伊達でございます!

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白い春

フジテレビ「白い春(新番組)」第1話:運命の出会い

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フジテレビ「白い春」《血はつながっている、心はどうだ? 自分の娘とは知らず、ある少女と出会ってしまった“不器用で最悪な男”。そして、その少女を自分の娘のように育ててきた“真面目で善良な男”。どちらの愛が大きいでもなく、正しいでもない。どちらの愛も、深く温かい。自分と愛する人との間に娘がいたと初めて知ったとき、そして、その娘を育てている父親がいると知ったとき、その“最悪な男”は、何をどう感じるのか?》
 
《自分の娘だとは知らずに、娘と出会ってしまった男。“どうしようもない最悪の男”が、わが娘と出会うことによって変わって》いくことを通して、《“究極の親子愛”を描く、“感動のヒューマンドラマ”》とのことです。
 
主人公と出会う少女は彼の娘で、男は、愛する女が、自分の子供を妊娠していたことは知らず、ましてや、女が子供産んだことなど、想像もできない。少女の父親は、愛する女が、別の男の子供を妊娠していることを知り、その事実と生まれてくる子供を受け入れ、自分の子供のように育てるが、愛する女は逝ってしまって。その子供は、自分が父親の子供ではないことは知らず、当然、出会った男が自分の本当の父親だとは、考えてもみない…ということを、初めから明らかにして物語が始まります。多くのドラマでは、序盤は、そのあたりのことを視聴者に伏せて(ときには白々しいぐらいに)進むことが多いと思いますが、本作では、それを物語の大前提として提示して始めていますが、それは、どのような意味合いをもっているのでしょう(個人的に、あえて事前に明らかにすることも、無理に伏せることもないと思います)。
 
初回は、登場人物の紹介の域を出ませんでしたが、いささかテンポは停滞気味で、ストーリーが冗長気味に映りました。栞がビルの屋上から幸せについて叫ぶのも、流れ的に唐突でしたし…。
 
当面の展開は、以下のあたりをめぐっての展開となるのでしょうか。
 
●春男が、自らの人生と引き替えに、真理子に残した800万円の行方は?(800万円が真理子の手に渡ったのは、間違いないようですが…。それとも、竜也がネコババしてスナックの開店資金になった?)
●真理子は、800万円をどうしたのか? なぜ手術を受けなかったのか?(ありがちな展開は、病弱ゆえに出産がたたって亡くなった。あるいは、手術するなら出産を諦めなければならないという設定)
●真理子の妹、佳奈子は、姉のことを、今も快く思っていない、その理由は?(今の段階では想像がつきません)
 
番組ホームページの「人物相関図」には、さちは「心優しい天使のような女の子」とありますが、そうは見えませんでした。自分のいたずらで春男が警察に追われることになり、そのきっかけをつくったことを自覚しているのに、それを周囲の大人に告げようとしないのは、ちょっといただけません。今の段階では、春男同様、「うざいガキ」に映ります。
 
 
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■第1話のあらすじ(番組ホームページより)
 
刑務所の廊下。整列して歩く受刑者たちのなかでひとり、右足を引きずるようにして歩く佐倉春男(阿部寛)の姿があった。数日後、刑期を終え出所した春男は、9年分の賃金を手に定食屋に入り、ビールや食事を大量に注文する。
 
同じ頃、パン屋を営む村上康史(遠藤憲一)の家では、娘の村上さち(大橋のぞみ)と高村佳奈子(白石美帆)が食事の用意をしていた。その光景はまるで本物の親子のよう。
 
定食屋にいた春男がトイレから戻ると、隣りに座っていた男に9年分の賃金をすっかり盗まれていた。一文無しになり、無銭飲食で店を飛び出した春男は、逃げながら、ふと刑務所に入る前に付き合っていた高村真理子(紺野まひる)との幸せだった日々を思い出していた。
 
お金がなく、ネットカフェに泊まることにした春男は、ひょんなことから隣の個室にいた西田栞(吉高由里子)と小島勇樹(遠藤雄弥)に出会い、ヤクザをやっていたときの仲間・安岡竜也(デビット伊東)が営むスナックをネットで探してもらう。
 
翌日、竜也を訪ねた春男は、服役中に真理子が別の男と一緒に暮らしていたことや、その後、病気が治らず亡くなったことを聞く。9年前、真理子の治療費のために800万円の報酬で殺しを引き受けて捕まった春男は、ショックと怒りがこみ上げ、竜也から真理子の相手の男の名前を聞き出し、その男がパン屋をしていることをつきとめる。
 
パン屋の喫茶スペースに入ってきた春男を、怪訝な顔で見つめる佳奈子。やがて春男は、パンに異物が混入していたと店主である康史に難癖を付け、謝罪金として800万円を要求する。その場はすぐに帰るが、右足を引きずる春男に何かを思い出した様子の康史。
 
その帰り道、公園のベンチで休んでいた春男に、さちが声を掛ける。描いている絵に入ってるから動かないでほしいという。怖がらず、無邪気に話し掛けてくるさちに戸惑う春男。
 
後日、公園のベンチで寝ていた春男に、通学途中のさちが近付いていたずらをする。ところが、起き上がった春男に驚いたさちの友達が防犯ベルを鳴らし、警察が駆け付ける。公園から逃げた春男を見付けた康史は、二度とここには来ないでほしいと、春男に50万円が入った封筒を手渡す。
 
