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小田和正 に参加中!
 
小田和正「クリスマスの約束 2007」今回で7回目となる恒例の企画。当初は、1回限りで始まったのかもしれませんが、今やすっかりレギュラー企画化した感があり、毎年、クリスマスの時期になると、今年はいつ放送されるのだろうと、楽しみにしています(昨年は12月28日と、クリスマス後の放送だったため、番組終了になったのかと思いましたが)。毎年、サブタイトル的なテーマが設けられていましたが(昨年は“メッセージ”、一昨年は“大好きな君に”)、今回はなかったようです。そんな今回の特色=これまでとの違いは、番組史上最多となる5組のゲストアーティストとの共演と、さだまさしとのコラボレーション曲「たとえば」、矢井田瞳とのコラボレーション曲「恋バス」、そして、早稲田グリークラブ創部100周年への書き下ろし合唱曲「この道を行く」の披露。その分、これまでの回ではメインであったカバー曲とオリジナル曲の演奏は少なくなりました(放送された曲で判断すると、ですが)。メイキング映像が増えた関係か、演奏曲が13曲というのは、これまで一番少ないのではないでしょうか(昨年は15曲、一昨年は17曲でした)。
 
そもそもの番組企画趣旨がどのようなものだったのかはわかりませんが、個人的には、小田和正の目に叶ったフォーク、ニューミュージック、J-POPの曲を、ヴォーカリスト小田和正がこの番組ならではのアレンジにより歌い込み、ヴォーカリスト小田和正の歌唱と楽曲の新たな魅力を存分に感じるのが一番の魅力だと思っています。「自己ベスト」の第二弾をリリースしたこともあり、今年は、これまで以上に小田さんの演奏を中心にしたステージになると予想していたのですが、これほどまでのゲスト大会、かつ、曲によってはゲストの歌が中心になるとは思ってもみませんでした。演奏自体には魅せられましたが、企画構成的には軸足が不明確な印象を受けました。まるで「小田和正と○○な仲間たち」のような感じで(それが今回の狙いだったのかもしれませんが)。
 
それはさておき、60歳になる小田和正さん。衰えも感じさせないその歌いっぷりは、ただただ素晴らしいのひと言です。ただ、相変わらずの“台本棒読みトーク”は、小田さん自身のポリシーによるものだそうですが、何度耳にしても、もう少しやりようはないのかと思ってしまいますが(笑)。
 
「話したいことが幾つもある あの頃の自分に会えたら」。今回の圧巻は、さださんと小田さんの共作「たとえば」でした。今の自分が、過去の自分に問い掛け、未来の自分に手紙を書く形を通して、現在過去未来の自分が出会う、自分への応援歌。困難はあっても、とにかく歩き続けようと歌われます(同じような“歩き続けよう”なメッセージの曲を他でも何曲か耳にしましたが、これが今の「時代の気分」なのでしょうか)。作詞をさだまさし、作曲を小田和正と分担していたのに、歌ってみれば、一番はさだまさしの歌詞と曲、二番は小田和正の歌詞と曲に聞こえます。心に染み入る素晴らしい曲。ぜひCD化をお願いしたいところです(CD化されたらアーティスト名は“さだおだ”ですか?)。
 
小田さんからの素敵なクリスマスのプレゼント。来年も続くことを願っています。
 
 
<演奏曲>
  1.たしかなこと(小田和正)  共演:聖光学院弦楽オーケストラ部
  2.こころ(小田和正)
  3.my home town(小田和正)  ※1コーラスのみ
  4.中央線(宮沢和史)  ゲスト:宮沢和史
  5.風になりたい(宮沢和史)  ゲスト:宮沢和史
  6.秋桜(さだまさし)
  7.woh woh(小田和正)  ゲスト:さだまさし
  8.たとえば(さだまさし+小田和正)  ゲスト:さだまさし
  9.Jubilee(くるり)  ゲスト:くるり
 10.恋バス(矢井田瞳+小田和正)  ゲスト:矢井田瞳
 11.SOMEDAY(佐野元春)  ゲスト:佐野元春 コーラス:矢井田瞳
 12.この道を行く(小田和正)  合唱:早稲田大学グリークラブ
 13.ダイジョウブ(小田和正)
 
 THE BAND
 園山光博(sax)、木村万作(ds)、栗尾直樹(key)、稲葉政裕(g)、有賀啓雄(b)、木下智明(cho,perc)
 金原千恵子(vn)、藤家泉子(vn)、鈴木るか(va)、堀沢真己(vc)
 
 
PS.
斉藤由貴さんのナレーションも、いつもながら、いい感じでした。
 
 
>> 「クリスマスの約束 2006」小田和正スペシャルライヴ
>> 「クリスマスの約束 2005」小田和正スペシャルライヴ