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もののけ姫 SS

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/21(木) 19:43:27.43 ID:QyuQmFRb0
アシタカ「森も、だいぶ元通りになってきたな。」

サン「ああ。シシ神様が、最期に再生してくれた森だ。大切にしなければいけない。」

アシタカ「・・・サンは、わたしと一緒にタタラ場で暮らす気は、やはりないのか?」

サン「何度も言うが、わたしは山犬として、この森で生きていくと決めたんだ。」

アシタカ「エボシ達も、そなたに会いたがっている。せめて、タタラ場で暮らすのは無理としても、一度だけ顔を出してはくれないか?」

サン「・・・・・・そうだな。一度くらいなら、行ってみるのもいいかもしれない。」

アシタカ「本当かっ?」

サン「だが・・・本当にいいのか?わたしが行くことで、エボシはともかく、他の者が不審に思ったりは・・・。」

アシタカ「それは大丈夫だ。タタラ場の者は皆、そなたの事を気にかけていた。」

サン「そうか。・・・うん、一度タタラ場に顔を出してみよう。」

アシタカ「ありがとう、サン。」



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2011年04月23日 01:00|Comments(13)このエントリーをはてなブックマークに追加
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/04(月) 20:37:04.91 ID:yG3NhZCo0
シシ神が森からいなくなってから、タタラ場は森を切らなくなった。
極力森を傷付けず、無用な争いを生まぬように。
アシタカとサンは森の、大きな杉の木の下でよく会うようになっていた。
だが、サンはいまだに人間が好きになれていなかった。
それでも、「アシタカが好き」という気持ちが山犬の娘の心中にはまだあった。



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2011年04月07日 01:00|Comments(9)このエントリーをはてなブックマークに追加
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/20(土) 20:49:03.78 ID:9FCM34Ln0
山犬B「この前来たの3日前くらいじゃないか」
サン「だって……次にいつあえるってわからないんだぞ……」
山犬A「まあ、あいつは力もあるし、何かと要り用なんだろう」
サン「ふん……知ってるよ、そんなこと……」

サン「……! お前たち、ここにいな!」
山犬A&B「?」
サン(この匂い……!)

 


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2010年02月23日 14:48|Comments(19)このエントリーをはてなブックマークに追加