 
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フジテレビ「白い春」第2話:少女の約束

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フジテレビ「白い春」都合により、ひとまず、ひとこと(あとで書き足す予定です)。
 
春男は、真理子にもう少しましな言葉を掛けてやれなかったのでしょうか。言うなら、とっとと他の男をみつけて、幸せになれ! でしょう。
 
春男につきまとうかのようなさち。どうして? 初めから娘であることを明らかにしての展開とはいえ、この形では、ちょっと無理があるような…。
 
自分の心を検索できていないという栞。僕も、どうして春男のことが気になるのだろうと思いました
 
バス停の嫌がらせ。春男も康史も、どうして転がさないのだろうと思いました(笑)。普通、真っ先に考えると思いますが…。お地蔵さんだって、転がせるのに。
 
 
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■第2話のあらすじ(番組ホームページより)
 
警察に連行された佐倉春男(阿部寛)は、釈放されると村上康史(遠藤憲一)のパン屋に向かう。ガラス越しに店内を見ただけで帰った春男を、康史は、50万円の入った封筒を手に追い駆ける。春男は、再び真理子(紺野まひる)に渡っているはずの800万円の行方を問うが、「知らない」の一点張りの康史に、春男は封筒を受け取らずに去っていく。
 
同じ頃、パンのデザインを頼まれて絵を書いていたさち(大橋のぞみ)は、春男を思い出し、笑顔を浮かべていた。一方、春男は、パン屋の店先にバス停のポールを置くなど、嫌がらせを始める。
 
公園でひとり遊んでいたさちは、通りかかった春男に付いて回る。さちは、春男のお腹が鳴るのを聞いてかわいそうに思い、持っていたパンを差し出しては、翌日も持ってくると、約束の指きりを交わす。
 
雑居ビル屋上のプレハブでは、西田栞(吉高由里子)と小島勇樹(遠藤雄弥)が山積みの商品の入ったダンボールを前に、注文メールをひたすら待つだけの時間を過ごしていた。パッとしない商売に、栞は、ふとネットカフェで会った春男を思い出す。
 
その後、春男は、安岡竜也(デビット伊東)の口利きで寝場所は確保する。一方、さちは、春男との約束を守ろうと店のパンをポケットにしまおうとするが、佳奈子(白石美帆)に見付かり怒られてしまう。
 
春男にしつこくつきまとわれていた康史は、何かを思い出し、春男に会いに行く。
 
 
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フジテレビ「白い春」第3話:少女と母の秘密

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さちが自分の娘であることに気付くのは、真理子の写真を手にしてでしたか。
 
さちのことをいじめるなと、さちのクラスメートに凄む春男。コミカルなシーンですが、本当にあったら、あの子たち、トラウマになりそうですね。
 
そんな事情を知らずに、自分の行ないでいじめっ子が反省したと思っている康史。笑ってはいけないシーンかもしれませんが、笑ってしまいます。
 
情けない勇樹。美人局をして、凄むつもりが、相手に凄まれて(笑)。根はいい奴なんですね。彼のことは、きちんと描かれないのでしょうか?
 
真理子への800万円について、ことを荒立てないほうがいいという竜也。やっぱり怪しい…。
 
 
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■第3話のあらすじ(番組ホームページより)
 
ビルの清掃会社で働き始めた佐倉春男(阿部寛)は、泣きながら帰る村上さち(大橋のぞみ)と遭遇する。クラスメートの男子たちに奪われた亡き母親の写真が木に引っ掛かり、取れなくなったと聞く。写真を取ってやった春男は、写真に写っているのが高村真理子(紺野まひる)であることに驚く。さらに、さちが真理子と康史(遠藤憲一)の娘で、高村佳奈子(白石美帆)は真理子の妹であることを知る。
 
そんななか、ネットカフェにいた春男に、西田栞(吉高由里子)が声を掛け、プレハブ小屋での奇妙な共同生活が始まる。一方、さちが男子からいじめられていることを知った康史は、担任に改善を願い出る。
 
そんなある日、さちが意地悪をされているのを目撃した春男は、男の子たちを強い言葉で脅す。ところが、脅された男子の親が警察に届けたため、刑事がパン屋にやって来る。康史は、さちに「春男と会っているのか?」と、問うが、さちは首を振る。後日、さちのスケッチブックに春男らしき人物が描かれているのを見つけた康史は、強い口調でさちを責める。すると、さちは、家を飛び出してしまう。
 
 
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フジテレビ「白い春」第4話:本当の父親

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フジテレビ「白い春」康史が、さちが春男に渡した招待状を破いたシーンは、見ているこちらの心も張り裂けそうでした。悲しいです。春男に対する絶縁の意志を示そうと思ったのでしょうけれど、さちの心まで割いてしまいました(佳奈子のフォローが入ると思ったのですが、ありませんでした)。
 
康史が春男を許せないのは、真里子と子どもを置いて、春男が刑務所に入るようなことをしたからと言っていましたが、それだけでしょうか?(康史は、春男との800万円のやり取りのなかで、真里子の治療費のために罪を犯したことを理解していないように見えますが、どうなのでしょう? わかっているなら、春男に対する態度は、もう少し違うものになると思うのですが) 康史は、血のつながりの前では、育ての親の自分の存在感が色あせてしまうと思っているのでしょうか? だから、さちの父親である春男が現われたことで、今のこの幸せな暮らしが揺らぐことを、何よりも恐れていると。その恐れが、さちが春男に渡した招待状を破かせてしまったのではないかと。
 
