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ニューイヤー・コンサート 2009ウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」をBGV代わりに、のんびりまったり……。元旦の夜は、そんな過ごし方が多くなりました。
 
今回指揮するのは、「ニューイヤー・コンサート」初登場のダニエル・バレンボイム(個人的には、ルービンシュタインとのベートーヴェンの協奏曲全集が、氏の演奏で一番のお気に入りです)。初共演から20年目にしての登場だそうです。テレビクルーのインタビューに応じた楽団員曰く、「音楽的なフィーリングは最高!」なのだそうですが、その知名度と実績に比べて起用までに時間を要したのは、氏の政治的な言動を嫌ってのことでしょうか。舞台からの挨拶では、やはりというか、「世界平和と中東での正義の実現を望む」と呼び掛けました。
 
変わらないよさ(いい意味でのマンネリ)を残しつつも、新しさ(新機軸)を付加して……というところでしょうか。バレンボイムの意向もあり、2009年はハイドン没後200周年ということから、アンコールの前に交響曲第45番「告別」の第4楽章が、楽団員が退出していく演出付きで演奏されました。バレンボイムの性格ゆえか、ずいぶんと堅い雰囲気に映りましたが(マゼールだったら、もっとスマートにやっていたのではないかと)。
 
スタジオパートは、古美術鑑定家・中島誠之助さんとウィーン在住のバリトン歌手・甲斐栄次郎さんのおふたりをゲストに、アナウンサーの森田美由紀さん(素敵な声です)が司会を務めました。クラシックファンという中島さんですが、意外にもバレンボイムは初めて耳にする名前だそうで、それを耳にした瞬間、ゲストの人選としてはどうなのだろうかと思ってしまいました。番組の性格上、ご存じないなら、事前に既出のCDを聴くなりして、その印象に基づくコメントを述べたりがあってもいいのではないかと。知らない方を招いたほうが新鮮でいいのか、知っている方に思い入れや蘊蓄を語ってもらったほうが話が盛り上がるのか……。どのようなゲストが好ましいのでしょうね、この番組の場合。
 
ライヴ・レコーディングされたCDは、1月20日にデッカよりリリースされる予定です。
 
 
<演奏曲>
  1.J.シュトラウス2世/喜歌劇「ベネチアの一夜」序曲(ベルリン版)
  2.J.シュトラウス2世/ワルツ「東洋のおとぎ話」
  3.J.シュトラウス2世/アンネン・ポルカ
  4.J.シュトラウス2世/ポルカ「速達」
  5.J.シュトラウス2世/ワルツ「南国のばら」
  6.J.シュトラウス2世/ポルカ「百発百中」
  7.J.シュトラウス2世/喜歌劇「ジプシー男爵」序曲
  8.J.シュトラウス2世/喜歌劇「ジプシー男爵」入場行進曲
  9.J.シュトラウス2世/宝のワルツ
 10.J.ヘルメスベルガー2世/スペイン風ワルツ
 11.J.シュトラウス1世/ザンパのギャロップ
 12.J.シュトラウス2世/アレクサンドリーネのポルカ
 13.J.シュトラウス2世/ポルカ「雷鳴と電光」
 14.ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「天体の音楽」
 15.J.シュトラウス2世/ポルカ「ハンガリー万歳」
 16.ハイドン/交響曲第45番「告別」〜第4楽章
 17.J.シュトラウス2世/ポルカ「そんなにこわがることはない」
 18.J.シュトラウス2世/ワルツ「美しく青きドナウ」
 19.J.シュトラウス1世/ラデツキー行進曲
 
指揮:ダニエル・バレンボイム/管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
2009年1月1日、ウィーン楽友協会ホールより生中継
 
 
PS.
ウィーン・フィルの公式サイトでは、早くも2010年の指揮者が発表されています。来年は、2008年に初登場したジョルジュ・プレートルが再登場します。
>> ウィーン・フィル 公式サイト「VIENER PHILHARMONIKER