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「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン」第4話再会を果たしたソレスタルビーイングの面々。それぞれの戦う理由が語られて。沙慈にイアンが語りかけます。ここにいる連中は、さまざまな形での戦争の被害者。その思いゆえに、戦争根絶のために戦っていると。もちろん、自分たちがやっていることは犯罪行為であることは重々承知していると。平和な日が来たら、その罪を償うつもりでいると。
 
争いからは何も生み出さない。いや、破壊のなかから生み出せるものもある。マリナと刹那。思いは同じでも、歩む道は違っていて。ミレイナに突っ込まれて(ふたりは恋人同士かと訊ねる感覚、僕は好きです)、息もピッタリに、声を揃えて違うと否定しますが、相思相愛のような描かれ方がしっくりきません。ストーリーがそう語っているというよりも、設定がそうなっているから、という雰囲気が強く感じられて。
 
私にできること……と、マリナが悩んだ次の展開が、刹那への「私と一緒に来ない? アザディスタンに」というのには、ガクッときました。そのセリフを口にするまでの内面描写があってもいいと思えたので。そもそも、マリナは、軌道エレベーター建設にも国連にも加盟しないアザディスタンを、どのような道を歩ませたいと考えているのでしょう? ソレスタルビーイングの世界相手の喧嘩から4年。そろそろ、そのあたりのビジョンがあってもいいと思うのですが。それあっての、刹那への誘いという流れでこそ、刹那も迷いが生じて、となるのではないかと。
 
なので、出撃の際に、マリナのことがよぎる刹那の描写も、違和感があります。この場面は、ソレスタルビーイングとしての武力介入の戦闘ではなく、連邦の奇襲による、ソレスタルビーイング再始動後の最大の危機を切り抜けるための=自分たちが生きるための戦いだったのですから。
 
4年前の戦いで連邦に捕まったアレルヤは、罪を償う時期が来たと思っていたものの、ソーマ・ピーリス=マリー・パーファシーに出会い、マリーを取り戻したいと、再び戦うことに(アレルヤの名前は、ピーリスがつけたのですね)。でも、もはや超兵ではないアレルヤですが、その能力は、いかほどのものなのか。ファーストシーズンのティエリアだったら、ガンダムマイスター失格を言い渡しそうです(笑)。
 
アレルヤとグラスを傾けていたスメラギは、忌まわしい過去の払拭のためにソレスタルビーイングに参加したものの、結局、先の戦いではそれが果たせずに終わったが、先の戦いで逝ってしまった仲間たちの思いのためにも復帰が決意。ビリーとの“愛と酒の日々”の賜物なのか(笑)、すっかり制服がキツキツで(公式ホームページのキャラ紹介にある“成熟”とは、このこと?)。
 
そんな姿をみんな前にさらすというのは、今の自分の思いをストレートに表わしたものなのでしょうけれど(前話からの制服へのこだわりは、このためだったのですね)、4年前に比べたら、キャラ的にひと皮むけたという感じです(妙に老けたサジと老成した王を除くと、スメラギ以下、キャラの絵が魅力的になったセカンドシーズンです)。イアンは、ピチピチもOKと言いますが、イアンもこの4年間で大きく変わった? それはさておき、逆境を逆手にとっての反撃、お見事でした。あらためて、マネキンとの“ブリッジ対決”を見たいものです。
 
機械じかけのようだったティエリアも、すっかり変わりました。かつては、目的遂行のためのパーツのひとつに過ぎないような捉え方だったソレスタルビーイングの面々が、今や思いを同じくする仲間となり、一緒に談笑するようになるとは。変われば変わるものです。
 
フェルトに強引にキスするロックオン弟。強烈な荒治療。でも、彼なりの優しさゆえ。あの軽さ、僕は好きです。フェルトは、弟にも惹かれることになるのでしょうか。フェルトがロックオン兄に惹かれていたことをあっさりしゃべるハロは、ミレイナみたいです。
 
