2011年09月24日

オオサカ・オクトーバー・フェスト 2011

お久しぶりです。

パウラナー昨日、前々からFM COCOLOの告知で気になっていたビールのお祭り『オオサカ・オクトーバー・フェスト 2011』(at 天王寺公園)に行ってきました。

ところで、この『オクトーバーフェスト [ OKTOBER FEST ] 』って何なんでしょう。

実は私もFMで説明を聞いて初めて知ったので偉そうなことは言えないんですが、1810年から続く世界最大規模の祭りなんだそうで、元々は、それ以前からドイツ・バイエルン州の各地で行われていたビールの収穫祭的な祭りだったものが、1810年のバイエルン王国の王太子の結婚式とそれを記念した競馬が開催されるのを機に集約され、それ以降、毎年、州都ミュンヘンの城壁の前の緑地で大々的に開催されているんだとか。

ちなみに、本場ミュンヘンでは、東京ドーム約9個分の広大な敷地に、市内の6つの醸造会社が運営する14のビールテントや数々の屋台に加え、あちこちで雰囲気を盛り上げてくれる生バンドの演奏、荷台にビール樽を積んだ馬車やブラスバンドの全長数キロに及ぶパレード、また、最近では観覧車やジェットコースターなどの移動遊園地まで登場するほどの大きな規模なんだそうです。

これらを目当てに世界中から毎年600万人の来場者が訪れ、600万杯以上のビール(一杯づつでは済まないでしょう…)と、30万本以上のソーセージが消費されるそうですから、まさに世界一のビール祭りですね。

ところで、9月にオクトーバーって何でやねん、と疑問に感じていたんですが、ウィキによれば、ミュンヘンでは10月の第1日曜日を最終日とする16日間(ただし1990年10月3日のドイツ再統一以後、第1日曜日が1日か2日となる場合には祝日であるドイツ統一の日の3日まで続けることとなった。そのため10月1日が日曜日の年は開催期間が18日と最長になる)行われるらしく、10月を迎える意味で『オクトーバーフェスト』と呼ばれているそうです。

ま、天王寺公園では9月25日(日)までの2週間の開催ですけど…(笑)。


とまあ、ウンチクはこのくらいにしておいて、ここからは『オクトーバーフェスト2011in天王寺公園』のリポートです。

まず、このイベント自体に入場料はないんですが、会場が天王寺公園の中なので、ここの入場料として1人150円(子供は無料)が必要です。

会場さて、天王寺公園に入ると、いきなり賑やかな音楽と共に人、人、人の山。

祝日で天候も良かったせいもあるのでしょうが、16時という中途半端な時間だというのに公園中央に広々ととってあるテーブルスペースになかなか空席を見つけることができません。

恐らく、本場ミュンヘンではこれ以上の混雑ぶりなんでしょうが、普段の天王寺公園を知っている人ならきっと驚くほどの混雑ぶりです。

とりあえず会場をぐるっと一周して、そろそろグラスが空になりそうな席に目をつけ、近くでしばらく待ってようやくテーブルを確保。

しかし、のんびりしてはいられません、今度はお目当てのビールを購入するための列に並ぶことに…。

ヴァデットまずは、ドイツビールの祭りだというのに、大好きなベルギービールのブースでヴェデット [ VEDETT ] ・エキストラ・ホワイトを注文しました。

ここで必要なのが、ビールの代金(ヴェデット530ml/1,200円)と別にグラス預かり金として1,000円。

いわゆるデポジット制というやつで、飲み終わった後にグラスを返却すれば1,000円は返してくれるんですが、ヴェデットの530mlが1,200円とは少々お高いような気もします(入り口に置いてあったパンフレットの割引券で100円OFF)。

ちなみに、ヴェデットは2008年に新発売となったデュベルの醸造所でつくられるベルギー・ビールの新しい銘柄で、最近、大阪のバーでもちらほら見かけるようになりました。
お味の方は、ベルギー・ビールではかなりメジャーなヒューガルデン・ホワイトに似たテイストで、ジャーマン系ソーセージとは抜群の相性です。

キルケニー続いて、ドイツビールのブースはどこも混雑気味だったので、比較的空いていたアイリッシュビールのブースでフィッシュ&チップス(600円)を購入し、とりあえずテーブルへ。

軽く一口づつ口をつけ、今度はせっかくのドイツビール・フェスタなので普段あまり飲むことができないシュパーテン [ SPATEN ] のブースへ。

シュパーテンしかし、さすがにここは一番の混雑ぶりで、始めにチケットを購入する列に5分以上並ばされ、その後、ビールをもらう列で5分弱、つまり、ビール一杯購入するのに10分ほど並ばされました。

