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2009年夏ドラマ に参加中!
 
TBS「こちら葛飾区亀有公園前派出所」集英社「週刊少年ジャンプ」にて1976年に連載がスタートして以来、一度も休載せずに33年にわたる連載により少年誌の最長連載記録を打ち立て、現在164巻を数えるコミックの売り上げは累計1億3千万部を超える国民的コミック「こちら葛飾区亀有公園前派出所」こと「こち亀」が、ついに連続ドラマ化されました。かなりの自信作のようで、番組ホームページでは、《日本の歴史に残る国民的コミックが、今“国民的ドラマ”となってお茶の間に登場! ドラマの歴史に新たな1ページを刻みます!!》と自画自賛。
 
主人公の両津勘吉役は、「こち亀」ファンの多くが予想していた、アニメ版・舞台版の両方で両津を演じていたラサール石井さんではなく、香取慎吾さん。以下、中川圭一役に速水もこみちさん、秋本カトリーヌ麗子役に香里奈さん、大原部長役に伊武雅刀さんというものでした。無骨な中年男・両津が、ずいぶん若く、線の細い雰囲気となりましたが、原作者の秋本治さんは、香取慎吾さんの“両津っぷり”を絶賛されたとのことです。
 
“香取・両津”は、思っていたよりも違和感がありませんでした。眉毛やもみあげの感じは、結構雰囲気が出ていたと思います。ただ、年齢的に香取さんは、両津としては、どうなのでしょう? 両津は、中川・麗子よりも、大原に近い設定であるべきではないかと。中川が尊敬と親しみを込めて両津を「センパイ」と呼ぶにあたっては、自分よりも、上司の大原に近い年齢の「センパイ」であるのが、作品世界の大前提ではないかと。
 
“もこみち・中川”と“香里奈・麗子”は、存在感が醸し出す上品さが弱いため、何だか妙なコスプレコンビのよう(中川には、あのようなガンマニアなところがありましたっけ?)。アニメ版の麗子(声:森尾由美さん)の印象が強いせいかもしれませんが、見た目のイメージ以前に、声が低い麗子というのは、違和感が強いです。イメージ的には、香里奈さんよりも、伊東美咲さんのほうが近い気がしますが、設定的には20代でないと、というところでしょうし…。
 
ラサール石井さんが両津の父親・銀次役で出演されていましたが、個人的には、神田明神役の國村隼さん(今回、一番の存在感でした。息子・寅次郎役の劇団ひとりさんもよかった)のほうが、銀次にふさわしいと思いました。國村さんに限らず、豪華ゲスト陣は、前番組の「MR. BRAIN」同様、使い方がもったいないように映ります。
 
ストーリーは、原作のハチャメチャぶりは、それなりに出ていたと思いますが、街の全景を模型で見せて、わざとチープさを出すという演出は、どうなのでしょう? アイディアとしては悪くないと思いますが、だったら、猫との合成など、それぞれのスケール感をもう少し合わせてくれればという気もします。次回以降、今の時代を感じさせる空気感と、どこか懐かしい昭和テイスト、ドタバタと下町の人情味が、どこまで盛り込まれるのか、気になるところです。サブタイトルにもあるように、今の日本を明るくしてくれる可能性のあるドラマだと思いますので。
 
 
PS.
◆主題歌が、あまりに寒すぎます(苦笑)。
◆よろしければ、「こち亀」関連記事、「情熱大陸」2月22日放送「秋本治(漫画家)〜漫画一筋33年 秋本治“こち亀”舞台裏の巻」もご覧ください。
◆ビデオリサーチの調査による関東地区の視聴率は「12.2%」でした。
 
 
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■第1話のあらすじ(番組ホームページより)
 
東京は下町、葛飾区亀有公園前派出所。ここに勤務する 両津勘吉・巡査長(香取慎吾)、通称・両さんは、破天荒で豪快で型破り、さらに傲慢で強引な性格から“始末書の両さん” と呼ばれており、やることなすこと、そのすべてハチャメチャ。両さんが行く所にトラブルが絶えることはなかった。
 
同じ派出所の後輩・秋本カトリーヌ麗子(香里奈)や中川圭一(速水もこみち)をヒヤヒヤさせたり、上司である 大原部長(伊武雅刀)にカミナリを落とされる毎日を送りながら、日々怖いもの知らずのパワーを爆発させ続けている。
 
喧嘩の仲裁、お年寄りの世話、近所の悩み相談など、“交番のおまわりさん”としての能力は決して低くはないものの、短気で飽きっぽく、働くことが大嫌い。警官だがギャンブル好きで金遣いは荒く、無茶苦茶なうえ、借金だらけ。儲け話には目がなく、遊びと金儲けのために対して、異常なまでの欲望と知識を持つ両さんのもとへ、ある日、おいしい話が舞い込んでくる。
 
 
>> 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」番組ホームページ