それは、半分はもっともと、半分は、康史は春男のことを受け入れてもいいのにと思います。真里子を愛した者同志、もっとわかりあえないものかと。その真里子が残したさちを、ともに育てていけないものかと。今必要なのは、春男を遠ざけることではなく、ますは康史自身が春男のことを受け入れ、理解すること。そこからさちのことを考えていなければ、前に進めないのではないかと。
 
真里子の墓参りのシーンでの阿部寛さんの表情に魅せられました。春男は、真里子のことを心から愛していたのだという気持ちがありありと感じられました。ただ、収録日は天気が安定していなかったのでしょうか。ライティングや背景がつながっていないカットが気になりました。
 
 
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■第4話のあらすじ(番組ホームページより)
 
ある日、西田栞(吉高由里子)は、村上さち(大橋のぞみ)から、母親・真理子(紺野まひる)の墓参りに行くことを聞き、以前から真理子に関心を示していた佐倉春男(阿部寛)に、そのことを告げる。
 
春男は、栞が描いた墓地の地図を頼りに真理子の墓参りに出掛けるが、道に迷っているうちに、さちと高村佳奈子(白石美帆)に見付かってしまい、3人で墓参りをすることに。そこで春男は、墓石の名前が「高村」であることに気付き、真理子が村上康史(遠藤憲一)の籍に入っていなかったことを知る。
 
佳奈子は、春男が姉・真理子の墓参りに現われたことや、涙ぐみながら墓石をこする姿を不審に思い、遅れて墓参りに向かっていた康史に連絡する。連絡を受けた康史は、墓地へと急ぐが、バスが故障。動揺する康史は、佳奈子に電話を掛け、「さちを春男に近づけるな」と指示。しかし、康史の心配をよそに、さちは春男を慕っている様子。
 
ようやく墓地に到着した康史は、春男に「家族につきまとうな」と釘をさすが、春男は「籍を入れていなかったのに家族か?」と言い残して帰って行く。その夜、墓地に来た春男を見て動揺した康史を不審に思った佳奈子が問い質すと、康史は、思いがけない事実を口にする。
 
 
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フジテレビ「白い春」第5話:俺には娘がいた

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フジテレビ「白い春」都合により、ひとまず、ひとこと(あとで書き足す予定です)。
 
さちが自分の子であることを知った春男。と同時に、康史に、人を殺した手でさちに触るなと言われ、何も言い返せない自分に気付いて…。罪を犯した自分は、娘に父親であることを名乗る資格はないのか? もしも真理子が生きていたら、ふたりを、どんなふうに見たのでしょうね。
 
デジカメの時代になって、プリントする機会が減ったように感じますが、やはりプリントの写真って、いいなぁと。形として残すだけでなく、そこに書かれた何気ない文字が、単なる記録ではなく、メッセージとしての意味を持ったりもして…。たったひとつしかないオリジナルではなく、何枚でも焼き増しのできるものであっても、手にした人にとっては掛けがえのない1枚。春男にとっては、今は亡き愛する真理子と、自分をつなぐ、思いと絆が込められた1枚。写真の素晴らしさだなぁと。本題とは関係のないところで感動してしまいました。
 
キリンを描くさち。小憎らしいだけに見えた子が、次第にいい子に思えてきました。
 
 
PS.
◆今宵のプレゼント、阪井あゆみ「横顔」着うたプレゼントは応募されましたか? 速攻で応募しましが、残念、外れました。
 
 
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■第5話のあらすじ(番組ホームページより)
 
佐倉春男(阿部寛)は、村上さち(大橋のぞみ)が封筒に入れたと話す高村真理子(紺野まひる)の写真を探すが、見つからない。その写真を見て、春男とさちが親子であることに気付いた西田栞(吉高由里子)が、自分のポケットに写真を隠したのだった。
 
一方、さちは、春男を乱暴に追い返した父・康史(遠藤憲一)に腹を立て、そっけない態度をとるようになる。
 
そんなある日、栞のポケットから落ちた写真を、春男が見つける。その写真の裏側に「さち生後3日」の文字を発見した春男は、自分が捕まった日と照らし合わせ、さちが自分の娘であることを確信する。
 
春男は、そのことを黙っていた康史を責めるが、康史は、真理子がどんな思いでさちを産み、自分がどんな思いで育てたかを訴え、さらには、「人を殺した手でさちに触るな」と責め立る。その言葉を聞き、何も言い返せなくなる春男。家に帰った康史は、さちに春男を忘れるよう話す。
 
 
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フジテレビ「白い春」第6話:運命の絆 第二章

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フジテレビ「白い春」さちが真理子と自分の子であることを知り、何かが変わり始めた春男。自分になくて、康史にはあるもの。娘を育てるだけの生活力。まずは、それを手に入れないと、前に進めないと。とはいえ、まさか、康史の店で働くことになるとは…。たとえ春男が望んだとしても、康史が受け入れるはずがないと思っていましたので。
 
「面接を受けろ」なんて、康史は、どういうつもりだったのか? 面接官は自分でしょう。だったら、面接をするまでもく、不可ではないかと(笑)。育ての父親の直感もあって(?)、ずっと避けていた春男と、きちんと向かい合ってみようと思ったのでしょうか? 亡き真理子の導きということで。春男に、さちとの関係を見せつけたいと口にしていましたが、それとも、さちの実の父親である春男に対して、ささやかな友情が芽生え始めた?
 
