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日本テレビ「アイシテル −海容−」物語の焦点は、どうして智也が人を殺してしまったのか? にあるとはいえ、これまで、ずっとさつきを主軸に描かれて来ているのには、少々引っ掛かりを感じていました。行き掛かり上、さつきには富田がケアする形になりましたが、野口家へのケアはどうなったのかと。第1話に、そのあたりをうかがわせる描写がありましたが(まずは資料をお読みください…でしたっけ)、その後が、どうなったのかと。もう少し両家の描写のウエイトを揃えて展開させてもよいのではないかと(秀昭は、市役所勤めとのことですが、職場では、どのように対応されているのでしょう?)。そう感じていたところでの、野口家にフォーカスが当てられた今回でした。
 
さつきも和彦も、しっかりとした日常生活を送っていますが、個人的には、今回のような事件では、被害者よりも加害者の家族のほうが、より、精神的に厳しいのではないかと思います。世間の非難はもちろんのこと、何度自問自答しても結論が見えない「何故?」が繰り返し心のなかを過るのではないかと。そんな印象をもっているので、さつきの、ほんの少し、救われたとの、少々晴れやかな表情を見てしまった美帆子は、さぞかしショックだったのではないかと。壊れそうな自分の母親とは大違いなのですから。
 
その美帆子ですが、弟なんか消えてしまえばいいと思ったその次の日に弟が亡くなったことで、罪の意識を感じるとともに、弟が亡くなったことで、自分よりも弟のほうがずっと両親に愛されていたとの思いが定着してしまうことになり、今後、急に自分に目を向けられることが多くなったとしても、それは弟がいなくなったから、弟に注ぐはずの愛情を自分に向けたのではないか、自分は弟の代理ではないかなど、マイナスな思いと想像に心が蝕まれるのではないかと。自分は決して強くはないのに、親にも教師にも強いと言われて。いつもと変わらないように見えても、美帆子はまだ中学生なのですから。弟のことばかり話す両親に、いつまでこんな感じが続くのかと問うシーンは、痛々しかったです。
 
半年前から変化があった智也。それまでは口にしなかった、むかついた、と言うようになって。親は、反抗期かと思っていたが、その変化には、「ママはあなたが大好き」という広告が絡んでいて。初回で、その看板が意味深に挟まれていたのは、この展開があってのことだったのですね。小学生を殺人にまで駆り立てた何かがあったのでしょうか? 何があっても、理由にはなりませんが、それでも、大人には理由がほしいもの。次回は、どのような展開になるのでしょう。
 
 
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■第4話のあらすじ(番組ホームページより)
 
野口さつき(稲森いずみ)は、担当の調査官・富田葉子(田中美佐子)の励ましで、母親として智也(嘉数一星)と向き合う決心をする。さつきは、富田から事件当日、智也が困っていた小沢清貴(佐藤詩音)を自宅のトイレに案内したと聞かされる。やさしい気持ちでその子に声を掛けていた…。許されることではないと知りつつ、わずかに救われた気分になるさつき。だが、そんなさつきの様子を、清貴の姉・美帆子(川島海荷)が、偶然目撃してしまう。
 
その後、智也は、富田に事件の日の出来事を徐々に話し始める。清貴に「お兄ちゃんの家、ヘン」といわれてムカついたと言う智也。しかし、富田は、智也が何か重要なことを隠していることに気付く。
 
一方、小沢聖子(板谷由夏)と夫・秀昭(佐野史郎)は、美帆子に「パパもママも自分よりキヨタンを可愛がっていた」と言われ、ショックを受ける。娘の苦しみに気付かなかったことを反省し、美帆子に謝るふたり。そして美帆子もまた、自分が愛されていたことを知り、家族の絆は強まる。
 
そんななか、小沢家に、さつきからお詫びの手紙が届く。「なぜ自分の子どもが人の命を奪ったかわからない」という内容に激昂する秀昭。だが、聖子は、悲しみにくれながらも、同じ母親として、さつきの気持ちがわかる気がしていた。
 
ある日の面談中、富田からあるものを見せられた智也は、驚いて立ち上がり、制止しようとした宮本(山崎画大)を突き飛ばしてしまう。いったい智也に何があったのか…。
 
 
>> 「アイシテル 〜海容」番組ホームページ