▼ヘッドライン
ベン・トー SS
関連:佐藤、著莪 「「半額弁当?」」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/26(木) 09:55:42.20 ID:zz82bxEp0
閑静な住宅街の一角にそびえたつ1件のスーパー。
現在時刻は午後8時10分、あと20分ほどで半値印証時刻だ。
自動ドアをくぐると店内には落ち着きのあるBGMが流れている、そのメロディーを聴きながら青果コーナに向かい同時に彼等の気配を探る…
2… 4… 6人か。
その中に1人、知り合いの気配がある
一瞬そちらに行こうかと考えたが… 今は獲物の確認のほうが先決だ。
青果コーナーから鮮魚、精肉コーナーを抜け、お惣菜、弁当コーナーへと向かう。
棚に惣菜はほとんど残っていなかった、特に揚げ物は壊滅的と言って良い、そこにはチクワ、かきあげ、その他もろもろ… いつも目にしている相棒達の姿はなかった。
唯一コロッケが3個残っているだけ、今日はこの店の需要と供給のつり合いが比較的上手く取れたのだろう。
普段お世話になっている身の上としてはスーパーが商売繁盛ってことは喜ぶべき事なんだけど、 …その反面、素直に喜べない自分も同時に存在している訳で…
だがそれは今宵、獲物が獲れなかったときに初めて関係することだ。ようは獲れれば問題ない、獲れれば…ね。
いよいよ弁当コーナーの前に来た、立ち止まることなく横目で見る。今宵の神の恵みは5つ、内2つが同じものだ。
一つ目はチーズカレー弁当、電子レンジで温めることを計算に入れてかカレーの上に粉チーズが降りかけられている。量も申し分ない。
2つ目はオーソドックスな幕の内弁当、3つ目もこれまた定番といえる鮭弁が2つ。
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/26(木) 09:55:42.20 ID:zz82bxEp0
閑静な住宅街の一角にそびえたつ1件のスーパー。
現在時刻は午後8時10分、あと20分ほどで半値印証時刻だ。
自動ドアをくぐると店内には落ち着きのあるBGMが流れている、そのメロディーを聴きながら青果コーナに向かい同時に彼等の気配を探る…
2… 4… 6人か。
その中に1人、知り合いの気配がある
一瞬そちらに行こうかと考えたが… 今は獲物の確認のほうが先決だ。
青果コーナーから鮮魚、精肉コーナーを抜け、お惣菜、弁当コーナーへと向かう。
棚に惣菜はほとんど残っていなかった、特に揚げ物は壊滅的と言って良い、そこにはチクワ、かきあげ、その他もろもろ… いつも目にしている相棒達の姿はなかった。
唯一コロッケが3個残っているだけ、今日はこの店の需要と供給のつり合いが比較的上手く取れたのだろう。
普段お世話になっている身の上としてはスーパーが商売繁盛ってことは喜ぶべき事なんだけど、 …その反面、素直に喜べない自分も同時に存在している訳で…
だがそれは今宵、獲物が獲れなかったときに初めて関係することだ。ようは獲れれば問題ない、獲れれば…ね。
いよいよ弁当コーナーの前に来た、立ち止まることなく横目で見る。今宵の神の恵みは5つ、内2つが同じものだ。
一つ目はチーズカレー弁当、電子レンジで温めることを計算に入れてかカレーの上に粉チーズが降りかけられている。量も申し分ない。
2つ目はオーソドックスな幕の内弁当、3つ目もこれまた定番といえる鮭弁が2つ。
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75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:02:32.18 ID:j2tpKsJBO
もう知らん俺が乗っ取る
なんやかんやあって次の日
――部室
佐藤「著莪」
著莪「なに?」
佐藤「あせびちゃんってさ…」
著莪「うん」
佐藤「可愛いよね」
著莪「佐藤」
佐藤「はい」
著莪「死にたいの?」
佐藤「どうして?」
著莪「あせびの不幸体質」
佐藤「大丈夫、有名な寺生まれの人にお守りもらってきた」