春男が自分の傍にいることがうれしくて、黙々と仕事をする春男の邪魔をするさちの姿が、いじらしくて…。それを見る康史の心中は、何とも複雑でしょうけれど。でも、康史も職人。春男の仕事ぶり(実は意外に几帳面)は、きちんと認めていた様子で。
 
実の父と、育ての父とが、いがみ合いながらも、ともに手を取りながら、娘を育てていく…。真理子が生きていたら、どんなふうにふたりを見ていたのでしょうね。そして、さちがその事実を知ったとき、どんなふうに思うのでしょう?
 
逆上がりの練習シーンは、予定調和な展開ながらも、よかったです。さちに、補助を求められても、自分のこの手は、人を殺した手。そんな手で、娘に触れられないと、手が出せなくて…。
 
ドラマのつくりもあって、こちらは、さちのことを、最初から春男の娘として見てしまっていますが、春男のことを、今も絵に書き続けるさちは、どうして春男のことが、ここまで気になるのでしょう? それが毎回、気になります。ユーザーインターフェースが“フレンドリー”にはできていない春男は、誰が見ても近寄りがたく、また会いたいよう相手とは思えないので(笑)。
 
 
PS.
◆冒頭に、これまでのあらすじ紹介がありましたが、これだけで5話分がわかってしまうとは…。といって、これまで、初回を除くと、冗長さや水増し感は気になりませんでしたので、丁寧に、じっくりと描いているということなのでしょう。ちょっと不思議な感覚でした。
◆栞のブログは、どのくらいの人が目にしている設定なのでしょう?
 
 
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■第6話のあらすじ(番組ホームページより)
 
村上さち(大橋のぞみ)が自分と高村真理子(紺野まひる)の子供ということがわかり、何かが変わり始めた佐倉春男(阿部寛)は、ためらいながらもハローワークに通い、職を探すが、なかなか見つからない。一方、「もう会わない」と春男と約束したさちは、明るさを取り戻すものの、春男のことが気になっていた。
 
そんななか、短期の工事現場警備の仕事を始めた春男は、現場付近で、偶然、さちと高村佳奈子(白石美帆)に遭遇する。それを知った村上康史(遠藤憲一)は、春男に、「近所で働くな」と抗議する。春男は、「翌日には現場が変わる」と言いながらも、さちの様子が気になる。
 
再び、ハローワークに来た春男は、求人情報に「むらかみベーカリー」の文字を見つける。その頃、「むらかみベーカリー」では、学校から大量の注文を受けたものの、人手不足に悩んでいた。休日返上でさちの授業参観にも行けそうになく、落胆するさちに謝ることしかできない康史。
 
そんな矢先、ハローワークに出していた求人募集を見て面接を受けにきた人物と喫茶店で会うことになる。だが、そこにいたのは春男だった。帰ろうとする康史に、春男は、「さちの父親としてちゃんとしているのか?」と問う。一瞬、返事に詰まるものの、康史は、「ちゃんとしている」と言い切る。
 
その言葉を聞き、帰ろうとした春男を、今度は康史が引きとめ、「面接を受けろ」と言う。
 
 
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フジテレビ「白い春」第7話:名乗れない痛み

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フジテレビ「白い春」サブタイトル通りの、春男の切ないエピソードでした。さちの傍で働くことができるようになり、張り合いと充実感を覚える幸せな日々なのに、自分が父親であることを名乗れないばかりか、手で触れることもできないもどかしさを覚える春男。春男にとって何より辛かったのは、柱の身長スケールや何冊ものアルバムから、さちと康史が過ごしてきた家族の時間の重み。自分の知らない、そして、自分が入ることのできない、今日までの年月。康史に、部屋から出て行ってくれと言われて素直に応じ(その前に康史は、春男に「ありがとう」のひとことを言ってしかるべきなのに…。器が小さいというよりも、自分には決して得ることのできない、春男とさちの血というつながりを恐れているのでしょうか)、もう二度と家のほうには入らないでくれと言われて、入るつもりはないと返したのは、さちが育ってきた時間が刻まれている部屋をにいるのが辛いから。そんな春男の心に追い打ちをかけることになってしまった、康史の誕生日を祝うさちの無邪気な心。おとうさん、いつもありがとう。そんな康史とさちの親子な姿を目にして、涙が溢れて止まらない春男。切ないです。そんな春男は、これから、どうしたらいいのか…。このまま、ただただ、そっとさちを見守りながら、生きていくしかないのか? 生きていくべきなのか? それにしても、さちは、どうして、こうも春男のことを慕っているのでしょう? 春男に、康史にはない何かを感じているのか? 血がつながっている親子だから…というような安易な展開にならないことを期待しています。さちに、春男が犯した罪が理解できる日が来たとき、さちは、何を思うのでしょう。亡き母親・真理子への愛の深さか、母親と自分を置いていくことになった父親への嫌悪か…。物語は、春男とさちと康史の、どこまでが描かれることになるのでしょう。そんなことが頭のなかを巡った第7話でした。地味でささやかなストーリーですが、本作に携わるドラマ制作者の目線とこの時間の流れには、ほっとするひとときを感じます。
 
春男の幸せを嬉しく思いつつも、幸せそうな春男にむかつく栞。さちのことを持ち出して、春男の心をいらつかせてしまい…。栞は、春男に、何を見ているのでしょう。何を求めているのでしょう。
 
