よろずライター・中川デイブの「徒然道」

50代ライターの日々是口実

2020年10月

09.18-1

今回は、いよいよ私を侮辱し、街の無法者と人々に勘違いさせてくれたOMとその組織、越谷市シルバー人材センターと直接対決に臨んだ際の「要約版」です。
これを読むと、いかに「意識の食い違い」「越谷市シルバー人材センターの」モラルの低さが分かるかと思います。

後編
●10月2日
・OMの言い分
ここでの説明会のメンバーは、くらし安心課から前回からの2名と、もうひとり若手の女性。シルバー人材センターから2名と当人・OM。この相手側6名に対して、こちらは私ひとり中立の進行役がいるわけでもないので、1対6の図式です。コの字がたのテーブルの両サイド・右にくらし安心課、左にOMを含むシルバー人材センターで、中央が私でした。

私は、あとから言いがかりや逆告訴されるのが恐ろしかったので「この話し合いを録音させていただきます」と堂々と机上にレコーダー(スマホ)を置いて録音しました。

まずは9月18日の経緯の説明がくらし安心課からなされて、いよいよ双方の説明となりました。といっても、私が持っていた疑問をOMにぶつけて説系を求めた事が大半でしたが。

ここではQ&A形式で、OMの言い分(「悪い」とは微塵も思っていないので「言い訳」ではない)を明らかにしてみます。

そもそも、なぜ業務外のエリアで業務外の行為をしたのか?

OM「自分の仕事が手すきの時に、歩行者が危ないので(自転車を)止めている

私は自分が「身体障害者で膝も痛めていて、降りて押していくのはできない」と言ったが? あわせて「身体障害者手帳も見せますよ」とも言ったが、一切、見ようともしないで無視していたが?

OM「こちらは危ないから止めただけ。それを「身体障害者だ!」と、威張って言われたので、こちらもカっとなった。

警察官が巡視している時も「そういう事情なら、このまま降りなくていいです」と言われたが?

OM「……」

OMが言葉に詰まったので、この話題は休止です。これ以上、進まないのですから。
それから、前回に書いた通りに2人して東武鉄道の窓口へ行ったわけです。そこで、OMは駅員に「この人、自転車を降りないから」とだけ言って、消えたわけです。
その真意を尋ねると、もはや滑稽としか思えない答えが返ってきたのです!
silver-5

なぜ、東武鉄道の駅員のところから、急にいなくなってしまったのか?

OM「そろそろ、やらないといけない仕事があったので」

無責任だとは思わないのか?

OM「仕事があったから」

「だったら人を止めておいて、業務以外の事で偉そうにしてるんじゃない!」と思いましたよ。そもそも、この時の東武鉄道の駅員も先日のお廻りさんも「そういう事情なら」と、自転車を降りない点に関しては問題視していないのに。

OMは、終始この姿勢ですから。つまり、自分に身勝手な理屈でのみ行動しているのです。
「訳が分からない」というのが、正直なところです。

それと、自転車を勝手に止めて降車させている点については、こうも述べていました。
「自分は、まだこの仕事に就いて1カ月だけども、注意した人は“みんな(自転車を)降りている”」と。

この思想は怖いですよ。権限もないのに、勝手に目の前に現れてきて「止まれ」なんて言われたら。非常事態宣言前後の「コロナ自警団」みたいに、徐々にやる事がエスカレートしなければいいのですが。

詳しく話しを聴いてみると、「10人くらいに注意して、全員が自転車を降りた」とも言っていました。
ますますエスカレートしているのが分かります。
だから、私に対しても“注意をすれば、言う事に従う”と思っていたのでしょう。それが、予想もしない反論を受けたので、「カっとなった」んでしょうね。

勘違いも甚だしいですね。
皆、言う事を聞くものだから「自分のやっている事は全て正しい」と、今でも思っているのでしょう。

確かに、私も混雑時に自転車に乗った人がコンコース内を走行していたら、危険だというのは分かっていますよ。だからといって、身体的な事情も考えずに闇雲に止めてもいいのでしょうか。
私はこの説明会(話し合い)は、いつまでたっても平行線だし、不毛なままだと確信したので、「もう、何を言っても聴いても噛み合わないというか、論点が分からないようなのでいいです」と言ったのです。