著莪「」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:05:49.31 ID:yktbOXLmi
この際あせびちゃんでも構わん
頼んだ
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もう知らん俺が乗っ取る
なんやかんやあって次の日
――部室
佐藤「著莪」
著莪「なに?」
佐藤「あせびちゃんってさ…」
著莪「うん」
佐藤「可愛いよね」
著莪「佐藤」
佐藤「はい」
著莪「死にたいの?」
佐藤「どうして?」
著莪「あせびの不幸体質」
佐藤「大丈夫、有名な寺生まれの人にお守りもらってきた」
著莪「」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:05:49.31 ID:yktbOXLmi
この際あせびちゃんでも構わん
頼んだ
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21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/02(月) 10:08:20.11 ID:uZrvyvEI0
佐藤「あの姉をフォローしたり、苦労してるけど」
槍水「うむ」
佐藤「良い奥さんとかになりそうですよね」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/02(月) 10:14:57.55 ID:uZrvyvEI0
槍水「そうだな…」
佐藤「でも、いざ結婚したら姉の方も付いてきそうですね」
槍水「ハハ、確かにそうかもな」
佐藤「しかし、それがいい…」
槍水「…佐藤、お前本気か?」
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佐藤「あの姉をフォローしたり、苦労してるけど」
槍水「うむ」
佐藤「良い奥さんとかになりそうですよね」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/02(月) 10:14:57.55 ID:uZrvyvEI0
槍水「そうだな…」
佐藤「でも、いざ結婚したら姉の方も付いてきそうですね」
槍水「ハハ、確かにそうかもな」
佐藤「しかし、それがいい…」
槍水「…佐藤、お前本気か?」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 15:43:32.94 ID:8V4RI1Us0
佐藤「後輩が汗水たらして獲ってきた月桂冠を奪って食べるなんて…狼の風上にも置けませんね」
槍水「え…。佐藤、何を言ってるんだ?これはお前が…」
佐藤「…はぁー……僕のせいですか。見損ないましたよ、先輩」
槍水「し、しかし書置きには病人には人に甘える権利があると…」
佐藤「あんなの社交辞令に決まってるじゃないですか。普通遠慮するでしょ…うなぎ弁当でしかも月桂冠ですよ」
槍水「うぅ……」ショボーン
佐藤「戦わずして飯を食う…これじゃあヘラクレスの棍棒以下ですね」
槍水「そ、そんなことっ…うっ…ケホケホッ!」
佐藤「もう先輩は僕の憧れた氷結の魔女じゃない……こんなんじゃ親からただ飯を食わせてもらうニートと同じだ」
槍水「!!?」
佐藤「そう、先輩の二つ名は今日から「ニート」ですね」
続きを読む
佐藤「後輩が汗水たらして獲ってきた月桂冠を奪って食べるなんて…狼の風上にも置けませんね」
槍水「え…。佐藤、何を言ってるんだ?これはお前が…」
佐藤「…はぁー……僕のせいですか。見損ないましたよ、先輩」
槍水「し、しかし書置きには病人には人に甘える権利があると…」
佐藤「あんなの社交辞令に決まってるじゃないですか。普通遠慮するでしょ…うなぎ弁当でしかも月桂冠ですよ」
槍水「うぅ……」ショボーン
佐藤「戦わずして飯を食う…これじゃあヘラクレスの棍棒以下ですね」
槍水「そ、そんなことっ…うっ…ケホケホッ!」
佐藤「もう先輩は僕の憧れた氷結の魔女じゃない……こんなんじゃ親からただ飯を食わせてもらうニートと同じだ」
槍水「!!?」