毎度ながらの語りすぎる予告編。春男のことを気遣う栞の思いが、逆に春男の、このささやかな日常を壊してしまいそうな、嫌な予感を感じさせる映像の断片。栞のために新たな罪を犯し、再び塀の中に戻ることにならなければいいのですが…。
 
両親が気にかけているのは、いつもいつも姉ばかりだった…。姉のことを羨ましくも疎ましく思っていた佳奈子。そんな佳奈子に対して、生前の真理子は、どう思い、どんなふうに接してきたのでしょう。愛情一杯に向き合っていた。だから姉の亡きあと、さちと康史のもとにいた…。そう思いたいです。佳奈子と真理子の、過ぎし日のことも知りたくなりました。
 
 
PS.
◆さちのパーティーであることを忘れて、ゲームに熱くなる春男と康史のふたりの父親の、マジ本気モードの対決。阿部寛さんも、藤憲一さん、ふたりともいい感じです。
◆毎度ながら、白石美帆さんの胸元に目が向いてしまう自分の煩悩が情けないです(笑)。
 
 
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■第7話のあらすじ(番組ホームページより)
 
失敗をしながらも「むらかみベーカリー」での仕事をこなしていく佐倉春男(阿部寛)。西田栞(吉高由里子)は、仕事で疲れて帰ってきても、どこか幸せそうな春男を、微笑ましく見つめる。そんなある日、配達中の山中恵一(村上剛基)が事故にあったとの連絡が入り、村上康史(遠藤憲一)と高村佳奈子(白石美帆)は病院に向かう。
 
その直後に、さち(大橋のぞみ)が学校で熱を出し、早退して来た。心配でいてもたってもいられない春男は、2階の自宅には上がるなと言われていたにも関わらず、駆け上がる。春男は、部屋を散らかしながら薬を探して飲ませ、キッチンを散らかしながらお粥をつくる。さちが嫌いだという卵が入ったお粥を完成させると、慣れない手つきで食べさせる。
 
そんなところに、康史と佳奈子が帰って来る。さちと春男が一緒にいるのを見て動揺した康史は、強い口調で春男を部屋から追い出す。作業所に戻った春男に、康史は、さちに父親であることを告げていないことを確認する。すると春男は、さちが康史に遠慮して言えないでいた、友達とのパーティーを家でやってやれと言う。春男が自分の知らないことを知っていることがおもしろくない康史は、作業所を出て行ってしまう。
 
その頃、春男は、イートインスペースに栞と小島勇樹(遠藤雄弥)の姿を発見する。追い返そうとするが、佳奈子が声を掛けて来る。
 
 
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フジテレビ「白い春」第8話:二人のお父さん

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フジテレビ「白い春」お父さんがふたりいるみたい。さらの無邪気なひと言も、大人たちには、そうは聞こえなくて…。さちに絶交されて気落ちする春男と、意外なことに、そんな春男に気遣いを見せる佳奈子と、互いに意識し、張り合うふたりの父親・春男と康史の、リンゴの皮むき競争に象徴される子供のような意地のぶつかり合いが、おもしろおかしく、ちょっぴり切なく描かれました(阿部ちゃんは、リンゴの皮むき、結構上手でしたが、元から? それとも、このために練習したの? 遠藤さんは、設定上、もう少し上手くてもいいのにと思いました)。ふたりの父親による、みんな仲良くパン屋さん状態も、長くは続かないのかもしれませんね。
 
その一方で、栞がトラブルに巻き込まれて(このような巻き込まれ方ではなく、もっと、やむを得ないようなシチュエーション展開だったよかったのに…)、栞を救おうと駆けずり回った春男は、まさか元の世界に逆戻りか…という、ちょぴりハラハラな展開。さちとのことを思って、ただただグッと堪えて土下座する春男の姿が、痛々しくて(怒り爆発、安田を探し出してボコボコにするのかと思いました)。この世界では、今も春男の名は知られていたのでしょうか。今回は安田の兄貴分が引き下がってことなきを得ましたが、春男を見る表情の意味深なこと。奴は使えると、よからぬ誘いが来なければいいのですが…。
 
ところで、真理子の800万円の件は、どうなったのでしょうか? 竜也のネコババが、一番可能性が高そうですが、こちらをめぐっても、ひと悶着が起きなければいいのですが…。というよりも、予告編(毎度、ネタバレな展開。この手法は、視聴率アップに寄与しているのでしょうか?)によると、さちが、真理子と同じ病気で倒れて…。その治療費をめぐって、ここで800万円が、あらためてクローズアップされるのでしょうか? 最終章の始まりという雰囲気ですね。
 
 
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■第8話のあらすじ(番組ホームページより)
 
算数のテストの点数が悪かったと落ち込んで帰ってきた、さち(大橋のぞみ)。理由を聞いた佐倉春男(阿部寛)は、「勉強を教えてやれ」と村上康史(遠藤憲一)に訴える。ところが、さちは、点数を告げ口したと怒り、春男と絶交を告げる。
 
一方、西田栞(吉高由里子)と小島勇樹(遠藤雄弥)は、チンピラの安田に10万円を払う約束をしたものの、お金が工面できずに困っていた。
 
ある日、「仕事への熱意が足りない」と康史に注意された春男は、逆に、労働時間が長いと反発し、「残業をしない」と宣言。そこにさちが帰ってくるが、絶交はまだ続いていた。落ち込む春男に、さりげなく励ます佳奈子(白石美帆)は、「本当に今のままでいいのか」と問うが、逆に「母親になれなくていいのか」と問われ、動揺する。
 