並んでいる間に、おかわりのたびに何度もこの列に並ぶことを想像してうんざりし、当初、購入するつもりだったこの時期限定のシュパーテン・オクトーバーフェストビアの500ml(1,400円)を、アルコール度数7%以上あるシュパーテン・オプティメーター1.000ml(2,800円)に変更して購入(割引券で300円OFF)(要デポジット料1,000円)。

1Lあれば、少々冷たさは失われてもそうすぐには減りませんし、このアルコール度数ならいくら酒好きの私でも少しは酔いがまわることでしょう。

しかも、オプティメーターは濃い味のビールですから、これ一杯で帰ってもそれなりに満足感は味わえるはず…という思惑でこのチョイスをしたわけなんです。

テーブルその後、少々並んでソーセージ4本とザワークラウト(お馴染みドイツのキャベツの酢漬け)、プレッツェル(ちょっと固めの香ばしい塩パン)が一つの皿に盛られたフランツプレート(3,000円)を購入し、ようやく落ち着いて飲める状態になりました。

お味の方はもちろん大満足。

ヴェデットはまろやかなコクと甘さの中にかすかな苦み、オプティメーターはボック系の濃厚な風味の中にプルーンの濃縮液のような甘みとほどよい酸味、苦みを感じさせてくれました。

また、どちらもフランツプレートとの相性はバッチリで、本場のミュージシャンによる生のBGMの効果も相まって、まるでドイツで飲み食いしているような気持ちになれました。

会場2できればもう少し飲み食いしたかったところですが、それぞれのビールやフードが割高で、しかも並ばないと買えないという状況ゆえ、物足りなさを感じつつもこれだけで会場を出ることにしました。

しかし、後になって考えてみると、フライドポテトと魚のフライ3切れ(チキンナゲットくらいの大きさ)、ソーセージ4本とキャベツの漬け物にパン、それにビールが1.5Lと入場料で 7,900円 って高っ!!

そりゃ日本の祭りの露店でもそれなりの割増料金だとわかりつつ飲み食いはするわけなんですけど、いくら祭りだからってちょっとこりゃぁ高過ぎゃあしませんか。

ミュンヘンのオクトーバーフェストでも似たような値段なんでしょか?

レーベンブロイちなみに、日本のバーやビアホール、パブなんかでもお馴染みのレーベンブロイの535mlが1,000円、ギネスの570mlが1.200円でしたから、そこから考えると2〜3割くらいは割り増しされている計算ですね(フードはもっと割高感がありました)。

酒飲みにとって嬉しいイベントではあるんですが、もし、来年も開催されるのならもう少し安価な、せめて普通のビアガーデンやバーで飲むのと同じくらいの料金設定でお願いしたいものです。



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davidbatt at 23:31|PermalinkComments(3)TrackBack(0)酒場ネタ(世間話) | ビールのお話

2010年09月21日

サッポロ『クリーミーホワイト』

クリーミーホワイト1今日は明日9月22日から全国発売となるサッポロの新ジャンル(第3のビール)『クリーミーホワイト』を紹介したいと思います。

実はこの『クリーミーホワイト』、関西では今年3月から先行発売されていて、うちではここしばらくこればっかり飲んでいるんですよ。


これまでの「新ジャンル」や「発泡酒」は、どちらかというとアサヒ『スーパードライ』やキリン『ラガー』、サッポロ『黒ラベル』、サントリー『モルツ』など、キレと苦みのある日本の定番ビールの味をお手本にしているであろう製品が多かったように感じるのですが、そこはやはり市場価格を抑えるための節税ビール。
なかなかビールの味に近づけない開発者の葛藤を感じました。

ま、それでも「発泡酒」や「新ジャンル」が登場した頃から比べればずいぶん技術も向上し、最近は「ビールと間違えちゃいました」というくらい飲み応えのある発泡酒も登場。
ここまで「ビール」に近いアルコール飲料が出せるようになったのも、メーカーさんの安くて美味しいものを作りたいという気持ち、研究、努力の賜物なんだと思います。感謝!

