伊達でございます!

テレビ番組や映画・音楽など、気になるコンテンツについての雑感・呟き・覚書 ★更新休止中★

[クラシック]

NHK「ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2014」

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ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 20142014年の指揮者は、2009年に続いて2度目の登場となる、ダニエル・バレンボイムさん。シンフォニックな響きが心地よい、シカゴ交響楽団との「ヨハン・シュトラウス2世/ワルツとポルカ集」(「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」で試聴できます)は、結構好きな演奏ですが、今回は、どんな演奏を聴かせてくれるのでしょうか。
 
今宵は7時20分から正月時代劇「桜ほうさら」を見るので、ほとんどは後日、録画で見ようと思っています。
 
 
■プログラム
 
<第1部>
エドゥアルト・シュトラウス/喜歌劇「美しきエレーヌ」によるカドリーユ
ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「平和の棕櫚」
ヨハン・シュトラウス1世/カロリーネ・ギャロップ
ヨハン・シュトラウス2世/エジプト行進曲
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「もろびと手をとり」
ヨハン・シュトラウス2世/ポルカ・シュネル「恋と踊りに夢中」
 
<第2部>
ヨハン・シュトラウス2世/喜歌劇「くるまば草」序曲
ヨハン・シュトラウス2世/ギャロップ「ことこと回れ」
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「ウィーンの森の物語」
ヘルメスベルガー2世/ポルカ・フランセーズ「大好きな人」
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ・シュネル「花束」
リヒャルト・シュトラウス/歌劇「カプリッチョ」から間奏曲「月光の音楽」
ヨーゼフ・ランナー/ワルツ「ロマンティックな人々」
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ・マズルカ「からかい」
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ・シュネル「害のないいたずら」
ドリーブ/バレエ「シルヴィア」から「ピツィカート・ポルカ」
ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「ディナミーデン」
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ・シュネル「憂いもなく」
 
<アンコール>
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ・シュネル「カリエール(馬の疾走)」
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「美しく青きドナウ」
ヨハン・シュトラウス1世/ラデツキー行進曲
 
 指揮: ダニエル・バレンボイム
 管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 2014年1月1日、ウィーン楽友協会ホールより生中継
 
 
PS.
2015年の指揮者は、ズービン・メータさんとの発表がありました。2007年に続いて、5回目の登場となります。個人的には、初登場となる指揮者が聴きたいなぁ。
 
 
※当ブログの「ニューイヤー・コンサート」過去記事です。よろしければ、こちらもどうぞ。
 >> ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2013
 >> ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2012
 >> ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2011
 >> ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2010
 >> ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2009
 >> ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2008
 

テレビ東京「東急ジルベスターコンサート 2013-2014」

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ショスタコーヴィチ:交響曲第5番(飯守泰次郎&関西フィル)大晦日恒例の“カウントダウンコンサート”、19回目となる「2013-2014」の指揮者は、ジルベスターコンサート初登場となる飯守泰次郎さんです。
 
今回は、カウントダウン曲を番組ホームページでの投票にて決めるという試みが行なわれました(投票期間:2013年11月25日〜12月15日/投票するためには「Twitter」「Facebook」「Google+」いずれかのアカウントが必要でした)。
 
といっても「どの曲でもOK!」ではなくて(カウントダウン曲を募るものではなく)、以下の3曲から選ぶというものでしたが…。どの曲が選ばれたかは、番組内で発表とのことです。
 
1.ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」
2.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」より
3.ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
 
投票の結果は、1位「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲、2位「火の鳥」、3位「凱旋行進曲」でした。僕は、この3曲のなかでは、新しい年の幕開けに相応しい雰囲気が一番感じられるのは「マイスタージンガー」だと思ったのですが、やはり指揮者が飯守さんということで、ワーグナーが票を集めたというか、そうなる選曲だったというか…。
 
前回のカウントダウン(藤岡幸夫さん指揮のエルガー:行進曲「威風堂々」第1番)は、見事なくらいに決めたのが印象的でしたが、今回もぴったりと言っていいのでしょうか。音楽的な流れとしては、ほんの少し早めに終わらせ、余韻を残したほうが効果的だったようにも感じましたが…。
 
というのはさておき、2014年が、いい年でありますように…。
 
 
<演奏曲>  ※オンエア曲
  1.ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」
  2.ヴェルディ:歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」
  3.モンティ:チャールダーシュ
  4.ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
  5.J.シュトラウス2世:シャンパン・ポルカ
  6.モーツァルト:歌劇「魔笛」より「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
  7.プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
  8.ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 から
  9.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」から
 10.J.シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
 
指揮:飯守泰次郎/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:小山実稚恵/ヴァイオリン:川畠成道
ソプラノ:森谷真理/テノール:西村悟
司会:宮本亜門、森本智子(テレビ東京アナウンサー)
 
 
<過去のカウントダウン曲と指揮者>
第1回「1995-1996」:ラヴェル/ボレロ(大野和士)
第2回「1996-1997」:ワーグナー/歌劇「タンホイザー」〜大行進曲(大野和士)
第3回「1997-1998」:レスピーギ/交響詩「ローマの松」(大野和士)
第4回「1998-1999」:ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー(藤岡幸夫)
第5回「1999-2000」:ラヴェル/ボレロ(沼尻竜典)
第6回「2000-2001」:マーラー/交響曲第2番「復活」第5楽章(小松長生)
第7回「2001-2002」:ショスタコーヴィチ/交響曲第5番 第4楽章(井上道義)
第8回「2002-2003」:ヴェルディ/歌劇「アイーダ」〜凱旋行進曲(井上道義)
第9回「2003-2004」:ベルリオーズ/幻想交響曲 第5楽章(小林研一郎)
第10回「2004-2005」:ラヴェル/ボレロ(大野和士)
第11回「2005-2006」:ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(小林研一郎)
第12回「2006-2007」:エルガー/行進曲「威風堂々」第1番(尾高忠明)
第13回「2007-2008」:レスピーギ/交響詩「ローマの松」〜アッピア街道の松(尾高忠明)
第14回「2008-2009」:ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー(井上道義)
第15回「2009-2010」:ホルスト/組曲「惑星」〜「木星」(大友直人)
第16回「2010-2011」:マーラー/交響曲第2番「復活」第5楽章より(小林研一郎)
第17回「2011-2012」:ラヴェル/ボレロ(金聖響)
第18回「2012-2013」:エルガー/行進曲「威風堂々」第1番(藤岡幸夫)
 