そうしたら、OMは形ばかりに(そう見えました)に起立して頭を下げて謝罪しました。
何に対して謝っているのかは、分からず終いです。

結局、越谷市シルバー人材センターの担当者が、

「○○さん(私の事)は、これからも駅の道を使ううえで、OMさんと顔を合わせるのは嫌ですよね」

と聞いてきたので、

「仕事ですから、私がとやかく言う事ではありませんが心情的には不快です」

「ならば、顔を合わせる事にないように〇曜日が出勤日なのですが変えます」
(そもそもの問題について、分かっていない)

と、言っていました。
私にとっては、どうでもいい事ですけど。

・OMの上の偉い人
これで話しは済んだのですが、結局、越谷市シルバー人材センターのOMらを統括する立場らしい人(事務局長のEK)は名刺も渡さないで、そのまま散会しようとしていました。
私は訴訟も視野に入れていたので、「お名刺を頂戴したいのですが?」と申し出ると、

「ちょっと、今、切らしちゃって」

と、薄笑いとともに答えます。エコ問題で名刺交換をやめているのかも知れませんが、こうした場に「切らしちゃって」って、どんなものでしょう。

OMが事の重大さを全く分かっていないのは、そもそも根幹が“こんな意識”だからだと思わざるを得ないです。

こんな状態で自分だけ名刺を渡すのもばからしいのですが、「3月まで契約している仕事の名刺です」と、ライティング・スクールの名刺を置いてきました。
帰宅して越谷市シルバー人材センターのホームページを見てみると、この人物は「常務理事」の欄に名前がありましたよ。実は、凄く偉い人だったのですね。

ならば、もっと世間の流れを知ってもらいたいですね。数年前に某航空会社が「規則だから」と、車イスを使う乗客に、付き添いNGで這ってタラップを降ろさせた事例がありましたよね。
そういう記事を目にしていないのでしょうか。

モヤモヤ感は拭えたわけではありませんが、私も日々の仕事があるのでこれ以上は深追いしない事にします。何か身にかかる出来事があれば別ですけど。

・終わりに
それにしても、このご時世でもまだまだ“弱者いじめ”ってあるのですね。

最後に申し上げておきたいのは、私は決して身体障害者という身分に胡坐をかいて威張っているクレーマーではない、という事。
そして、前中後編から成るこのブログは、質の悪いクレームではなく『告発』であると記して締めたいと思います。


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※来週あたりからは、タイトルも一新してブログを再開する予定です。お楽しみに!













09.18-1

前回は、当日の事のあらましを説明させていただきました。
時間の経過を正確にトレースしたために長くなってしまい、「飽きられたかな」と反省しきりです。
なので、今回の中編(前後編ではなく、前中後編の3部構成にする事にしました)では「当日後」に起こった出来事・分かった事実の要点を記してみたいと思います。

中編
●9月24日(木)
この日は、ようやく明けた4連休の翌々日。私が越谷駅前で受けた扱いに対して、
・責任部署の所在
・当人OMの所属
・市の見解

を聞くために、行動を起こしました。

まずは、越谷市のホームページを開いて「人権」に関する問題を扱っている部署を探します。
ちょうど「人権相談」を庁舎内で定期的に相談を受け付けている項目を発見!
しかし、個別の面談はコロナ禍のために現在は休止中との記載があります。それで、各問合せを「市長公室 人権・男女共同参加推進課」で受け付けているというので、さっそく電話してみました。

そこで、概略を説明したところ「担当部署に連絡してくれ」という事で、人事課へ連絡するように促されます。
私は記者経験もあるので、“たらい回し”にされるのは慣れています。ある程度は我慢できるので、このくらいは平気です。
ここから先は電話ではラチが開かないので、直接に市役所に出向いて話しを通してもらう事にしたのです。

人事課へ赴き、説明すると「担当部署の人間を呼びますので」と素早く対応してくれたので、私はそのまま、本来は小会議室であったであろう部屋で待ちます。
そこに現れたのが「くらし安心課」のN氏とS氏。
確かに、駅前の駐輪自転車の整理を「シルバー人材センター」(正確には「交易社団法人越谷市シルバー人材センター」。以下、「シルバー人材センター」と略す)に、依頼していると言います。

