いやぁ~、お待たせしたうえに「犬神家~」か、まさかの市川崑監督のセルフリバイバル版とは!
いやはや、やりますね、テレビ東京。

そもそも坂口良子や島田陽子を観たかったんですけど、リバイバル版もそれなりに面白かったですよ。
思えば、この作品の最初の公開時から、メディア・ミックスが本格的になってきましたよね。

角川と東宝でしたねぇ。この成功に気を良くしたのか角川は「角川映画」本格化していき、東宝は「女王蜂」「獄門島」「悪魔の手毬歌」(順不同)そして「病院坂の首括りの家」や「悪霊島」へと続いていったんですよね。
う~ん、懐かし過ぎる!

この時から主人公・金田一耕助像は「石坂金田一」がスタンダードになりました。
のちに鹿賀丈史やトヨエツ、テレビ版では古谷一行、東映では西田敏行、最近ではBS NHKで吉岡秀隆も金田一を演じているが服装や雰囲気は石坂浩二版を踏襲していると思われます。

それにしても、市川組のカメラは色が綺麗ですね。先週見ても、色あせていなかったですよ。

こういう骨太な邦画を、また観たいものですな。

ではまた。

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