 
※当ブログの「ジルベスターコンサート」過去記事です。よろしければ、こちらもどうぞ。
>> 東急ジルベスターコンサート 2012-2013(第18回)
>> 東急ジルベスターコンサート 2011-2012(第17回)
>> 東急ジルベスターコンサート 2010-2011(第16回)
>> 東急ジルベスターコンサート 2009-2010(第15回)
>> 東急ジルベスターコンサート 2008-2009(第14回)
>> 東急ジルベスターコンサート 2007-2008(第13回)
>> 東急ジルベスターコンサート 2006-2007(第12回)
 

ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2013

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ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2013今年の指揮は、2011年に続いて2度目の登場となるフランツ・ヴェルザー=メストさんです。
 
気になるプログラムですが、前回登場時よりも初登場曲が増えました。個人的には、スッペの「軽騎兵」序曲がうれしいところ。初めて聴いた生オーケストラ体験も、初めて買ったクラシックのレコード(EP盤)も、この曲だったので…。ヴェルザー=メストさんとは、相性がよさそうな気がします。
 
 
以下は、後ほど。今年は「ニューイヤー」は録画で、オンエアは、ドラマ「御鑓拝借 〜酔どれ小藤次留書」と「相棒 元旦スペシャル」を見るので…。
 
 
 
■プログラム  (*) ニューイヤー・コンサート初登場曲
 
<第1部>
ヨーゼフ・シュトラウス/スブレット・ポルカ (*)
ヨハン・シュトラウス2世/キス・ワルツ (*)
ヨーゼフ・シュトラウス/劇場カドリーユ (*)
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「山の上から」 (*)
スッペ/喜歌劇「軽騎兵」序曲
 
<第2部>
ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「天体の音楽」
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「糸を紡ぐ女」 (*)
ワーグナー/歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲 (*)
ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世/ポルカ「二人きりで」 (*)
ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「金星の軌道」 (*)
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「ガロップ(ガロパン)」 (*)
ヨーゼフ・ランナー/シュタイル風舞曲(シュタイヤー風舞曲)
ヨハン・シュトラウス2世/メロディー・カドリーユ (*)
ヴェルディ/歌劇「ドン・カルロス」第3幕のバレエ音楽より「プレスティッシモ」 (*)
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「レモンの花咲くところ」
ヨハン・シュトラウス1世/幻想曲「エルンストの思い出(ヴェネツィアの謝肉祭)」
 
<アンコール>
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「おしゃべりなかわいい口」
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「美しく青きドナウ」
ヨハン・シュトラウス1世/ラデツキー行進曲
 
 指揮:フランツ・ヴェルザー=メスト
 管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 2013年1月1日、ウィーン楽友協会ホールより生中継
 
 
※当ブログの「ニューイヤー・コンサート」過去記事です。よろしければ、こちらもどうぞ。
 >> ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2012
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テレビ東京「東急ジルベスターコンサート 2012-2013」

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藤岡幸夫大晦日恒例、クラシックの名曲の終了と同時に新年を迎える“カウントダウンコンサート”、18回目となる「2012-2013」のカウントダウン曲は、第12回に続いて2回目となる、エルガーの行進曲「威風堂々」第1番で、指揮は、第4回に続いて2回目の登場となる藤岡幸夫さんです。
 
演奏もさることながら、いかにカウントダウンぴったりに演奏を決めるかが、番組の盛り上がりを左右することになりますが、今回は、見事に決まりました。その瞬間、森本智子アナが泣き出してしまったのには、びっくり(午前0時に数秒を残して終わってしまった前回のことを口にしていましたが、それは言わなかったほうがよかったのではないかと思います)。もっとも、藤岡さんもコメントされていたように、最後の音の長さでタイミングが可能可能ですので、これまでに取り上げられた曲のなかでは、やりやすい曲であったとはいえますが…。
 
初めての試みとして、渋谷のBunkamuraオーチャードホールと有楽町の国際フォーラムの二元中継による演奏が行なわれましたが、わざわざ二元で行なう意味はあったのかなぁという印象です。事前に収録した宇宙シアター「SPACE BALL」の映像を演奏に重ねれば済んだのではないかと。
 
番組の締めは、ヴェルディの「運命の力」序曲でしたが、これは、オープニングのほうがよかったのではないでしょうか。最後は、華々しく、輝かしく終わりますが、不吉な雰囲気すら感じさせるファンファーレによる始まりは、それまでの流れを壊していたように感じられましたので…。
 
ゲストは、須川展也さん、金子三勇士さん、宮本笑里さんで、全員が初登場。吉松隆さんの「サイバーバード協奏曲」が取り上げられたのが新鮮でした(須川展也さんといえば「サイバーバード協奏曲」ということもありますが…)。
 