ただ、そのなかには私がされたような駅前コンコースで無理に降車させる業務は含まれておらず、「あくまで違法駐輪の整理と注意のシールを貼るのみを頼んでいる」との事です。
加えて、業務内容については徹底するように指導もしているとも言っていました。

私は、そんな話しに納得するわけはないので、「きちんとした説明や身体障碍者に対する態度をどう思っているのかを聞きたいだけ」と言いましたよ。

勤務時間が分かっているので、(本人を)特定する事はできると思います」と言うので、とりあえず、その場はお開きにする事にしました。どうにも、「シルバー人材センター」に出てきてもらわないと、これでは話しが進まないからです。

「くらし安心課」のどちらか(忘れた)が、あらためて説明の場を設けると約束したので
・庁舎とは離れた位置にあるシルバー人材センター
・庁舎内(本庁舎とは道路を隔てた場所にある)「くらし安心課」が用意した会議室

二択だったので、当然、私は後者を選びました。敵地とも言える場に単身で乗り込むほど勇気がないので。一応、別れ際に「シルバー人材センター、本人、くらし安心課と、こちらの方が人数が多くなってしまいますが、ご了承ください」と言われたので、

「別にいいですよ。こちらも弁護士に同席してもらうかも知れないですから。それと、当人が来なくてもいいですよ。“そういう気でいる”と思うだけですから」

こうして、私のファーストコンタクトは終わりました。
のちに、くらし安心課から電話があり、日程が10月2日、13:15~と決まりました。


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09.18-1

これから記す事項は今年の9月18日に、実際に私が襲われた出来事です。
時間の経過とともに、怒りが納まるのかとも思い訴訟や「人権110番」への通報を控えてきましたが、どうにも「モヤモヤ感」「怒り」「納得できない思い」が私の心内で消えないので、当ブログに書いて事実を残す事にしました。

●9月18日
・騒動
時刻は17:30~18:30の間(正確には時計を見ていないで分かりませんが)、場所は東武スカイツリー線「越谷駅」改札前(埼玉県)のコンコースでした。ここは、駅の東口と西口を移動するのに便利で、大抵の人はここを通って駅の東・西を行き来しています。土地は東武鉄道が所有しています。
09.18-2
安全上、「自転車を降りて通過」するように“お願い“はされていますが、強制力はありません。そうはいうものの、朝夕の混雑時等の人が多い時には自発的に降車して自転車を押して横断する人がほとんどです。

私もそうしたいのですが、身体障害者手帳を持つほどの内臓疾患を抱えているうえに、整形外科の診断によれば、両膝が「いま、人工関節手術をしてもおかしくない」程の“変形性膝関節症”のために、自転車を降りて押して歩くのは困難な状態だったのです。

もちろん、混雑時には遠回りをする事もありますよ。「身体障害者」というのを、ひけらかすわけではないので。それに、一見しただけでは、健常者に見えるので誤解されますから。

以前、改札前で巡視していた駅前交番の警察官(階級が不明なために、こう表記。以下同)にも、自転車を降りずに低速で通過しようとし際に「降りてください」と注意された事がありました。
この時は、自分の身体的な事情を話すと「すいませんでした。そのままどうぞ」と言ってもらった経緯があります。

その日、9月18日も帰宅途中に人がまばらなコンコースを自転車に乗ったまま低速で(しかも、人が少ない外側)通過しようとしたところ、いきなり目の前に飛び出してきたように見えた人に無理矢理に自転車を止められて私は驚きました。
“通せんぼ”のような姿勢です。ハンドルを掴まれるのかとも思いましたよ。

「降りて!」

と、上からモノを言ってきたので私は、

「身体障害者なので、歩くのが辛いんですよ。膝も悪くしてるし」

と言ったので、私は「あっ、すいません。行ってください」と別に謝ってほしかったわけではないのですが、会釈くらいはされてそのままスルーできるのかと思ったんです。

ところが、です。

謝るどころか、
「ここは自転車ダメだから、ちゃんと貼ってあるでしょう」(写真参照)

「本当にきついんですよ。何なら障害者手帳を見せましょうか?」
と言っても、聞く耳は一切持ってくれませんでした。というよりも、確認しようとするそぶりすら見せませんでした。

