ブログネタ
ガンダム00(ダブルオー) に参加中!
 
機動戦士ガンダム00(刹那・F・セイエイ)2007年10月6日にスタートした第一期の最終回。余韻に浸る隙を与えない駆け足な展開(40〜60分のスペシャルという形が好ましかったように感じます)。何とか時間内に締めくくられた、とりあえずのエピローグ。というよりも、新たなるプロローグなのか? やっぱりというか、やはり第二期からが本題? 第一期は、そのための大いなる予告編に過ぎなかったのか? 実のところは、第二期を見終えてみないことには何とも言えませんが、そんな雰囲気を感じさせるエンディングでした(第一期とか第二期とかいったあたりについては、番組ホームページなどできちんと告知されていない気がしますが、第二期はいつから? 間を空けてスタートさせる理由は何でしょう? そのまま続けるほうがいいと思うのですが)。
 
オープニングは、前話の続き。アレハンドロの操るアルヴァトーレとソレスタルビーイング最後の希望の、刹那操るエクシア(と“遅れてきた魅せるキャラ”ラッセが搭乗するGNアームズ)の最終戦(に見えて、実はそうではありませんでしたが)。アレハンドロの望みは、破壊と再生。ソレスタルビーイングの武力介入が世界を滅ぼし、その世界を自分の思い通りに再構築すると。アレハンドロ曰く、「支配」ではなく「正しい導き」とのことですが、アレハンドロが思惑通りにソレスタルビーイングを解体し、太陽炉を手に入れたとしても、何らかの組織を従えているようには見えなかったアレハンドロひとりで、そう都合よくことを運べるものなのかは疑問ですが。スローネ3兄妹も、アレハンドロの“私設”第2ソレスタルビーイングではありませんでしたし(物語内では描かれませんでしたが、実は、コーナー家は、世界に対してそれなりの影響力を持っているのかもしれませんが)。
 
「何ぃ?」 エクシアが実体剣でひと突き。無敵に思えたアルヴァトーレのシールドの向こうは、意外に脆いものでした。アレハンドロの叫び同様、見ているこちらも思わず「何ぃ?」なシーン。リアル系のソードからビームサーベルまで。やたらとソードだらけのエクシアの武器が、やっと「そーだったんだ」と思える展開でありました(対ガンダム戦を意識した装備だそうで)。で、「やったぜ刹那」「もしかしてラッセは……」と思ったら、アルヴァトーレの中からモビルスーツが現われて(背中のGNドライブは、輝きが違っていたようにも見えましたが、これも疑似ですか? だとすると、5つあるというオリジナルのもうひとつはどこに?)。が、もはやアレハンドロは刹那の敵ではなくて。ついにアレハンドロの退場。多くの方々の予想通り、黒幕はリボンズでした(統一された世界の行く末で、何を狙っているのか?)。
 
すると、ここで突然の、あのグラハムが登場。まるで、ウルトラマンのカラータイマーが点滅を始めて、あるいは、最後の力を振り絞ってスペシウム光線を放った直後に、新たに登場した怪獣のように、物語としては反則的なタイミングでの登場ですが、目的のためには手段を選ばないと宣言をしたグラハムにとっては、もはやノープロブレム。目指すはガンダムあるのみ。独自の世界に自ら浸る、勘違スレスレの魅惑の熱きキャラは、最後まで健在。そして、最後まで魅せました。
 
「会いたかったぞ、ガンダム」「私と君は、赤い糸で結ばれていた」「この気持ちは、まさしく愛だ」「愛を超越すれば、それは憎しみになる」と、思いの丈を刹那にぶつけます。もっとも、部下たちの仇というよりも、「世界などどうでもいい(そこにガンダムが存在するから戦う)」とのグラハムに物言いを付ける刹那を、「軍人に戦いの意味を問うのはナンセンス」とまで言い出したのには苦笑しましたが。しかし、超兵ピーリスを超えるかのような、鬼神というよりはモビルスーツに対するマン・マシン・インターフェイスの極みのようなグラハム(しかし、その代償としての身体へのダメージは凄そう)。あっさりエクシアの首を落とします(首のないガンダムは、ファーストを思い起こしてしまいます)。刹那も負けじと切り返して、最後は刺し違えるたのように……。オリジナルと疑似、ふたつのGNドライブが散った光が、何とも切ない最期でした(ロングショット魅せる演出はいいですね)。
 