 
<演奏曲>  ※放送された曲
  1.吉松隆/サイバーバード協奏曲 第1楽章より(須川展也、小柳美奈子、山口多嘉子)
  2.リスト/ラ・カンパネラ(金子三勇士)
  3.モンティ/チャールダーシュ(宮本笑里)
  4.エルガー/行進曲「威風堂々」第1番
  5.ワーグナー/歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲
  6.モーツァルト/アヴェ・ヴェルム・コルプス
  7.ハーライン/ディズニー映画「ピノキオ」〜星に願いを(須川展也)
  8.バッハ=グノー/アヴェ・マリア(宮本笑里、金子三勇士)
  9.ヴェルディ/歌劇「運命の力」序曲
 10.J.シュトラウス2世/トリッチ・トラッチ・ポルカ
 
 
指揮:藤岡幸夫/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団/合唱:昭和音楽大学合唱団
ピアノ:小柳美奈子、金子三勇士/ヴァイオリン:宮本笑里
アルトサックス:須川展也、パーカッション:山口多嘉子
司会:茂木健一郎、森本智子&大江麻理子(テレビ東京アナウンサー)
ゲスト:大平貴之(プラネタリウム・クリエーター)
 
 
<過去のカウントダウン曲>
第1回「1995-1996」:ラヴェル/ボレロ(指揮:大野和士)
第2回「1996-1997」:ワーグナー/歌劇「タンホイザー」〜大行進曲(指揮:大野和士)
第3回「1997-1998」:レスピーギ/交響詩「ローマの松」(指揮:大野和士)
第4回「1998-1999」:ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー(指揮:藤岡幸夫)
第5回「1999-2000」:ラヴェル/ボレロ(指揮:沼尻竜典)
第6回「2000-2001」:マーラー/交響曲第2番「復活」第5楽章(指揮:小松長生)
第7回「2001-2002」:ショスタコーヴィチ/交響曲第5番 第4楽章(指揮:井上道義)
第8回「2002-2003」:ヴェルディ/歌劇「アイーダ」〜凱旋行進曲(指揮:井上道義)
第9回「2003-2004」:ベルリオーズ/幻想交響曲 第5楽章(指揮:小林研一郎)
第10回「2004-2005」:ラヴェル/ボレロ(指揮:大野和士)
第11回「2005-2006」:ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(指揮:小林研一郎)
第12回「2006-2007」:エルガー/行進曲「威風堂々」第1番(指揮:尾高忠明)
第13回「2007-2008」:レスピーギ/交響詩「ローマの松」〜アッピア街道の松(指揮:尾高忠明)
第14回「2008-2009」:ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー(指揮:井上道義)
第15回「2009-2010」:ホルスト/組曲「惑星」〜「木星」(指揮:大友直人)
第16回「2010-2011」:マーラー/交響曲第2番「復活」第5楽章より(指揮:小林研一郎)
第17回「2011-2012」:ラヴェル/ボレロ(指揮:金聖響)
 
 
※当ブログの「東急ジルベスターコンサート」過去記事です。よろしければ、こちらもどうぞ。
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ティモ・コルホネン ギター・リサイタル@武蔵野市民文化会館

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J.S.バッハ(コルホネン編曲)「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ集」オンディーヌ(ONDINE)からリリースされた、タレガ(タレルガ)によるギター編曲版のショパン「ピアノ曲集」(同レーベル最大のヒット作だそうです)にて名前を知り、自身による6弦ギターのための編曲による、バッハ「ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」全曲を聴いて、実演を聴いてみたいと思うようになったフィンランド出身のギタリスト、ティモ・コルホネンの来日公演に行きました。
 
「バッハ自身が6弦ギターのために書いていたら?」と思わせる音楽になることを心掛けたとの言葉通りの自然な編曲。テンポは早すぎず、遅すぎず、曲が自ら語りかけて来るかのような演奏。オーディオ製品でのダイナミックレンジに例えると、フォルテから上よりも、フォルテから下に、深く響く音。見事です。
 
「シャコンヌ」などは、これまで、ヴァイオリンによる、パッションに満ちた演奏を耳にしてきたこともあり、氏の演奏に説得力を感じる一方で、楽器の限界に挑むかのような激しい演奏を求めたくなる思いも沸き上がってきますが…。
 
そんな気持ちが払拭されたのが、アンコールの2曲(細川俊夫さんも聴きにいらしていたようです)。いつのまにか、私の邪な思いは、消え失せました(笑)。
 
何とも残念だったのが、ひとりの聴衆のいびき(後半は、ずっとだったような…)。周囲に迷惑をかける寝方はいただけません(笑)。近くの方は、ツンツンしてほしかったです。
 
それと、ギターの場合は、小ホールでも、器としては大きすぎるように感じました。ホールの響きのよしあしよりも、弦を弾いたときに発せられるタッチノイズが聴き取れるくらいの空間、距離感で聴きたいと思いました。
 
 
<プログラム>
 1.J.S.バッハ(コルホネン編曲)/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調
 2.J.S.バッハ(コルホネン編曲)/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調
(休憩)
 3.J.S.バッハ(コルホネン編曲)/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調
 4.J.S.バッハ(コルホネン編曲)/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調
(アンコール)
 5.細川俊夫編曲/日本民謡集 〜「さくら」
 6.ヴィラ=ロボス/前奏曲第3番 イ短調
 
ティモ・コルホネン(g)
 

NHK「ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2012」

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ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2012元旦の夜の「ニューイヤー・コンサート」。テレビドラマにたとえれば、「水戸黄門」や「忠臣蔵」を見ているようです。
 
2012年の指揮を務めるのは、2006年に続いての2度目の登場となるマリス・ヤンソンスさん。氏の指揮が悪いというわけではありませんが、毎年の指揮者は交代制なのですから、伝統はさておき、イベント性という面からは、初登場となる指揮者で聴いてみたかったなぁと。再登場までの期間も短いですし(個人的には、原則、10年以上に2度は登場できない等のルールがあってもいいのではないかと思います)。あくまで、イベント性という面からですが。
 