国を去ってカタロンに身を投じ、連邦に異を唱えるシーリンは、刹那のスタンスに近くはないのでしょうか。このふたりが語り合うエピソードを見てみたいと思いました。
 
と、今回も盛り沢山の展開でしたが、タイトルの「戦う理由」は、ソレスタルビーイング側だけではありませんでした。
 
“乙女座の男”ブシドーは、所属や階級、今の任務等は不明ながら、「ミスター(Mr.)・ブシドー」の名で誰もが一目を置いている存在のよう(グラハムの名は、軍の記録上、どうなっているのでしょう?)。刹那との僥倖を喜び、生き恥をさらした甲斐が……などと語る様は、まさに“武士道”なイメージですが、何で彼がブシドーなのか?(そのあたりも、追々語られるのでしょうけれど、ミスター・ブシドーというよりも、ミスター・カブキのほうが近い気も……) そんな彼の戦う理由は、刹那へのリベンジ。ファーストシーズンでの登場初期は、視野の広いクレバーな軍人という印象だったのですが、今や恨みの人になってしまったのでしょうか。
 
かつての相棒、ビリー・カタギリは、参加を迷っていたアロウズに加わることを決意。カタギリ指令は叔父で、エイフマン教授の後任として新型モビルスーツの開発担当として参加を要請していたようで。しかし、それも、打倒スメラギ、僕の純情を踏みにじった君を、決して許さない……な感じの、今や私怨の人となってしまって。ブシドーとともに“報復コンビ”を結成か?(笑)。カタギリのようなタイプは、恨みを買うと怖そうです。そういえば、ブシドーのモビルスーツは、誰の開発によるものなのでしょうか。復讐の鬼となったカタギリが、同じく刹那への恨みに燃えるブシドーのために開発した機体として登場したほうが、インパクトがあったと思うのですが。
 
ひとり冷静なマネキン。自らの負けを冷静に分析し、ブリッジでリントの指揮と戦局を冷静に分析(リントと聞くと、「仮面ライダークウガ」を思い出します)。こういうキャラ、好きです。そういえば、コーラサワーは、どうしたのでしょう?
 
GNドライヴを搭載したモビルアーマー「トリルバイト」。ある女性からの多額の寄付により開発されたとのことですが、もしかして王留美? それともルイスでしょうか?(アロウズ入りも、親親族が残した莫大な資産の力によって?) そういえば、ソレスタルビーイングの維持費や開発の費用は、どこから出ているのでしょう? シュヘンベルグの資産ですか? 特許収入とかだったら、当然、凍結されるでしょうし、この4年間、ガンダムの分析が進められるとともに、ソレスタルビーイングの組織構成やその資金源などの調査も進められていたと思うのですが。刹那のことは、中東出身のメンバー程度の認識でしたから、ほとんどつかんでいないのかもしれませんが。
 
戦う理由は、物語の骨格であり、物語が紡がれるうえでの原動力。リントも言うように、今のソレスタルビーイングは私情=刹那の思惑のみで動いていますが、今後の武力介入については、今のところはノープランで、王留美からの情報待ち? それとも、マリナとシーリンの再会に引きずられて、カタロンとともに歩むのでしょうか。スピーディーな魅せるエピソードが続いているとはいえ、まだまだ登場人物たちの顔見せエピソードばかり。メインストーリーへの期待がさらに高まります。
 
次回は「故国燃ゆ」。《アロウズの無慈悲なまでの攻撃に、翻弄されるマイスター。そして刹那は、紅蓮の炎のなかで劇的を味わう》《その再会は劇薬か?》 リボンズが動き出すようです。
 
 
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■第4話のあらすじ(番組ホームページより)
 
アロウズは次なる作戦を展開するため、リント少佐を招聘する。カティは、前回のプトレマイオスの作戦を分析し、何かを感じ取っていた。
 
カタロン幹部のクラウスたちはソレスタルビーイングとの接触を図ろうとするが、マリナの行方を心配したシーリンも、それへの同行を申し出る。
 
アラビア海へと進路を向けたプトレマイオスに、水中用モビルアーマーの利用を作戦に組み入れた、リントの追撃の手が迫る。
 
 
>> 「機動戦士ガンダム00」公式ホームページ