とはいえ、ビールもどきはビールもどき。
違った原材料や配合比率で日本の定番ビールと同じ味を出すことは難しいようで、どうしても独特の苦みや香ばしさ、後味などの点で違和感が残ってしまいます。

しかし、これは日本の定番ビールの味に似せようとしている(似ている)から違和感が残るのであって、元々日本で「ビール」とは表示できない外国のビールや地ビールの味に似せることは可能なのではないでしょうか。

ひょっとすると、サッポロ『クリーミーホワイト』はそんな実験的な試みから生まれた「新ジャンル」なのかも知れません。

とにかく、これまでの「新ジャンル」とは違った個性を感じるのです。

クリーミーホワイト2わかりやすく例えれば、どこか『ヒューガルデン・ホワイト』や『銀河高原ビール』に似た甘みを感じるコクのある口当たりで、苦みやキレはかなり控え目、キャッチコピーの通り「上質な泡立ち、まろやかな味わい」がしっかり感じられます。

いや、もちろん、一般的な「ビール」と「新ジャンル」を比較した時と同じく、『クリーミーホワイト』が高価なベルギービールや地ビールと同じ味というわけではありませんが、方向性は明らかにこれまでの「新ジャンル」とは違うところにあるように感じます。

ちなみに、『銀河高原ビール』の原材料は大麦、小麦(麦芽100%)、ホップで品名は「ビール」、『ヒューガルデン・ホワイト』も大麦、小麦、ホップが原材料ながら、コリアンダーやオレンジピールなどが添加されているため日本では「発泡酒」扱いとなっており、いずれもビール酵母を残した無濾過タイプであることが特徴です。

一方、『サッポロ クリーミーホワイト』の原材料は、麦芽、ホップ、大麦、大麦由来のスピリッツ。
「新ジャンル」ですので、当然、麦芽の使用比率は25%以下、もちろんビール酵母は残っていませんし、アルコール度数を調整するために大麦由来のスピリッツが添加されていますので、原材料的に見れば先述の2銘柄とはまったく別モノであるはずなのですが(むしろ、原材料的には一般的な「新ジャンル」と大差ありません)、どこでどう工夫したのか、味の方向性は似ているんですよね。

ただし、これは『クリーミーホワイト』をグラスに注いで飲んだ時の話で、缶のまま飲むとそこまでまろやかさを感じません。

恐らく、商品名で強調しているように、細かいクリーミーな泡が出せるような工夫をしたことで、コクのあるまろやかな口当たりが生まれたのでしょう。

同じ飲まれるのなら面倒でもグラスに注いで飲まれることをおすすめします。


クリーミーホワイト3ちなみに、このお酒、個人的には、刺身や醤油系の料理よりも、肉やポテト料理、デミグラス系の料理、チーズ系の料理、揚げ物、シチューなどが合うように思いました。

もちろん、味の好みは百人十色ですから感じ方は人によって違うかと思いますが、よろしければ、みなさんもこういった料理をお召し上がりになる時に、ぜひグラスに注いでお試しになってみてください。

もちろん、『ヒューガルデン』や『銀河高原ビール』までのリッチさはありませんが、こういったテイストのビールがお好きな方なら、1本100円ちょいの「新ジャンル」にしてはかなりイケていると感じられるのではないでしょうか。


なお、この『クリーミーホワイト』、うちの近所では、キャッチコピーにあるように「関西地方で大ヒット!」というほどバカ売れしていたようには感じられませんでしたが、少なくとも私と一部の友人の間ではかなり好評でした。

ついでに、もしこれが全国的にヒットすれば、それをきっかけに「新ジャンル」の方向性が大きく変化し、ベルギービールのような感覚の新しい商品を生み出してくれるのではないかと期待したりしています。

ベルギービールだけでなく、昔、サントリー(だったかな?)から出ていたビアカクテル「Be(ビー)」なんかも、今の酒税法で分類すれば「発泡酒」か「新ジャンル」ですからね。

例えば『ベルヴュー・クリーク』のようなテイストの「新ジャンル」なら、麦芽の使用率が低くてもそれなりの味は出せるでしょうし、ビール離れの進んだ若い層にも受け入れられるかも知れません。

そして、これからは、本当は「ビール」を飲みたいけれど、家計節約のために安い「発泡酒」や「新ジャンル」で我慢する(美味しくないけど安いから)、という選び方、買い方ではなく、「発泡酒」や「新ジャンル」の方が「ビール」よりもバリエーションが多くて自分好みの味がある(安いけど美味しいから)、という基準で選ばれるような時代になっていくのかも知れません。

いずれにせよ、安くて美味しいお酒は大歓迎です。


なお、いつものようにお近くの酒販店で『クリーミーホワイト』を取り扱っていないという方、気に入ったのでケース単位でまとめて購入したいという方のために、ヤフーショッピングの検索結果をリンクしておきます。

ケース単位だと、送料を足してもコンビニより安くなることがありますので、値段だけでもご覧になって下さい。
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ヤフーショッピングで『サッポロ クリーミーホワイト』を検索



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davidbatt at 20:57|PermalinkComments(4)TrackBack(2)ビールのお話 
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