その意味では、「ニューイヤー・コンサート」を振る指揮者は、巨匠・若手を問わず、ウィーン・フィルが今一番注目している指揮者に振ってもらう(ウィーン・フィルからのラヴコール)など、来年は誰が振るのだろうというワクワク感があってもいいのではないかと。そういうイベントではないとは思いますが、選曲の面で、なじみのない曲や「ニューイヤー・コンサート」初登場となる曲が盛り込まれるのと同じように、人選の面でも、新たな試みがなされてもいいのではないかと。
 
そんなことを、見ていて思いました。
 
第1部と第2部に行なわれた「オーボエとホルンの違い」解説は、よかったと思います。むしろ、もっと早くに試みられてもいいくらいです。オーボエの音は、テレビの内蔵スピーカーを通してでも、ハッキリと違いが出ていましたし。ウィーン・フィルのホルン奏者によるコメント、「スラーが途切れず吹けるのが最大の特徴」というのも、なるほどでした。
 
 
■プログラム  (*) ニューイヤー・コンサート初登場曲
 
<第1部>
  1.ヨハン・シュトラウス2世、ヨーゼフ・シュトラウス/祖国行進曲 (*)
  2.ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「市庁舎舞踏会でのダンス」 (*)
  3.ヨハン・シュトラウス2世/ポルカ「あれか、これか」 (*)
  4.ヨハン・シュトラウス2世/トリッチ・トラッチ・ポルカ
  5.カール・ミヒャエル・ツィーラー/ワルツ「ウィーンの市民」
  6.ヨハン・シュトラウス2世/アルビオン・ポルカ
  7.ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「騎手」
 
<第2部>
  8.ヨーゼフ・ヘルメスベルガー/悪魔の踊り
  9.ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「芸術家の挨拶」
 10.ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「人生を楽しめ」
 11.ヨハン・シュトラウス2世/シュペール・ギャロップ
 12.ハンス・クリスティアン・ルンベイ/コペンハーゲン蒸気機関車のギャロップ (*)
 13.ヨーゼフ・シュトラウス/鍛冶屋のポルカ
 14.エドゥアルト・シュトラウス/カドリーユ「カルメン」
 15.チャイコフスキー/バレエ「眠りの森の美女」から「パノラマ」 (*)
 16.チャイコフスキー/バレエ「眠りの森の美女」から「ワルツ」 (*)
 17.ヨハン・シュトラウス2世、ヨーゼフ・シュトラウス/ピチカート・ポルカ
 18.ヨハン・シュトラウス2世/ペルシャ行進曲
 19.ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「燃える恋」
 20.ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「うわごと」
 21.ヨハン・シュトラウス2世/ポルカ「雷鳴と電光」
 
<アンコール>
 22.ヨハン・シュトラウス2世/チック・タック・ポルカ
 23.ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「美しく青きドナウ」
 24.ヨハン・シュトラウス1世/ラデツキー行進曲
 
 指揮:マリス・ヤンソンス
 管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 2012年1月1日、ウィーン楽友協会ホールより生中継
 
 
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テレビ東京「東急ジルベスターコンサート 2011-2012」

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金聖響大晦日恒例となった、生中継の年越し“カウントダウンコンサート”。17回目を迎えた今回の指揮は、初登場となる金聖響さん。司会を務める井上芳雄さんと森本智子アナウンサーも、初めての担当とのことでした。
 
カウントダウンの曲は、第1回(1995-1996)、第5回(1999-2000)、第10回(2004-2005)に続いて4回目となる、ラヴェルの「ボレロ」。テレビ画面右上の減算カウンターが、曲のリズムとは無関係に刻々とカウントダウンを刻むさまは、映像的に、妙にマッチしているようにも思えました。カウントダウンの曲として、「ボレロ」は、一番合っているのかもしれません。
 
途中、客席を向いて指揮する金聖響さんは、余裕の様子。なのに、カウントダウンは、まさかの不発に終わりました。午前0時まで数秒を残して、最後の音は消え入り、ホールは静寂に包まれて…。このしばしの沈黙の長かったこと。テンポの調整で、何とかならなかったのでしょうか。たかが、カウントダウン。されど、カウントダウン。やっぱり、豪快に決めてほしかったところです。
 
大粒の汗を流しながら苦笑する金聖響さん。今年のカウントダウンは、忘れられないものになりました…。森本アナのコメントが、指揮者に鞭打つかのように聞こえたのですが、ひょっとして、大成功の前提で書かれていた台本を、そのまま読んでいただけだった? 何とも違和感のあるコメントに思えました。
 
 
<演奏曲>  ※放送された曲
 1.ドヴォルザーク/交響曲第9話「新世界より」〜第4楽章冒頭
 2.バッハ/管弦楽組曲第3番〜アリア(G線上のアリア)
 3.ラヴェル/ボレロ
 4.バーンスタイン/「ウエスト・サイド・ストーリー」より「トゥナイト」(幸田&井上)
 5.バーンスタイン/「ウエスト・サイド・ストーリー」より「マリア」(井上)
 6.サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ(三浦)
 7.グノー/「ロミオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」(幸田)
 8.シベリウス/交響詩「フィンランディア」
 9.ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「春の声」
 
指揮:金聖響/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ソプラノ:幸田浩子/ヴァイオリン:三浦文彰
司会:井上芳雄(俳優・歌手)、森本智子(テレビ東京アナウンサー)
 
 
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クリスマス・コンサート“アヴェ・マリア”@武蔵野市民文化会館

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イダ・アルドリアン今年の演奏会聴き納めは、メゾ・ソプラノのイダ・アルドリアンとオルガンのマティアス・マイヤーホーファーによるクリスマス・コンサートでした。
 
