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今週、妻が浮気しますハジメと陶子と春木の対峙ということで、前半の山場の回でした。例によって、ハジメのドタバタによるコメディーパートのほうがメインのような扱いでしたが(玉子の引き抜き騒動。要はハジメの早とちりですが。玉子への引き止めのセリフは、そのまま妻に対しても使えそうなものでしたね)、ドラマの本題のハジメと陶子の対話シーンになると、それまでのコメディーテイストから一転、「自分がハジメの立場だったらどうするだろう?」と、自分の身に置き換えてシリアスモードで見入ってしまいます。「ハジメの詰問(夫の気持ち)」と「陶子の振る舞い(妻の言い分)」に対しては、人によって見方・感じ方が分かれそうですね。
 
基本的にはハジメに同感です。自分がハジメと同じ立場だったら、同じように、まずは「いつからか?」を聞くと思います。それに対してドラマ同様、「答えられない」と言われたら、ここでのハジメの反応=「男としてのメンツ」「土下座して許しを請え」みたいな物言いには同意できませんが、ことの経緯と思いを、陶子から先に、きちんと説明するべきだというのは、その通りだと思います。話は、それからだと思います。でも、陶子は、何故「答えられない」と言ったのでしょう? ハジメが執拗に問い詰めた結果、「半年前から」「自分から誘った(ずっと会いたかった)」「一度だけ関係がある(今回が2度めになる予定だった?)」ことを口にしましたが、「それは言えない」に込められた陶子の思いは、どのようなものだったのでしょう? ドラマを見た範囲内では想像できませんでしたが、そのあたりが、次回からのテーマなのでしょうね。
 
この種の問題は、人としての是非(倫理の問題)よりも、当の本人たちがどう感じるか、どう判断を下すか(互いの感情)次第なのでしょうけれど、個人的には、基本は「相手が嫌がることはしない」=「自分が相手にしてほしいように、まずは自分が相手に接するべき」だと思っています。その意味では、ハジメも陶子のふたりが、「家庭さえ壊さなければ(家に持ち込まなければ)、家庭外での自由恋愛OK!」なタイプだったら(ハジメのキャスティングがユースケだと、そういうキャラに見えてしまいます)、穏やかな日々が続いたのかもしれませんが(仮面夫婦か逆に夫婦円満か、一般感覚からは想像しにくい関係になりそうですが)、現実問題として、そういうケースは希有なのでしょうね。
 
ちょっと話が脱線しましたが、ドラマの出来と見応えは、陶子が浮気をした原因は何だったのか? ハジメには落ち度はなかったのか? といったあたりの描かれ方次第になりそうですね。
 
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●第4話のあらすじ(番組ホームページより)
 
 ハジメ(ユースケ・サンタマリア)は、アーリントンホテルの一室で、陶子(石田ゆり子)と彼女の浮気相手・春木(藤井フミヤ)と話し合うことにする。ハジメは、Q&Aサイトで受けたアドバイスを思い出し、冷静さを保つよう自分に言い聞かせると、陶子と春木の姿を携帯電話のカメラで撮影した。証拠を押さえて事実関係をはっきりさせなければならないからだった。
 
春木が既婚者であることを知ったハジメは、「あなたにとっては遊びなんですよね?」と彼に尋ねた。しかし春木は、すぐには答えなかった。陶子が指輪をはずしていることに気づいたこともあって激しく動揺するハジメ。すると春木は、陶子を庇い、お互いに家庭を崩壊させるつもりで会っているわけではないのだからそういう意味では遊びになる、とハジメに答えた。が、続けて、陶子に恋をしてしまったのは事実だ、と告白する春木。その言葉を聞いて頭に血が上ったハジメは、話し合いを続けることを拒否し、離婚しようと陶子に言い放つと、部屋のドアを殴りつけて出て行ってしまう。
 
陶子たちの部屋を後にしたハジメは、ホテルまで同行してくれた轟(沢村一樹)と合流する。ハジメは、陶子に離婚を言い渡してきたことを轟に告げると、離婚話を突きつけて外に出たら陶子が追いかけてくると思ったのに何も起きなかった、と力なく話した。轟は、そんなハジメを、とりあえずいきつけのバー「鴎外」に連れて行く。「鴎外」でハジメと轟が話していると、そこに至宝(西村雅彦)がやってくる。至宝は、ハジメが携帯電話のカメラで撮影した陶子と春木の写真を見ながら、法的手段に訴えるならもっと明確な情報が必要だ、と告げる。陶子たちが、いつからどのくらいの頻度で会っていたかといった情報がなければ相手の男に制裁を加えることができない、というのだ。するとそこに、玉子(ともさかりえ)や馬場(和田正人)たち「現代公論」編集部の面々がやってくる。ハジメは、その場から逃げるようにして店を出た。
 
帰宅したハジメは、Q&Aサイトにホテルでの出来事を書き込んだ。するとそこに、突然ハジメの母・房子(大森暁美)がやってくる。世話になっている長女夫婦のケンカに嫌気が差し、出てきてしまったのだという。房子に問われ、息子のチカラ(加藤翼)を迎えに行っていないことに気付いたハジメは、慌てて保育園に向かった。すると、チカラは陶子が迎えに来て連れて行ったらしい。陶子がチカラを連れ去ってしまったのでは、とうろたえるハジメ。そこに房子から電話が入り、チカラが陶子と一緒に家に戻っていることが判明する。
 