佐藤「そう、先輩の二つ名は今日から「ニート」ですね」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/24(土) 15:16:07.06 ID:Do+cEW4o0
佐藤「ただいま…」
玄関の扉を閉め、靴を脱ぎ、リビングの方へ。テーブルの上に手に持っていた買い物袋を置く
著莪「おかえり、佐藤~ 遅かったじゃん。うお!どうしたんだよその傷?」
どうやら著莪はたった今、入浴を済ませたらしく僕のTシャツにスウェット生地のハーフパンツ姿だった。
佐藤「イロイロあったんだよ…」
著莪「ふ~ん?まあ良いや。佐藤がボロボロな理由は後で聞くよ、はい、これ♪」
そう言って彼女は僕にドライヤーを手渡すとソファーに腰を降ろす。コレもすっかり恒例になったな…
著莪の横に座って、ボリュームのある金髪にドライヤーを当てる
著莪「♪~」
こうしてる時、彼女は大抵上機嫌だ
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佐藤「ただいま…」
玄関の扉を閉め、靴を脱ぎ、リビングの方へ。テーブルの上に手に持っていた買い物袋を置く
著莪「おかえり、佐藤~ 遅かったじゃん。うお!どうしたんだよその傷?」
どうやら著莪はたった今、入浴を済ませたらしく僕のTシャツにスウェット生地のハーフパンツ姿だった。
佐藤「イロイロあったんだよ…」
著莪「ふ~ん?まあ良いや。佐藤がボロボロな理由は後で聞くよ、はい、これ♪」
そう言って彼女は僕にドライヤーを手渡すとソファーに腰を降ろす。コレもすっかり恒例になったな…
著莪の横に座って、ボリュームのある金髪にドライヤーを当てる
著莪「♪~」
こうしてる時、彼女は大抵上機嫌だ
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/14(水) 14:09:37.53 ID:FfiOkIjg0
著莪「…」
佐藤「…」
著莪「…」
佐藤「…」ペラ…
著莪「佐藤~ ページめくるの、はーやーいー」
佐藤「あー、はいはい…」ペラ…
著莪「も~ど~れ~」
佐藤「はあ…」
佐藤「これで良いか?」ペラ…
著莪「うん」ニコニコ
続きを読む
著莪「…」
佐藤「…」
著莪「…」
佐藤「…」ペラ…
著莪「佐藤~ ページめくるの、はーやーいー」
佐藤「あー、はいはい…」ペラ…
著莪「も~ど~れ~」
佐藤「はあ…」
佐藤「これで良いか?」ペラ…
著莪「うん」ニコニコ
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/13(火) 18:11:57.45 ID:Sho2FVwk0
茶髪「こんなに濡れてかわいそうに…」
佐藤「きゅ~ん」
茶髪「あなた家に来る?」
佐藤「わん!」フリフリ
茶髪「フフッ、うれしそう」
佐藤「わん!わん!」フリフリ
続きを読む
茶髪「こんなに濡れてかわいそうに…」
佐藤「きゅ~ん」
茶髪「あなた家に来る?」
佐藤「わん!」フリフリ
茶髪「フフッ、うれしそう」
佐藤「わん!わん!」フリフリ
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/12(月) 16:11:07.08 ID:UPSpUh200
槍水「お前と麗人は付き合っているのか?」
佐藤「えっ、 やだな~先輩、そんなわけ無いじゃないですかw」
槍水「だが、今のお前達のやり取りを見ていると、そうとしか思えないんだが…」
佐藤「そうですか?ただ著莪と半額弁当の食べさせあいをしてるだけですけど?」
著莪「佐藤、あーん///」
佐藤「おう、あーん」
槍水「…」(私がおかしいのだろうか?)
続きを読む
槍水「お前と麗人は付き合っているのか?」
佐藤「えっ、 やだな~先輩、そんなわけ無いじゃないですかw」
槍水「だが、今のお前達のやり取りを見ていると、そうとしか思えないんだが…」
佐藤「そうですか?ただ著莪と半額弁当の食べさせあいをしてるだけですけど?」
著莪「佐藤、あーん///」
佐藤「おう、あーん」
槍水「…」(私がおかしいのだろうか?)