オルガンの響きに包まれた歌声に、心が洗われました。さまざまな作曲家による「アヴェ・マリア」がプログラムのウリでしたが、僕は、カッチーニのが好きです。この曲を初めて知ったのは、カウンターテナーのスラヴァのアルバムで(スラヴァと同い年であることに、今気付きました)。最初のトラックが、この曲でした。こんなに素敵な曲が、.J.S.バッハ=グノー、シューベルトの「アヴェ・マリア」のように聴かれていないのが不思議に思いました(カッチーニの真作ではないという説が有力だから?)。
 
最近は、以前ほど演奏会に行かなくなりました。週1回以上のペースで足を運んでいた頃が懐かしいです(当時はパソコン通信の全盛期でした)。
 
 
<演奏曲>
  1.J.S.バッハ/われら主をほめ(ミサ曲 ロ短調 BWV232 より)
  2.J.S.バッハ/前奏曲とフーガ ト長調 BWV541 ※オルガン・ソロ
  3.シューベルト/アヴェ・マリア
  4.カッチーニ/アヴェ・マリア
  5.J.S.バッハ(グノー編曲)/アヴェ・マリア
  6.フランク/アヴェ・マリア
  7.サン=サーンス/アヴェ・マリア
  8.ヴィドール/アレグロ(オルガン交響曲第6番 ト短調 より) ※オルガン・ソロ
  9.レーガー/マリアの子守歌
 10.レーガー/ばらの茂みの中のマリア
 11.フランク/天使の糧
(休憩)
 12.ジョルダーニ/いとしい私の恋人
 13.グルック/おお、私のいとしい人よ
 14.ビゼー(E.ルメア編曲)/カルメン組曲 ※オルガン・ソロ
 15.ビゼー/セギディーリャ(歌劇「カルメン」より)
 16.ラインベルガー/穏やかに夕べ ※オルガン・ソロ
 17.モーツァルト/子守歌
 18.ブラームス/子守歌
(アンコール)
 19.きよしこの夜(日本語歌唱)
 
イダ・アルドリアン(MS)、マティアス・マイヤーホーファー(org)
 

カザルス弦楽四重奏団 来日公演@武蔵野市民文化会館

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ドビュッシー「弦楽四重奏曲」カザルス弦楽四重奏団1997年結成のスペイン生まれのカルテットです。CDデビューは、2003年にハルモニア・ムンディからリリースのアリアーガ「弦楽四重奏全曲」ですが、僕が彼らのCDを知ったのは、2005年リリースのモーツァルト「初期弦楽四重奏曲集+ディヴェルティメントK.136〜138(3CD)」でした。それもあり、モーツァルトのない今宵のプログラムは、少々残念な思いがありましたが、ショスタコーヴィチの演奏は、そんな思いを吹き飛ばす素晴らしさでした。“クールな熱さ”に溢れる求心力のある響きに、大いに魅せられました。最初に出会ったのは古典派でしたが、彼らの演奏の美質は、現代に近い作品のほうにマッチしているように感じました。次は、CDはリリースされていますが、まだ未聴の、ドビュッシーやラヴェルの弦楽四重奏曲を聴いてみたいと思いました。
 
 
<演奏曲>
 1.カタロニア民謡/鳥の歌
 2.シューベルト/弦楽四重奏曲第13番 イ長調 「ロザムンデ」
 3.ボッケリーニ/弦楽四重奏曲 ト短調 op.32-5
 4.ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第8番 ハ短調
(アンコール)
 5.ショスタコーヴィチ/ポルカ
 6.ファリヤ/三角帽子 〜粉屋の踊り
 
カザルス弦楽四重奏団
 ヴェラ・マルティナス・メーナー(vn) ※1st:1,2,4,5,6/2nd:3
 アベル・トーマス・レアルプ(vn) ※1st:3/2nd:1,2,4,5,6
 ジョナサン・ブラウン(va)
 アルナウ・トーマス・レアルプ(vc)
 

アリーナ・イブラギモヴァ 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル@所沢市民文化センター・ミューズ

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アリーナ・イブラギモヴァ(Alina Ibragimova)雑誌「BBC Music Magazine」2007年9月号の付録CD(バッハ/ヴァイオリン協奏曲第1番・第2番、シャコンヌ)を聴いて魅了され、以来、ずっと気になっていたヴァイオリニストのアリーナ・イブラギモヴァさんの演奏会を、ついに聴くことができました。しかも、プログラムは、最初に耳にした曲である「シャコンヌ」を含む、無伴奏ヴァイオリン・パルティータの3曲。会場も、ソロ・リサイタルにふさわしい小ホール。料金もリーズナブルなものでした。
 
2009年にハイペリオンからリリースした「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」全曲は、ジャケットの写真そのままの、モノクロームなモノローグという印象でしたが、この日の演奏は、同盤よりも、テンポの緩急とパッションに満ちた、勢いのあるアプローチで、録音を超える演奏でした。
 
アンコールの「ヴァイオリン・ソナタ第2番」のアンダンテは、一挺のヴァイオリンが旋律と通奏低音の二声を奏でるものですが、これが、また見事。静謐な空間に響くヴァイオリンの音色に、このまま、いつまでも浸っていたいと思いました。
 
 
<演奏曲>
 1.J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番
 2.J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
 3.J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
(アンコール)
 4.J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 〜アンダンテ
 
 アリーナ・イブラギモヴァ(vn)
 

ミヒャエル・シュナイダー  リコーダー・リサイタル@武蔵野市民文化会館

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ミヒャエル・シュナイダーヴィヴァルディのリコーダー協奏曲集など、1980年代後半からドイツ・ハルモニア・ムンディよりリリースされてきたCDを欠かさず聴き続けてきた「カメラータ・ケルン」の創設者、ミヒャエル・シュナイダーさんの演奏会を聴く機会を、ようやく得ました。当夜の演奏会のチラシ曰く、《来日を果たしていない最後の巨匠の一人が遂に来日》。意外にも、シュナイダーさんの来日は、今回が初めてなのだそうです。
 