家に戻ったハジメは、再び陶子と顔を合わせる。陶子は、ハジメと話し合うために戻ってきたのだという。しかしハジメは、話し合いを拒否し、房子が帰ったらチカラを置いて出て行け、と陶子に告げる。ハジメと陶子の態度がおかしいことにいち早く気づいた房子は、ハジメが浮気したものと思い込んでいた。
 
あくる日、陶子とチカラは、房子と一緒に遊園地に出かける。房子が、ハジメに家族サービスをさせようと目論んだのだ。そんな房子から逃れ、出社したハジメは、Q&Aサイトを開いた。するとそこには、前日のハジメの行動を賞賛する書き込みが数多く寄せられていた。その中に、プリンという女性から、「これで終わりではなくこれからが始まりなのだと思います。彼女の本心もわからないまま、あなたの本心も伝えないまま、このまま終わらせることがあなたの望みですか?」という書き込みがあった。プリンから、「あなたに落ち度はなかったのか?」と問われたハジメは、日ごろの自分の態度を思い出してみたが、陶子を浮気に走らせるような落ち度は思い当たらなかった。
 
するとそこに、雑誌「ボーノ」の編集者・工藤(矢柴俊博)が現れ、玉子が「現代公論」を辞めて大手出版社に移籍することをハジメに告げる。ある大物作家が間に入ったのだという。しかも、編集長の小町(江波杏子)もすでに了解済みらしい。
 
その話に納得出来ないハジメが荒れていると、そこに玉子から電話が入る。玉子は、作家に渡す資料を会社に忘れてしまったのでバイク便で送ってほしいのだという。そのとき、ハジメが玉子のデスクの上をあさったためにマウスが動き、PCが起動した。すると画面に、ハジメが書き込んでいるQ&Aサイトが現れ、プリンというハンドルネームの書きかけの回答があった。プリンの正体が玉子だと知ったハジメは、資料をつかむと会社を飛び出した。
 
ハジメは、玉子がいる庭園料亭に乗り込んだ。そこには、スーツを着た男性と向かい合う、着物姿の玉子がいた。その玉子に、現代公論にはお前が必要なんだ、と必死に訴えるハジメ。するとそこに、小町が現れてハジメの肩をたたいた。実は玉子は、お見合いをしていたのだ。事情を知ったハジメは、早とちりしてしまったことを玉子に詫びると、プリンのことを切り出した。すると玉子は、自分も浮気された経験があるから他人事とは思えなかった、と答えた。そして、質問者が誰だか知らないが、「Go Ahead=前進」というハンドルネームを選んだ人なのだから、きっとこの試練も乗り越えられる、と続けた。
 
編集部に戻ったハジメは、プリンに宛てて「もう一度妻と話し合ってみます」と返信すると帰宅した。が、陶子たちは、仲直りした房子の長女夫婦のところに泊まることになったため、家には誰もいなかった。房子に電話し、陶子が入浴中だと知ったハジメは、話があるからすぐに家に帰るよう陶子に伝えてくれ、と告げた。
 
同じころ、編集部に戻ってきた玉子は、ハジメからの差し入れのプリンに気づく。それを手に、写真が貼られているボードに向かう玉子。そこには、プリンをほおばるハジメと、新人のころの玉子の写真があった。
 
夜遅く、陶子がハジメのもとにやってきた。苛立ちながら、いつからの関係なのか問いただそうとするハジメ。しかし陶子は、「まずは泣いて謝るのが筋だ」「俺にだって男としての面子がある」などと怒鳴るハジメに、話し合うつもりがないなら話せない、と答えると家を出ようとする。ハジメは、そんな陶子を追いかけ、彼女の腕をつかんだ。すると陶子は、半年前の大阪出張のときに一度だけ関係を持ったことを告白した。「ずっと会いたかったの。だから私から誘ったのよ」。陶子は、涙を堪えながらそう言うと、ハジメの手を振り払って家を出ていってしまう。
 
あくる日、ハジメは、会社の前まで行ったものの急に踵を返す。歩きながら轟に電話したハジメは、編集会議の進行役を彼に頼むと、男と男の決着をつけに行く、と告げたが…。
 
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「プリン」は玉子だったのですね。「やはり!」ではありますが、「身近にいる以外な人物」展開は、ドラマのおもしろみとして、どうなのでしょう? 個人的には、主人公の日常の行動半径内で完結する展開は、ちょっと安易な気がします(ネット発なのに、あいかわらずネットを活かした展開にはなりませんし)。エンディングの、プリンふたつと、ハジメとのツーショット写真を見て安堵感を覚える玉子のシーンと、非常にいい感じなのですが、ハジメとの関係性(これまでのつきあい)を思うと、玉子の大好物がプリンで、プリンを食べている玉子とのツーショット写真まで出てくると、ハジメ的には「玉子のパソコン画面が目に入るまで思ってもみなかった」という意外性というよりも、「単にハジメに想像力がないだけじゃない?」な印象を持ってしまいます。連続ドラマとして見るには、ちょっと魅力に欠けるストーリー展開です。
 
 
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ユースケ・サンタマリアとともさかりえ(今週、妻が浮気します)