世界はなぜ、歪んでいるのか。その歪みは、どこから来ているのか。人にはなぜ、無意識の悪意があるのか。人はなぜ、それに気付こうとしないのか。戦うことしか知らない、できない自分は、ソレスタルビーイングに属することよって、戦う意味を知り、自分の思いを世界にぶつけ、武力による武力の根絶の果てに、ガンダムと一体になって散った刹那は、自らの思いをマリナに託して退場。マリナとの関係性の描かれ方が今ひとつ希薄だったがために、あなたに会えば、その答えが見つけられたかもと言われても、「ああやっぱり」との思いの一方で、どこか違和感も拭えない、刹那からのメッセージによる第一期の総括(最後の最後まで、刹那を主人公にした理由がわかりませんでしたが)。このメッセージを生かすも殺すも、第二期の序盤次第という気がします。期待していますよ、スタッフのみなさん。
 
さて、まだ終わっていなかったアレルヤ。アレルヤとハレルヤ、ふたつの人格がひとつに。反射と思考の融合。それが徴兵のあるべき姿=本当の力であると(反射のハレルヤと思考のアレルヤということでしょうか)。「マリー、なぜ君が?」 ソーマ・ピーリスの姿を見てマリーだと(マリーとは、本当の名、あるいは、実験体としてのコードネームのようなもの?)。アレルヤは、ソーマのことを知っていた、しかも、恋にも似た思いを抱いていたようですが、ソーマを知らないようです。本当に知らないのか、記憶が消されたのかは定かではありませんが。
 
ところで、超兵の施設を壊滅させたハレルヤですが、超兵という存在の哀しみについては、多くは描かれていません。ソーマは悲劇のヒロインではありませんし、セルゲイも、ソーマを父親のような目で見てはいても、ソーマを生み出した軍の暗部を憎んでいるようではありません。己の職務に忠実な軍人気質ゆえのこともあるとは思いますが。エンディングに顔を見せた、リボンズ以下の“新人類”のような顔触れ。第二期の敵キャラのように見える彼らに対抗しうる存在として、普通の人を超えた存在として、ソーマにあらためてスポットが当てられる日は来るのでしょうか。
 
そして、もうひとりのガンダムマイスター、ティエリア。もはやこれまで、せめて太陽炉をと離して(それにしてもGNドライブは、高出力で耐攻撃性にも強くて、「スチームボーイ」における“スチームボール”のようです)。まるでティエリアの遺言のよう……と思ったら、彼は生き残っていて(確実に何かが吹っ切れたような表情です……と思ったら、ティエリアではなく「リジェネ」さんだそうで)。しかも、後ろにいたのはルイス? いつぞやの“ネガティブ沙慈”は失せ、思いをあらためて、自分の夢に向かってまっしぐら。まずは宇宙で働く夢を実現し、次はもうひとつの夢(ルイスとの結婚?)をと、ルイスにコンタクトを取るものの、返信はなし。どうしたものかと思ったら、どうしてここに?
 
さらには王留美の姿も。刹那たちが散った今の世界を、どう見ているのか。宇宙に上がって、0(オー)と00(ダブルオー)、ふたつのガンダムを見て、何を思うのか。イアンが口にした、マッチしなかったとの意味は? 新たなるガンダムマイスターは? 太陽炉とのマッチングも絡んでくる? 第二期も思わせぶりな展開てんこ盛りですか……。
 
ソレスタルビーイングの思惑通り、世界はひとつになる道を歩み出しました(すべての国の軍がなくなり、平和維持軍が世界でただひとつの軍隊になったときが、世界の真の統一という、地球連邦事務総長の理屈には頷けませんが)。と、そこには、マネキンにセルゲイにソーマの姿が。そして、コーラサワーの姿も……。生きていたんですね。しかも、どこかの酒場ではアリーの姿も(外人部隊は解体して失業?)。そして、仮面の男も登場(グラハム? まさかロックオンということはないですよね)。まるで“ガンダムの呪縛”のようです。
 
 
>> 「機動戦士ガンダム00」公式ホームページ