当初予定されていたヴィオラ・ダ・ガンバのレベッカ・ルソーさんは、福島第一原子力発電所の事故に対する不安から出演辞退となり、シュナイダーさんが推薦する韓国出身のガンバ奏者、ゾフィー・セーヒ・イさんが代役を務めることに。アンコールでは、弟さんがチェロで参加するという演出付き。見事な演奏に意外性が加わって、より印象深い演奏会になりました。
 
僕にとっては、リコーダーといえば、フランス・ブリュッヘンよりもミヒャエル・シュナイダーだったので、当夜の演奏は、ただただ感激。氏のCDを聴くまで、リコーダーの表現力はフルートには及ばない、というイメージがありましたが、実演を聴いて、その表現力に魅せられました(もっとも、曲の素晴らしさという点では、ヘンデルとテレマンと、その他の作曲家では、差が大きいように感じましたが…)。
 
 
<演奏曲>
  1.デ・セルマ・イ・サラヴェルデ/3声のためのカンツォーナ
  2.フレスコバルディ/バスのためのカンツォーナ第1番
  3.カステッロ/ソナタ第2番
  4.フォンタナ/ソナタ第2番
  5.テレマン/ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア(ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソロ)
  6.ヘンデル/リコーダー・ソナタ ニ長調 HWV378
  7.J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007(リュート・ソロ)
  8.ブロックヴィッツ/リコーダー・ソナタ ト短調(リコーダー・ソロ)
  9.ハッセ/リコーダー・ソナタ 変ロ長調
(アンコール)
 10.テレマン/リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオ・ソナタ〜第2楽章(?)
 11.J.S.バッハ/カンタータ第140番〜コラール「目覚めよと呼ぶ声あり」
 
 ミヒャエル・シュナイダー(recd)、ソフィー・セーヒ・イ(gamb)、今村泰典(lute)
 

NHK「名曲アルバム35周年スペシャル 〜あなたが選ぶ 未来に残したい名曲」

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名曲アルバム35周年スペシャルクラシックを中心とした、誰もが耳にしたことのある名曲を5分に収まるように編曲し、番組オリジナルの演奏で収録。曲に縁のある世界各地の映像とともに送る、長寿番組の「名曲アルバム」。その第1回は、昭和51年(1976年)4月、ドヴォルザークの「スラヴ舞曲第10番(スラヴ舞曲集 op.72 第2番)」でスタートしました。音楽につけられた映像は、ガス灯を消すことで始まる朝の様子から、ガス灯を灯して始まる夜までの、プラハの街角の一日でした。
 
放送に先立つ昭和50年(1975年)9月、最初の撮影隊が海外へ出発、79日間にわたるロケが行なわれました。「撮影隊」といっても、スタッフは、ディレクターとカメラマンの2人だけ。たった2人のこだわりが、昔も今も、映像のクオリティを支えています。
 
放送開始35周年企画として企画されたのが、今宵の「スペシャル」。今年の5月から7月にかけて募り、1万票の応募があったという「あなたが選ぶ 未来に残したい名曲」の上位20曲の紹介と、番組制作の舞台裏が紹介されました。
 
元々は30分のクラシック番組として企画されたのに、OKとなったのは5分枠の番組として。30分でも放送できない曲が多いのに、どうすれば番組が成立するのかと悩んだ末に生まれたのが、曲のエッセンスを5分間にまとめるという、この形でした。
 
例として取り上げられたブラームスの交響曲第1番の場合は、第1楽章の序奏部分と、第4楽章の弦楽合奏による第1主題部分と、第4楽章のフィナーレ部分の3か所が、不自然さを感じさせずに5分に収まるよう、楽譜を継ぎ接ぎしています。
 
4分48秒〜4分52秒に収めるのが番組フォーマットのため、逆に、5分に満たない曲の場合は、繰り返しを加えたりといった編曲により、曲を長くする必要があります。例として取り上げられた「愛の讃歌」では、オーケストラとピアノによる協奏曲風に編曲されました。
 
これまでに制作された曲は1,000曲以上、撮影に訪れた国は40か国を超えるそうです。ちなみに、これまでの最高視聴率は「13.8%」だとか。
 
現在は、日曜日が4時20分から、月曜から木曜日は13時55分からと、勤め人は録画しないと見るのが困難が時間の放送。番組編成を工夫して、夜の時間にも放送してくれればいいのに、と思うのですが。
 
ちなみに、視聴者の投票による上位20曲は、以下の通りでした。
 
 
  1位 : ヴィヴァルディ/四季
  2位 : ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
  3位 : パッヘルベル/カノン
  4位 : スメタナ/交響詩「我が祖国」〜モルダウ
  5位 : ベートーヴェン/交響曲第9番
  6位 : ラヴェル/ボレロ
  7位 : ショパン/練習曲 op.10-3「別れの曲」
  8位 : ホルスト/組曲「惑星」〜木星
  9位 : ベートーヴェン/交響曲第5番
 10位 : エルガー/行進曲「威風堂々」第1番
 11位 : バッハ/管弦楽組曲第3番 〜アリア
 12位 : 山田耕筰/赤とんぼ
 13位 : モーツァルト/セレナーデ第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
 14位 : ジョン・レノン/イマジン
 15位 : J.シュトラウス2世/ワルツ「美しく青きドナウ」
 16位 : ドビュッシー/ベルガマスク組曲 〜月の光
 17位 : 岡野貞一/故郷
 18位 : ショパン/ポロネーズ第6番 op.53「英雄」
 19位 : 滝廉太郎/荒城の月
 20位 : エルガー/愛の挨拶
 