そんななか、支払い期日がきた栞と勇樹は、竜也(デビット伊東)の店で、安田と会っていた。お金が足りないことを知った安田に何か持ちかけられた栞は、渋々それを了承する。
 
同じ頃、「むらかみベーカリー」には、明後日の大量注文が入る。「今日から仕込みを始める」という康史に、春男は「宣言通り、残業はしない」と帰る準備を始める。そこに竜也から「栞が危険な状況になっている」との電話が入る。
 
 
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フジテレビ「白い春」第9話:娘を襲った悲劇

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フジテレビ「白い春」さちが母親と同じ病に倒れ、佳奈子は病よりも姉を詛い、春男はそれをたしなめてと、予想される範囲内のスローな展開でしたが、それが少しもマイナスに感じられないのは、ふたりの父親をはじめとする役者さんたちの演技と、それを引き出す演出にあるのでしょうね。さすがに、今回の、自分たち男親には、もはや祈るしかないという“不器用の二乗”なシーン(西東京市の東伏見稲荷神社のようでした)は、これ以上やると、これまでのテイストを崩しかねない気もしましたが。
 
初給料でのさちへのプレゼント。それまでの春男だったら、こんなのが1万もするのか、なんて口にしそうですが、派手なピンクで包んでなんて、すっかり親馬鹿モード。手術に向かうさちが、春男からのプレゼントを手術室に持っていくところなどは、泣かせますね。康史や佳奈子も、置いていけとは言わず…。さちには会うなと言っていた佳奈子が、さちが会いたいからと春男を呼びに来たシーンもよかった。どうする春男? な前に、第三者目線で栞がきっちり対応して。実の父親なのにコソコソしなければならないというよりも、実の父親だからこそ、コソコソしなければならない現実。
 
「手術が必要→お金が掛かる→何とかなると思っていたら足りない」な展開で、春男は、手っとり早く50万か100万稼げる仕事は? と口にしますが、ここで再び、真理子の800万円に話が及ぶのかと思ったのですが…。まさか、真理子のために罪を犯したように、さちのためにに罪を犯すことにはならないですよね。さちのために、今の自分にできるのはこれだけしかないと、さちのことを康史に託して、実の父であることは最後まで隠し通して、最後は獄中で病死して、その葬儀でさちは、“おじさん”が実の父であることを初めて知って…なんていう妄想が駆けめぐってしまいました(笑)。春男は、いざとなったらなりふり構わず、一番大切なもののためには何でもしそうなので…。
 
そういえば、真理子と佳奈子の両親って、どうしているのでしょう?(すでに墓の中でしたっけ?) 佳奈子によれば、真理子は、自慢の娘だったようですが。真理子が倒れたとき、そして今と。さちのことは知っていたのでしょうか? すべてがさち中心に回り始めましたが、このテンポで続くと、少々物足りなさも感じます。
 
毎度の予告編。すべての予告編をつなぐと、全話のダイジェストのできあがり…ですね。
 
 
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■第9話のあらすじ(番組ホームページより)
 
みんなで協力して作ったリンゴパンの評判は上々で、「むらかみベーカリー」の定番商品になりそうだ。そんななか、佐倉春男(阿部寛)に初給料が出る。春男は、村上康史(遠藤憲一)に「少ない」と憎まれ口を叩きながらも、ひとりになると素直に喜んでいた。
 
一方、プレハブ小屋では、目を覚ました西田栞(吉高由里子)が、小島勇樹(遠藤雄弥)から救出された一部始終を聞く。春男に助けられた嬉しさと、巻き込んでしまった不安から、栞は複雑な思いを抱く。
 
公園で再び喜びをかみ締めていた春男を見つけた村上さち(大橋のぞみ)が、スケッチを始める。春男は、照れ隠しから「描くな」と言いつつも、楽しそうにカラフルな絵を書いていくさちを見つめていた。そんな春男がパン屋に戻ると、作業場にパン製造の新しい機械が入っていた。感動して喜ぶさちに、康史は、誇らしげだった。
 
その日の夜、仕事を終えた春男は、栞を電話で呼び出す。喜んで駆けつけた栞だが、春男が呼び出した理由が、不釣合いだからひとりでは入れずにいた画材屋に付き合ってもらうためだったと知り憮然とする。と同時に、初給料でさちへのプレゼントを買おうとする春男を微笑ましく思い、一緒にプレゼントを選ぶ。栞のアドバイスを受けて水彩画の用具セットに決めた春男は、それを手に満足げに何度もうなずく。
 
同じ頃、村上家では、夕食になっても部屋から出てこないさちを呼びに行った康史が、イスから落ちて床に倒れているさちを発見する。ぐったりするさちを抱きかかえた康史は、佳奈子(白石美帆)とともに急いで病院へと向かう。
 
一方、そんなことが起こっていることを知らない春男は、購入した画材のプレゼント包装を嬉しそうに頼んでいた。
 
 
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フジテレビ「白い春」第10話:娘を救ってくれ

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フジテレビ「白い春」サブタイトルの「娘を救ってくれ」は、序盤の、春男の祈りだけだったのですね。さちの病気が、どのようなものなのかはわかりませんが、意外にあっさりと手術が終わり、これでもう完治=二度と再発する可能性はないかのような展開でしたので(念のため、半年ごとに検査を受けて経過を見せてくださいぐらいのほうが自然では? 真理子は、それで命を落としたわけですし)、終盤の、さちの快気祝いの席で春男が店を辞めることを告げ、そのまま出て行ってしまい、止める康史の手を振りほどいて後を追ったさちが、事故にでも合うのかと思いました。ホントに(笑)。
 
