛情です。圧倒的にあなたの方が愛しているのだということを、その男に、そして奥さんに伝えてあげてください」とハジメに訴えかけていた。プリンの言葉に勇気を得たハジメが出かけようとすると、思わぬトラブルが起きる。明日予定されていた試写会の招待状の日付が間違っていたというのだ。ただちにその対策に追われる部員たち。しかし、ハジメだけは、配給会社に謝罪に行くよう編集長の小町(江波杏子)から命じられても動くことが出来なかった。どうしても行かなければいけないところがある、と皆に告げるハジメ。その姿を見て、ハジメが何か重大なことに直面していることを察した小町は、彼の意思を尊重する。
 
会社を飛び出したハジメは、玄関前でタクシーに乗ろうとしている至宝と顔を合わせた。ハジメの言動から彼の置かれている状況を理解した至宝は、証拠を押さえろ、とアドバイスすると、ハジメにタクシーを譲った。
 
アーリントンホテルに到着したハジメは、フロントで陶子たちがまだチェックインしていないことを確認するが、部屋番号を知ることは出来ずにいた。そこに、ハジメのことを心配して追いかけてきた轟がやってくる。ふたりは、陶子と浮気相手が食事をしているのではないかと考え、レストランなどを探し回ったが、見つけることは出来なかった。困り果てたハジメが陶子の携帯電話に連絡すると留守番電話になったが、ほどなく陶子から電話がかかってくる。そのとき、ハジメたちの前方には、レストランから出て電話をしている陶子の姿があった。
 
ハジメは、轟とともにロビーの片隅で陶子たちを待っていた。やがて、陶子が男性と一緒にやってきた。陶子と一緒にいる男・春木(藤井フミヤ)は、轟が先日、陶子と一緒にいるところを見かけた男だった。陶子たちがチェックインするのを確認したハジメは、轟に背中を押されるようにしてふたりの後を追った。陶子たちはエレベーターホールに向かっていた。飛び出してふたりを止めるしかない、と決意したハジメが動こうとすると、ちょうどそこに中国人らしき団体客がやってきて、陶子たちが乗ったエレベーターに駆け込んだ。ハジメは、その団体にまぎれて、エレベーターに乗り込むことに成功する。
 
ハジメは、このまま陶子たちが降りる階まで身を隠していようと考えた。ところが、その団体客は、宴会場のあるフロアでエレベーターを降りてしまう。エレベーターに残されたのは、ハジメ、陶子、春木の3人だけ。意を決したハジメは、ゆっくりと陶子に向かって振り向いた。ハジメに気づいた陶子の笑顔が凍りつき…。
 
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プリンさんの正体は、明かされるのでしょうか? ハジメの身近な人物というオチだったりするのでしょうか?(玉子や編集長でも、ドラマ的にはしっくり来ますが) 登場人物のなかで、一番魅力的なキャラに思えます。どんな人で、どんな生活を送っているのか、気になります(自身、充実した日々を生活を送っている人か、逆境に鍛えられまくった人のどちらかではないかと思っています)。
 
陶子の携帯に電話したハジメですが、あんなに近くから電話をしたら、電話の背景ノイズから相手が近くにいることがわかりそうなのですが、陶子様。心がウキウキで、それどころではないって?
 
 
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ユースケ・サンタマリア(今週、妻が浮気します)