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/20(日) 23:19:13.68 ID:5xqY9n7Z0
セイバー「聖杯戦争ではなく・・・弁当ですか?」
切嗣「あぁそうだ。今回俺たちはこの冬木の地に散りばめられた3つの半額弁当を取り合うことになっている・・・」
セイバー「(喋れたんだ・・・)しかし、冬木はそこまで大きい町でないといえ流石に弁当のような大きさのものを見つけれるはずがないのでは・・・?そもそも町に置かれてるなど衛生面的にも問題が・・・」
切嗣「その点は心配ない。弁当は特性のケースに入れられ一週間もの間新鮮な状態で食べられるようになっている」
セイバー「いや、しかしたかが弁当のために殺し合いなど」
切嗣「・・・・・っ!」パァン
セイバー「!?」
的な感じでオナシャス
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/20(日) 23:26:27.21 ID:UURgH/X2P
これはセイバーなら勝てる戦争だな
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/20(日) 23:31:36.61 ID:YAHxC8PJ0
キャスターが大猪に
続きを読む
セイバー「聖杯戦争ではなく・・・弁当ですか?」
切嗣「あぁそうだ。今回俺たちはこの冬木の地に散りばめられた3つの半額弁当を取り合うことになっている・・・」
セイバー「(喋れたんだ・・・)しかし、冬木はそこまで大きい町でないといえ流石に弁当のような大きさのものを見つけれるはずがないのでは・・・?そもそも町に置かれてるなど衛生面的にも問題が・・・」
切嗣「その点は心配ない。弁当は特性のケースに入れられ一週間もの間新鮮な状態で食べられるようになっている」
セイバー「いや、しかしたかが弁当のために殺し合いなど」
切嗣「・・・・・っ!」パァン
セイバー「!?」
的な感じでオナシャス
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/20(日) 23:26:27.21 ID:UURgH/X2P
これはセイバーなら勝てる戦争だな
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/20(日) 23:31:36.61 ID:YAHxC8PJ0
キャスターが大猪に
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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:47:10.16 ID:J2L4R3Kq0
ブーッ…ブーッ…
ピッ
『二階堂さん、今日はどちらのスーパーに向かわれるのですか?私たちはまっちゃんのお店に向かう予定ですわ!』
どうしたものか…
《オルトロス》からの夕餉の誘いのメールに目を通し、プリントアウトされたA4用紙を片手に二階堂連は苦笑する。
いつもなら『では待っていよう』と短いメールを送り、後はいつものスーパーで彼女らを待つのだが、今日は用事があるのだ。
と、いっても大した用事ではない。誰か人を待たせている訳でもない。
いつものように《オルトロス》の魅惑的な挑発に乗るのも悪くなかったのだが・・・
「やはり、初日に行かないとな…」
元・《ガブリエル・ラチェット》の頭目と言う過去の立場がその誘惑を許さなかった。
情報収集するのならば速度が命だ。初日に行かなくて何が上場収集か。
『悪いが今日はコンビニ弁当だ』
短いメールを送信する。姉はともかく、勘の良い妹ならばこれだけで何の事か理解できるだろう。
「・・・そろそろ寒くなってきたな」
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ブーッ…ブーッ…
ピッ
『二階堂さん、今日はどちらのスーパーに向かわれるのですか?私たちはまっちゃんのお店に向かう予定ですわ!』
どうしたものか…
《オルトロス》からの夕餉の誘いのメールに目を通し、プリントアウトされたA4用紙を片手に二階堂連は苦笑する。
いつもなら『では待っていよう』と短いメールを送り、後はいつものスーパーで彼女らを待つのだが、今日は用事があるのだ。
と、いっても大した用事ではない。誰か人を待たせている訳でもない。
いつものように《オルトロス》の魅惑的な挑発に乗るのも悪くなかったのだが・・・
「やはり、初日に行かないとな…」
元・《ガブリエル・ラチェット》の頭目と言う過去の立場がその誘惑を許さなかった。
情報収集するのならば速度が命だ。初日に行かなくて何が上場収集か。
『悪いが今日はコンビニ弁当だ』
短いメールを送信する。姉はともかく、勘の良い妹ならばこれだけで何の事か理解できるだろう。
「・・・そろそろ寒くなってきたな」
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