それどころか、怒ったような口調で柱の部分に貼ってある「注意文」を指して「ダメだから」の一点張りです。
この辺からは、2人の声は単なる口論から大声でのやり取り(怒鳴りあい、罵りあい)に周囲の人には聞こえたようです。見ようによっては、私が『どうしても自転車を降りないワガママなヤカラ』に映ったのかも知れません。

「駅前で男の人が2人、大声で怒鳴りあっている」

と、交番(多分、110番通報?後述))に連絡あったと、お廻りさんが言っていましたから。

閑話休題。
私は、文句をつけてきた男性が「越谷市」と書いてあるベストを着ている事から、不法・違法駐輪を見回る市の関係職員(バイトかパートか分からないが)と思い、

「ここは東武の土地だから、あなたに文句を言われる筋合いはない。立ち番をしていたお廻りさんだって、事情を説明したら『そのまま行ってもいいですよ』と言ってくれた」

と説明しますが、話しが全く通じません。
私が「「越谷市」の人間に言われる事じゃない」と言うと、自分の住居と勘違いしたのか、この男性は「俺は越谷の人間じゃない」という始末。話しになりませんでした。頭が固いというよりも、頭が〇〇じゃないかと思いましたよ。
再度・再々度と説明しても通じないので、ラチが開かないとばかりに、「東武に言う」とか、またわけの分からない発言をしたので「いいですよ」と足早に改札口に向かう男(正確には公益財団法人越谷市シルバー人材センター・OM氏)について行った次第。ここでも当然のごとく、膝が悪いと言っている私には構わずにズンズン進んで行ったのでした。
909.18-3
(ここで駅員に“言いつけられた”)

そして、この男性(便宜上、OM氏と書かせてもらいます)は私を指さして駅員に、

「自転車降りないから」

とひと言だけ残して、どこかへ消えてしまったのです。

私はわけの分からないまま、「内臓関係の身体障害者で、膝も悪いので自転車を降りて押して行けないので、そのまま乗ってたら無理矢理に止められて、ここに連れて来られたんですよ」。

「そういう事でしたら、無理に降りなくてもいいですから。気をつけてください」。

私は、OM氏にわけの分からない扱いを受けた直後だったからか「なんて優しいのだろう」と、思いましたよ。

・騒動直後
こうして、駅前での騒動は終わったのですが、私は突然去っていったOM氏に「なぜ?」と事情を聞くために、駅東口近辺を探しにでたんですよ。すると、

「ちょっと、話しを聴かせてもらってもいいですか?」

と、駅前交番のお廻りさんに止められたのです。余談ですが、「よく停められる日だな」と思いましたよ。

そこで、「駅前で口論をしている」と通報があって私を止めたらしいです。身体的特徴(デブw)と、挙動不審さで分かったんでしょうね(爆)。

私は事の成り行きを話して、その上で「詳しくは交番の中で話しましょうよ」と、フってみたのですが、「だいたいの事は分かったので、それはイイです」と、やんわりと断られてしまいました。そういえば、途中からもう1人お廻りさんが増えて、3人で立ち話(私は自転車にまたがったままでした)を、していた格好でした。

ここでも、私の取った行動を咎めたりはしなかったですね。お廻りさんは。

それにしても、散々高圧的な態度で私に対してきたのに、途中でいなくなるなんて…なんか、常識が通用しなかったのが悔しい。それとも、私の方が非常識でOM氏の方が理にかなっているというのでしょうか?

おりしも、翌日からはシルバーウイークで4連休。その間に怒りが納まったら「それはそれで、いいや」という気持ちが、ない事もなかったのですが、どうにも気が晴れません。私は連休明けには彼の所属をはっきりさせて(この時点では、「OM」(もちろん、本名ではないですよ。まだ、名前は分からなかった)、謝罪なり何なりをしてもらわないと気が済まないという所まで、達していたのでした。

ここで問題にしたいのは、私自身がみずから手帳を提示して「身体障害者である」という事実を、確認をしようともしないで全く無視していた事。
それと、2人のやり取りを見ていた人に、私が「粗暴でルールを守らない人間である事」と思われてしまうのが嫌だったんです。あの道は現在でも、毎日のように使わせてもらっているので。

以上の点から、名誉棄損で民事で訴えるか、「人権センター」に相談してみるか、と考えたわけです。こちらは断念しましたが。

取り敢えず私は責任の所在を明確にする事にしました。

(前編・了)

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