よろずライター・中川デイブの「徒然道」

50代ライターの日々是口実

2024年09月

基本的には無料の配信サrービス「TVer」で、またひとつ掘り出しモノを見つけたよ。
そのプログラムは、伊集院静原作の「いねむり先生」(TV朝日)なのだ。

この作品は、原作者・伊集院氏と阿左田哲也センセイの交流を“競輪”を軸に描いた物語。全編を通して、実tere美話に近い逸話で構成されています。
そこには「阿佐田センセイは、本当に伊集院氏をかわいがっていたんだなぁ」と思わせるシーンが幾つもあり、ほのぼのとした中で最後まで読了できるのですよ。
伊集院氏サイドから見ると、「筆力があったんだな」と、引き込まれて行く事間違いナシなのです。

私は20代の頃、よく競輪場に足を運んだり、また、仕事で競輪担当もしていました。その時に記者席で伊集院氏を見かけたのですが、そりゃぁもうカッコよかったですよ。
また、氏は伊達歩名義で歌謡曲の作詞もしていたのですが、作品に没入する姿が目に見えるようでした。

で、この作品なのですが、アタシ個人としては豊橋競輪場でのエピソードが好きです。
残念な事に氏も他界されてしまいましたが、アッチでも阿佐田センセイと酒を酌み交わしては、仲良く打鐘のカンカンカンという音に胸を高まらせているんじゃないでしょうか。
もちろん、その姿を微笑を浮かべながら穏やかに見守る夏目雅子もいる事でしょうね。

「夏に恋する女たち」が連ドラの雄なら、スペシャャル・モノの双璧はこの作品なんです。
「TVer」から、またふとつプレゼントをもらった気分です。
(※伊集院静・藤原達也 阿佐田哲也・西田敏行)

ではまた。

最終話を前に「夏に恋する女たち」は2話同時に配信。Tverも、やる時はヤるもんですね。
話しはカメラマン・倉橋(田村正和)と同じマンション・同フロアに住むデザイナー・浅見(名取裕子)が急接近、浅見の心は倉橋へと…。
ここでは倉橋の愛車がアウディなのに注目したい。舞台が六本木なのと、日本での立ち位置が妙にマッチしているんですよね。
ギロッポンといえばBMWが常道なのですが、その1歩前を行っていたのです。その点にも注目したいですな。オレンジのサングラスも、田村さんの役に合っていてgood!デス。

もうすぐ最終話あのは寂しいけど、早く続きが見たいなぁ。と、ファミマで博多ラーメンを食べながら思った日曜の午後でした(コロッケは明朝の朝食時に食べますw。商品名は「ファミコロ。¥100」)。
ではまた。


皆さん、こんばんは。
結局、今宵も「Tver」からみの話題です(「夏に恋する女たち」が6話以降、配信まちのため)。
で、「刑事ゆがみ」(フジテレビ)の話題から。

この作品についての思い出hは、アタシがネットのライター稼業を始めた頃に遡ります。その中で“テレビ評”が大きな割合を占めていたんです。
ネットの世界では新人だし、ギャラは雑誌の1割ほどだしで、苦労していたのですよね。それでも、退院したてで仕事はないし、ようやくネットの仕事をヤル気になった次第です。

刑事モノでいうと「相棒」や「緊急取調室」も好んで書いていたのですが、1クールで記憶に残っているのが本作品。浅野忠信が演じるアウトロー刑事・ゆがみがイイ味をだしていました。
その頃のブログにも取り上げたのですが、ゆがみの上司役の稲森いずみもイイし、子飼いの情報担当の山本美月もヤってくれていました。

「Tver」はネトフリ・他のような優良配信と違うので、なかなかお目当ての作品に出合いにくいのですが、散々再配信を繰り返している「ゆとりですがは何か」「逃げ恥」とは、また違った意味でアタシを魅きつけています。

この作品においては、キャスト・ストーリーが渋い!
『大人の刑事ドラマ』の匂いが漂っていました。


ではまた。

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うぃ~す!
指示待ちで暇してる、中川です。本日は懐かしの(オワコンの方ね)TVドラマについて。