NHK「DEEP PEOPLE(ディープピープル)」第14回:スーパー指揮者 小林研一郎×広上淳一×下野竜也

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広上淳一《同じジャンルで活躍する一流のプロフェッショナル3人》が登場し、《一般的なトーク番組によくある「その道に入ったきっかけ」「個人の苦労・挫折」「目標・夢」など》には一切触れることなく、《達人ゆえの技とこだわり、神業ともいえる皮膚感覚、知られざる現場の真実など》、その奥深い世界に分け入り、《当事者同士にしか語ることのできない深みのある、臨場感あふれるトーク》を繰り広げる「ディープピープル」。今回のゲストは、番組言うところの“重鎮”小林研一郎さん(1940年生まれ)、“奇才”広上淳一さん(1958年生まれ)、“俊英”下野竜也さん(1969年生まれ)の3人の指揮者でした。
 
やはりベテランのオーケストラ団員からは、言われたりするのですね。「僕たちは、君よりも遥かにいい指揮者で、この名曲を、遥かにいい演奏をした経験がある」と。言葉としては非常に辛辣ですが、当の下野さんは、そのようには聞こえなかったと。下野さんの真摯な人柄が感じられます。番組で紹介されたリハーサル映像では、ベルリオーズの「幻想交響曲」を「思いっきり変態にやりたい」とオケに熱く説く姿が印象的でしたが、下野さんのキャラには「変態」という言葉が似合わず、傍目には、目指す演奏が、今ひとつピンときませんでした(笑)。
 
3人による“第9”振り比べ。楽譜にない小林さんのタメ(僕は、好きです)。それに下野さんが突っ込みを入れて(ナイス!)。小林さんさんは、指揮者の解釈とは、楽譜の裏にあるもの、楽譜に表わせない行間を音で表わすことであると。広上さんは、楽譜はレシピ。指揮者は、オーケストラという凄腕の料理人を使って、料理の盛りつけを行なう存在だと。それぞれに説得力のある指揮者トークでした。時間が短すぎるのが、とても残念でした。前後編でやってほしかった。それと、できれば、3人の振り比べに対する、オーケストラの方々のホンネの感想もうかがいたかったところです。
 
広上さんって、こういうキャラでいらしたのですね。おもしろ過ぎます(笑)。演奏会で「よっ! ヒロカミ!」との掛け声を受けることに対して、歌舞伎役者ではないのだから掛け声は勘弁してほしいと、本に書かれていましたが、キャラ的には掛けたくなりますね。
 
 
>> 「DEEP PEOPLE」番組ホームページ
 

中村恩恵(ダンス)&加藤訓子(打楽器)〜ダンスと音のコラボレーション@吉祥寺シアター

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加藤訓子「kuniko plays reich(ライヒ/カウンターポイント三部作)」吉祥寺シアターのシリーズ企画「ダンスと音のコラボレーション」の第6弾、中村恩恵さんのダンスと加藤訓子さんのパーカッションによるコラボレーションに行きました。
 
そういえば、加藤訓子さんのソロ演奏を初めて聴いたのは、今宵も取り上げられた、フランコ・ドナトーニの演奏会ででした。1998年4月にイタリア文化会館で行なわれたもので、ドナトーニの弟子である杉山洋一さんによる企画だったと思います(プログラムは、こんな感じ(*)でした)。そのとき以来、注目してきた演奏家ですが、ダンスとのコラボを聴くのは(見るのは)、今回が初めてです。
 
(都合により、以下は後日…)
 
 
<演奏曲>
 1.I.クセナキス/ルボンa
 2.F.ドナトーニ/オマー
 3.加藤訓子/サウンド・インスタレーション
   (武満徹「ムナーリ・バイ・ムナーリ」より)
 4.H.デイヴィス/プール・グラウンド
 
 
(*) 20世紀の巨匠フランコ・ドナトーニを迎えて
 1.ドゥーブル(二重性) 〜チェンバロのための (1961)
 2.光 〜クラリネットのための2つの小品 (1980)
 3.おもちゃ箱 〜2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェンバロのための (1977)
 4.綾糸 〜フルートとピアノのための (1981)
 5.オマール 〜ヴィブラホンのための2つの小品 (1985)
 6.ヘット 〜フルート、バス・クラリネット、ピアノのための (1990)
 7.微笑みなき鼠 〜弦楽四重奏のための(1988)
 野口千代光(vn)、花田和加子(vn)、市坪俊彦(va)、木ノ脇道元(fl)
 菊地秀夫(cl)、加藤訓子(vib)、本間みち代(cem)、新垣隆(pf)
 ニューアーツ弦楽四重奏団/小林健次(vn)、平尾眞伸(vn)、江戸純子(va)、苅田雅治(vc)
 

TBS「国分太一の“世界音楽ドキュメントSP” 夢のタクトを振る日 〜指揮者 佐渡裕 ベルリン・フィルへの道」

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夢のタクトを振る日 〜指揮者 佐渡裕 ベルリン・フィルへの道世界最高峰のオーケストラのひとつ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会(2011年5月)に招かれた佐渡裕さんに、番組スタッフが2010年秋から密着取材。小学校の卒業文集に「将来の夢はベルリン・フィルで指揮すること」と書いた佐渡さんの“夢のタクトを振る日”=ベルリン・フィルとの演奏会当日までを、佐渡さんが指揮を務める関西師走の恒例イベント「1万人の第九」や、東日本大震災後にデュッセルドルフで行なわれた追悼コンサートをはじめとする海外公演の様子を交えながら、指揮者・佐渡裕の人間的魅力に迫る音楽ドキュメントです。
 
ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」佐渡裕&ベルリン・フィルコンサートマスターの樫本大進さんが、ベルリン・フィルを使って、どのような音楽をつくりたいのか、求める音を、もっとリクエストしてほしいと佐渡さんに告げるシーンや、フォルテの解釈をめぐってのトランペット奏者とのやり取り(「のだめカンタービレ」のシモンと千秋のやり取りを思い起こしました)など、メインとなるベルリン・フィルとのリハーサルと本番演奏の場面は、1時間枠にしては短い気がしましたが、とても見応えのあるものでした。6月29日にエイベックスから演奏会のライヴ録音CDがリリースされたら、ぜひ聴いてみたいと感じました。
 
ただ、音楽ドキュメンタリーとしては、少々物足りなさも残りました。「夢のタクトを振る日」までを、佐渡さんの側から追うだけでなく、佐渡さんを招くベルリン・フィル側からの描く部分もほしかったです。たとえば、ベルリン・フィルは、定期演奏会を振る指揮者を、どのような観点から選んでいるのか(佐渡さん起用の経緯等)、今回のプログラムの2曲、武満徹「フロム・ミー・フロウズ・ホワット・ユー・コール・タイム」とショスタコーヴィチ「交響曲第5番」は、どのような理由から決まったのか(集客ありきの選曲なのか、オケと指揮者を活かす曲であると考えての選曲なのか等)、といった演奏会の舞台裏も描かれていれば、より興味深い音楽ドキュメントになったのではないかと(楽団からのオファーあっての夢の実現という面もあるわけですし)。
 
それはさておき、どうして「国分太一の“世界音楽ドキュメントSP”」という“冠”がついていたのでしょう? スポンサーサイドからの希望? 普段クラシックを聴かない人を呼び込むための引きとして? 番組の完成度という点からは、国分さんの起用がプラスになっていたようには見えませんでした。他者の色を出す必要が感じられない部分でも妙に国分さんが出過ぎていて、最後まで、何故? というもやもやが残りました。妙な冠を付けずに、ナレーターとしての起用にとどめておくべきだったのではないかと思います。フジテレビの「僕らの音楽」における、草剛さんのように。
 
 
PS.
「情熱大陸スペシャル」のような雰囲気でしたが、同じスタッフによる制作?
 
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伊達でございます!

埼玉生まれ。「太陽にほえろ!」のサウンドトラックの素晴らしさから、テレビドラマを見るようになりました。小学校4年時に体育館で生オーケストラを聴いてクラシックが大好きに…。初めて買ったクラシックのレコードは、スッペ「軽騎兵/詩人と農夫」のEPと、バーンスタイン「運命/未完成」とセル「ベト9」の2枚組LP。初めてのオペラは、銀座・ヤマハホールで見たベルイマンの映画「魔笛」。中学の吹奏楽部(ホルン)で演奏することの楽しさを、高校の頃に通った銀座・日立ローディプラザの生録会でフュージョンに出会うとともに、音楽録音の魅力を知りました。

<お気に入りの曲>
◆東海林修「ディスコ・キッド」◆大野克夫「太陽にほえろ!」◆冬木透「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」◆宮川泰「宇宙戦艦ヤマト」◆岡村孝子「未知標」「潮の香りの中で」「ひとりごと」「愛を急がないで」「天晴れな青空」「晩春」◆薬師丸ひろ子「元気を出して」「トライアングル」◆麗美「国際線」「君の友達でいたいから」◆荒井由実「卒業写真」「海を見ていた午後」◆松任谷由実「最後の春休み」◆大貫妙子「会いたい気持ち」「黒のクレール」◆辛島美登里「Merry Christmas to You」「Silent Night −祈り−」◆今井美樹「野性の風」「瞳がほほえむから」「セカンドエンゲージ」「Peace of My Wish」「Miss You」◆飯島真理「Melody」「シグナル」◆宮里久美「背中ごしにセンチメンタル」◆米屋純「水色時代」◆高橋洋子「魂のルフラン」◆古内東子「うそつき」◆MISIA「忘れない日々」◆笹川美和「金木犀」「向日葵」◆柴田淳「ため息」「夜の海に立ち...」◆熊木杏里「最後の羅針盤」「朝日の誓い」◆池田綾子「ひとつの願い」「月」「プリズム」◆諫山実生「手紙」「Eternal Love」◆平原綾香「孤独の向こう」◆arp「まぶた」◆lisa「Will」「TIME IS ON MY SIDE」◆山麻衣美「We are the Stars」◆Chocolove from AKB48「明日は明日の君が生まれ」◆城南海「誰カノタメニ」「ワスレナグサ」◆沢田研二「ヤマトより愛をこめて」「時の過ぎゆくままに」◆布施明「愛よ その日まで」◆町田義人「戦士の休息」「長距離ランナー」「愛」◆さだまさし「療養所」「道化師のソネット」「親父の一番長い日」◆浜田省吾「愛という名のもとに」「Midnight Flight」「J.BOY」◆橋本仁「青空になる」◆中孝介「路の途中」◆Mr.Children「HERO」「HANABI」◆SEAMO「Continue」◆EARTHSHAKER「EARTHSHAKER」「WALL」◆X JAPAN「Rusty Nail」◆プリズム「KARMA」「MEMORY OF THE MOMENT」◆カシオペア「朝焼け」「GYPSY WIND」「EYES OF MIND」◆スクェア「いとしのうなじ」「TRUTH」◆クロスウィンド「そして夢の国へ」◆YOU「BALLAD 9.36」◆鳥山雄司「GHETTO PEOPLE」◆柴田敬一「まどろみのなかで」◆YMO「1000 KNIVES」「MAD PIERROT」「TECHNOPOLIS」◆Maynard Ferguson「Gonna Fly Now」◆TANGERINE DREAM「NETWORK 23」◆YANNI「DANCE WITH A STRANGER」「NOSTALGIA」「SANTORINI」「PATHS ON WATER」

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