さちの手術をきっかけに、ふたりの父親は互いに互いを認めるようになり(それまでの、真理子のそれと同じというさちの病状をめぐる苦悩や手術費用の問題はどうしたの? という気がしないでもありません。だったら、ああいう振り方をしてこなくても…と)、そして、春男は、さちのこれからのことを自分なりに考え、康史とさちの前から消えることに。さちの成長を記録したアルバムを目にした春男の、嬉しくも哀しい表情が切ないです(あの写真、大橋のぞみさんのアルバムから借りてきたようですね。名札や胸のゼッケンなどは、元を消したり「村上さち」に修正されていたようですが…)。すべてを明かして、春男と康史の、ふたりの父親と暮らしていくというのは、無理なのでしょうか? それは、さちにとっては、好ましくないことなのでしょうか?
 
旅行代理店で海行きの予約を入れた春男。さちと海に行ったところで康史と交代して、ふたりの前から消えようとしているのかと思っていました。あそこで康史に渡すとは…。
 
栞の父親が判明(とっても唐突なんですけど…。勇樹はいつの間に?)。父親は、ネックレスのことなどはすっかり記憶にない様子で…。このままでいいのか栞…。
 
次回は最終回。すっかり忘れられていた「真理子への800万円」の行方が描かれるようです(やはり安岡がネコババ?)。
 
 
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■第10話のあらすじ(番組ホームページより)
 
村上さち(大橋のぞみ)が病気で倒れ、大掛かりな手術を受けることになる。手術が続く中、佐倉春男(阿部寛)、村上康史(遠藤憲一)、高村佳奈子(白石美帆)は、それぞれの思いを胸に、ひたすら祈り続けていた。
 
時間が経つにつれ、ガマンならなくなった春男は、作業場を抜け出すと、高村真理子(紺野まひる)の写真に向かって、さちを助けてくれと頭を下げる。
 
後日、春男は、康史に手術代金を無理させたことを詫びるが、康史は「父親として当然のことをしただけだ」と口にする。
 
一方、プレハブ小屋では、いつも寂しそうな西田栞(吉高由里子)のために、彼女の父親の居場所を突き止めた小島勇樹(遠藤雄弥)が、栞に会い行くことを勧める。
 
 
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フジテレビ「白い春」第11話(最終回):本当のお父さん

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フジテレビ「白い春」春男が、自分の人生と引き換えに真理子に残した800万円は、竜也がネコババしていました。それを知った春男は、こんなバカヤロウでも、たったひとりの友だちだったと悲しみつつも許します。許すことができたのは、竜也(の愛する女性)に子供ができたから、そして、さちと過ごした時間があったからでしょう。子供をもったことで、子供をもった相手が許せたと。序盤では、春男と康史の間で、くどいくらいに登場していた真理子の800万円が、途中からは、急に忘れ去られていたかのような扱いでしたが、最後の最後で登場。作者は、子供をもったことを知り、我が子と過ごした日々を経ての春男に、800万円と真理子の死を向き合わせたかったのでしょうか。
 
それと対比するかのような、春男の死。春男からのプレゼントで描いた、さちの絵は、ふたりの父親と自分、それを天から眺める母親の姿。最終回も半ばを過ぎて、春男が、これほどまでに穏やかに、幸せを感じつつ、ドラマが終わるのかと思ったところで、ちらつく死の影。まさかとは思いましたが、そのまさかでした。子をもった春男が、殺した相手の子に復讐されて…。子をもって初めて身をもって知った、自分が犯した罪の深さ(「アイシテル」にも「スマイル」にも通じるものがあります)。事件を起こしたその頃は、殺した相手に家族や子供がいるかなんて、考えもしなかった春男だと思いますが、子をもち親になり、自分がしたことの重さに気づき、自らを犠牲にして康史を守ります。ハッピーエンドを含めて、さまざまなエンディングの可能性があったと思いますが、僕は、これはこれで納得できる終わり方だったと思います。
 
個人的に違和感を憶えたのは、春男を訪ねたさちのセリフです。どうして、おじさんを書きたくなるのか、お父さんだからかと。栞にそのことを言われたとはいえ、康史という父親がいて、父親ともうまくいっていないわけではないのに、この歳の子供が口にするセリフでしょうか。そうは思えません。本能的に何かを感じて? それも違うのではでしょうか。僕はそう感じました。ただ、それに続く、そんなさちに、穏やかな笑みを浮かべながら、涙を流して、優しく諭す春男の姿には心を打たれました。それ以上言ったら怒るぞ。お前の親父は、毎日汗水垂らして働いて、お前を守ろうと、必死で戦っている。あんないい親父、どこを探してもいないぞと。
 
栞が、自分にとって春男は何だったのだろう? と口にしたように、自分にとって、春男の物語は、何だったのだろうと。ストーリーそのものは、2時間ドラマでも描ける内容だったと思いますが、11話を費やして描かれた深さが、見終えた今になって、じわりじわりと心に染みてきます。いいドラマでした。
 
