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機動戦士ガンダム00(ガンダムエクシア)そろそろ“まとめ”に移りつつあるのか、一気に駆け足モードに。相変わらず、断片的な思わせぶりの描写が続きますが、肝心なところは語られないまま、最後まで進むのでしょうか? あえて説明しないほうが効果的な理由、物語の見応えが増すような、積極的な事情があるようには思えません。秘して引き付け、あれこれ思わせるよりも、堂々と見せて、唸らせるような、直球勝負の物語を期待していたのですが……。「私は我慢弱い」というグラハムとは違って、僕は「我慢強い」視聴者だと思いますが、このペースとこの展開には、そろそろしんどくなってきました。
 
戦争根絶のために生まれてきて、ガンダムマイスターになるために生かされてきたというトリニティ3兄妹。その素性も生い立ちも見えないまま、アリーに消されるはめに(パイロットを襲うとは、さすがはアリー。生身勝負なら、実戦豊富なアリーのほうが優位。そのまま機体も奪えますし)。トリニティはラグナ・ハーベイに操られ、そのハーベイはアレハンドロに操られ? アリーに指示を下したのもアレハンドロ? それとも、リボンズ?(物語の鍵を握っていそうなリボンズですが、露出控え目。今ひとつ、物語の核心に絡んできません)
 
利き目を負傷したロックオン(「攻殻機動隊」のサイトーになりつつある?)。その姿を見て、またまた「ガンダムマイスターの資質」を口にするティエリア。ただし、今回はいつもり不遜さは消え、妙に弱気(刹那を追わないの?)。自らのガンダムマイスターのアイデンティティは、ヴェーダとの直接リンクにあるとのことですが、作品世界におけるガンダムマイスターの資質も、未だきちんと語られないまま。ヴェーダとリンクしているティエリアが資質を説くということは、シュヘンベルグ自身が明確な基準、考えを有していたと思うのですが。
 
月面のヴェーダ本体にいるアレハンドロとリボンズ。ついにシステムを完全掌握。コールドスリープ状態のシュヘンベルグの遺体に銃弾を撃ち込んで、と思ったら、トラップとのことですが、「何が?」という感じもします。張るなら、シュヘンベルグの身体が登場する前に仕掛けるべきでは?(ここには防御システムのようなものはないのでしょうか? たとえば「バイオハザード」でのレーザーのような) コールドスリープの自らが破壊されることをもって、悪意の存在の把握、あるいは、自らが求めていた世界への変革がなされず、人類は愚かなまま争いを続けている証拠として判断するのは、ちょっと飛躍しすぎな気がしますが、それにも増して、シュヘンベルグの映像が語る直截的なメッセージに、戦争根絶の裏側に潜む悪意の存在のようなものを臭わせるエイフマン教授のセリフを思い出し、ちょっと引っ掛かりを覚えました。
 
200年にも及ぶ時と英知をもって、自らがシナリオを用意した存在ながら、シナリオ通りに展開しなかった場合は、GNドライブを有する者たちに、最後の希望を託したいと(前回の予告編にあった「パンドラの底に眠るもの」とは、シュヘンベルグのことで、パンドラの箱に残された希望が「トランザムシステム」ということでしょうか)。戦争根絶のために、ソレスタルビーイングとしてではなく、自らの意志で、信じる道を進め! 的な「ソレスタルビーイング主宰者最後のメッセージ」とともに、GNドライブの本当の力が解放されるというのは、カタルシスに満ちた魅せるシーンではありますが、その一方で、シュヘンベルグ自身のことが語られて来なかったため、これまでの断片的なイメージと、その断片をつなぎ合わせた全体の整合性に、しっくりこないようにも思えるのですが。
 
なので、「ソレスタルビーイングには沈黙は許されない」というロックオンの言葉も、「ガンダムは何のためにあるのか?」の答えを探しに、この逆境下で地上へ降りようとする刹那の思いも、本来なら面へと、クライマックスな広がりを見せてもいいこの展開にあっても、点が線になったに止まっているように感じます。もったいないというか……。アレハンドロも言うように、本来は「ただの兵器(ツール)」でしかないガンダムに対して、刹那は、何を見ているのでしょう? こっち方面の掘り下げも、今ひとつに思えます(“ガンダム馬鹿”ながむしゃらさは、十分わかりましたが)。
 
トランザムシステムの登場により、結局、「ガンダムとは圧倒的な力なり」に、また戻ってしまった感があります。ガンダムマイスターの資質を有するものだけが使える力ではなく、乗れば誰もが安全に使いこなせる力。「それがガンダム」な展開で。ツヴァイに乗ったアリーが、すぐに使いこなせてしまうのですから。ジンクスのパイロットたちもしかり。
 
アレハンドロ言うところの「最後の余興」。ガンダム掃討作戦「フォーリン・エンジェルス(堕ちた天使)」の開始。疑似であるがゆえのGNドライブの活動限界(疑似GNドライブは、粒子の出力が低下して、最後は空っぽになって終わり? セルゲイは、早くもそのあたりに気付いていたようですが)。ドライブの出力が30%までに低下したとのことですが、まったく精彩を欠くスローネガンダムでした。ミハエルではありませんが、ホント、「ガンダムなのに」。登場した頃の、ふてぶてしいまでの強さは、何だったのでしょう?
 
次回は「世界を止めて」。4月から新番組ということで、3月末でいったん休止? 間を空けずに放映されるものと思っていたのですが。
 
 
PS.
◆人革連が疑似GNドライブの改造にでも成功し、新たな“何か”を始めるのかと思ったら、普通の起動シーンで。ならば、最初の人革連ジンクスが登場するところでやれば、もっと効果的だったのに。もったいない。
◆突貫作業中のフラッグ。GNドライブの足りない1機は、ここでしたか。
◆ヨハンのSOSに、結構冷たい王留美。「遅かったようですわ」なんて言う前に、先手を打って、救いの手を差し伸べるのかと思っていました。
◆怨み節の“ブラック沙慈”。壊れそうで怖いくらい。刹那がソレスタルビーイングであることを知るのは、そして、知った後に再会するエピソードは、どんなふうに描かれるのでしょうか?
◆ルイスへの天罰のように、愛する者を失ったネーナ。物語にどう絡む? 今回の一件で、刹那に対して真面目に惹かれることに?
◆前枠番組に出ていた堀北真希を見て、「00」を実写版でやるなら、ソーマにぴったり、なんて思ったり(笑)。
 
 
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