そもそも、我らアラ還にとってTVドラマは生活の一部であり、学生時代なんかは翌日のクラスでの話題の元でもありました。
それが、トレンディドラマの終焉とともにTV番組自体が「どこかへ行ってしまった」ようです。演者(つまりは所属事務所)のスケジュールの都合からか、ワンクールで完結するのが当然の時代となり、アタシなどは「もったいないなぁ」と心底思える作品も。

そんな中で今年の夏ドラマは、結構、楽しんでいます。
まずは、続編相棒論が多かったブ作品「ラックペアン2」(TBS)
ニノ君の好演が相変わらず冴えていますが、今週からのストーリーには少し「!?」です。
「なんだ、結局は“双子オチ”かぁ?」とならないようにしてほしいデス。
猫ちゃん(趣里)は続行と聞いていましたが、出番が終わったみたいだし。それでも、卵かけご飯を食べているシーンは美味しそうぉぉぉ。炊飯ジャーを買う決心をしたアタシです(←部屋に電化製品がほとんど無し)笑。

つづいては「新宿野戦病院」(フジ)
スタート直後は面白く感じなかったのですが、回が進むごとにグイグイと引き込まれていっている状況なんですよ。
やはり、クドカンは凄いな。小池栄子もイイけど笑笑。

んで、最後に紹介するのは「西園寺さんは家事をしない」(TBS)
漫画が原作というと、とかくアタシを含めた年寄り世代は上から目線になりがちですが本作品には、この法則はあてはまらない(と思いますよ~ん)。
なにより、キャストが微妙で良いです。主役の西園寺さんを演じる松本若菜は当然としても、料理ユーチューバー役の津田健次郎がシブいっす!
ほかにも、紅白歌手でもある藤井隆や濱田マリ、野呂佳代、塚本高史らの俳優としてはBランクの上(いい意味で)な人たちも、それぞれ持ち味をだしていてイイっ!

この夏は、意外にドラマが良かったですね。
アタシャ、「相棒」の元旦スペシャルまでは、何もないのかと思っていましたから。

ではまた。
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3年半ぶりですね。
皆さまはお元気でしょうか?

さて、私事ではありますが秘密にしていた私の持病について書いておこうと思います。
なんせ、「肝臓がん」なのですから、心身ともにシンドイのですよ。

抗がん剤治療まではいっていないですけど、手術は2度ほどしています。
「4年に1度くらいは再発する」と、2代目主治医が言っていたのですが、まさにビンゴでした。
そして、今まさにまたまた肝臓の陰に不吉なかげがあるとのこと。
CTスキャンで見受けられたので、今週はMRIでさらに細かく見てみます。

幸いなことに、痛みや吐き気はないものの「沈黙の臓器」ですから、どうなんでしょうか?
で、「デイブ終活の集い」を、各地で取り行っている次第なんです。
これが、ブログが途絶えた1番の理由かな!?

それでも、細々ながら原稿は書いているので、どうなることやら。私の最期を、どうか見やってくださいまっシ!

そんなことを薄ぼんやりと考えている中、「TVer」ではナント「夏に恋する女たち」の配信が始まっているじゃあ~りませんか!!

この作品は、私が浪人中の1983年の作品。六本木で暮らす男女が織りなすひと夏のストーリーです。
何を隠そう、私はこの作品を観てカメラマンになろう!と思ったのでした(ライター稼業は、生活の一部であり、そんな気負いなどなくもっと自然体でしたが…笑)。

ともかく、私の生きるための指針です。主人公のカメラマン・倉橋に田村正和というのもイイんですよ。男性陣は津川雅彦、原田芳雄と故人ばかりになってしまいましたが、私の心内では“永遠”なのです。
内容については、第2弾、第3弾でも書く予定ですので、お楽しみに。

今宵はこんなところがお久しぶり&またヨロシクというところです!

ではまた。

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