 
PS.
◆真理子の隣に春男の墓。隣にあんなスペースが空いていたなんて、気づきませんでした。
◆春男の墓参りの後、佳奈子に「協力してくれるか?」と声を掛けた康史ですが、あれは、プロポーズの言葉でもあったのかと思ったのですが…。
 
 
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■第11話のあらすじ(番組ホームページより)
 
パン屋を辞めるという佐倉春男(阿部寛)を引き留めようと、村上さち(大橋のぞみ)は追い駆ける。だが、春男は、さちを振り切り行ってしまう。
 
落ち込むさちを偶然見つけた西田栞(吉高由里子)は、その様子を見兼ねて「おじさんは、さっちゃんのお父さんなんだよ」と切り出してしまう。
 
しばらくして帰ってきたさちに、父・康史(遠藤憲一)は、「春男を引き留めるのはかえって迷惑なんだ」と、優しく諭す。意外にも素直にうなずくさちに驚きつつ、安心する康史と高村佳奈子(白石美帆)だった。
 
数日後、さちと康史は、海に来ていた。砂浜に座り、春男からもらった水彩画セットで絵を描き始めるさち。康史は、そんなさちを見ながら、親子の時間が過ごせたことを喜ぶ。
 
一方、いつかの定食屋で働き始めた春男は、安岡竜也(デビット伊東)のスナックの開店が9年前だと聞き、真実を確かめようとする。
 
その頃、部屋で海の絵の仕上げをしていたさちは、ふと新しい画用紙を取り出し、春男を描き始めた。
 
そんなある日、プレハブ小屋を訪ねたさちは、「春男に絵を渡したい」と言うが、栞は、「ここにはいない」とだけ告げる。がっかりするさちは、そこで春男の住所が書かれた宅配便の伝票を見つける。
 
 
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伊達でございます!

埼玉生まれ。「太陽にほえろ!」のサウンドトラックの素晴らしさから、テレビドラマを見るようになりました。小学校4年時に体育館で生オーケストラを聴いてクラシックが大好きに…。初めて買ったクラシックのレコードは、スッペ「軽騎兵/詩人と農夫」のEPと、バーンスタイン「運命/未完成」とセル「ベト9」の2枚組LP。初めてのオペラは、銀座・ヤマハホールで見たベルイマンの映画「魔笛」。中学の吹奏楽部(ホルン)で演奏することの楽しさを、高校の頃に通った銀座・日立ローディプラザの生録会でフュージョンに出会うとともに、音楽録音の魅力を知りました。

<お気に入りの曲>
◆東海林修「ディスコ・キッド」◆大野克夫「太陽にほえろ!」◆冬木透「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」◆宮川泰「宇宙戦艦ヤマト」◆岡村孝子「未知標」「潮の香りの中で」「ひとりごと」「愛を急がないで」「天晴れな青空」「晩春」◆薬師丸ひろ子「元気を出して」「トライアングル」◆麗美「国際線」「君の友達でいたいから」◆荒井由実「卒業写真」「海を見ていた午後」◆松任谷由実「最後の春休み」◆大貫妙子「会いたい気持ち」「黒のクレール」◆辛島美登里「Merry Christmas to You」「Silent Night −祈り−」◆今井美樹「野性の風」「瞳がほほえむから」「セカンドエンゲージ」「Peace of My Wish」「Miss You」◆飯島真理「Melody」「シグナル」◆宮里久美「背中ごしにセンチメンタル」◆米屋純「水色時代」◆高橋洋子「魂のルフラン」◆古内東子「うそつき」◆MISIA「忘れない日々」◆笹川美和「金木犀」「向日葵」◆柴田淳「ため息」「夜の海に立ち...」◆熊木杏里「最後の羅針盤」「朝日の誓い」◆池田綾子「ひとつの願い」「月」「プリズム」◆諫山実生「手紙」「Eternal Love」◆平原綾香「孤独の向こう」◆arp「まぶた」◆lisa「Will」「TIME IS ON MY SIDE」◆山麻衣美「We are the Stars」◆Chocolove from AKB48「明日は明日の君が生まれ」◆城南海「誰カノタメニ」「ワスレナグサ」◆沢田研二「ヤマトより愛をこめて」「時の過ぎゆくままに」◆布施明「愛よ その日まで」◆町田義人「戦士の休息」「長距離ランナー」「愛」◆さだまさし「療養所」「道化師のソネット」「親父の一番長い日」◆浜田省吾「愛という名のもとに」「Midnight Flight」「J.BOY」◆橋本仁「青空になる」◆中孝介「路の途中」◆Mr.Children「HERO」「HANABI」◆SEAMO「Continue」◆EARTHSHAKER「EARTHSHAKER」「WALL」◆X JAPAN「Rusty Nail」◆プリズム「KARMA」「MEMORY OF THE MOMENT」◆カシオペア「朝焼け」「GYPSY WIND」「EYES OF MIND」◆スクェア「いとしのうなじ」「TRUTH」◆クロスウィンド「そして夢の国へ」◆YOU「BALLAD 9.36」◆鳥山雄司「GHETTO PEOPLE」◆柴田敬一「まどろみのなかで」◆YMO「1000 KNIVES」「MAD PIERROT」「TECHNOPOLIS」◆Maynard Ferguson「Gonna Fly Now」◆TANGERINE DREAM「NETWORK 23」◆YANNI「DANCE WITH A STRANGER」「NOSTALGIA」「SANTORINI」「PATHS ON WATER」

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