2010年09月21日

サッポロ『クリーミーホワイト』

クリーミーホワイト1今日は明日9月22日から全国発売となるサッポロの新ジャンル(第3のビール)『クリーミーホワイト』を紹介したいと思います。

実はこの『クリーミーホワイト』、関西では今年3月から先行発売されていて、うちではここしばらくこればっかり飲んでいるんですよ。


これまでの「新ジャンル」や「発泡酒」は、どちらかというとアサヒ『スーパードライ』やキリン『ラガー』、サッポロ『黒ラベル』、サントリー『モルツ』など、キレと苦みのある日本の定番ビールの味をお手本にしているであろう製品が多かったように感じるのですが、そこはやはり市場価格を抑えるための節税ビール。
なかなかビールの味に近づけない開発者の葛藤を感じました。

ま、それでも「発泡酒」や「新ジャンル」が登場した頃から比べればずいぶん技術も向上し、最近は「ビールと間違えちゃいました」というくらい飲み応えのある発泡酒も登場。
ここまで「ビール」に近いアルコール飲料が出せるようになったのも、メーカーさんの安くて美味しいものを作りたいという気持ち、研究、努力の賜物なんだと思います。感謝!

とはいえ、ビールもどきはビールもどき。
違った原材料や配合比率で日本の定番ビールと同じ味を出すことは難しいようで、どうしても独特の苦みや香ばしさ、後味などの点で違和感が残ってしまいます。

しかし、これは日本の定番ビールの味に似せようとしている(似ている)から違和感が残るのであって、元々日本で「ビール」とは表示できない外国のビールや地ビールの味に似せることは可能なのではないでしょうか。

ひょっとすると、サッポロ『クリーミーホワイト』はそんな実験的な試みから生まれた「新ジャンル」なのかも知れません。

とにかく、これまでの「新ジャンル」とは違った個性を感じるのです。

クリーミーホワイト2わかりやすく例えれば、どこか『ヒューガルデン・ホワイト』や『銀河高原ビール』に似た甘みを感じるコクのある口当たりで、苦みやキレはかなり控え目、キャッチコピーの通り「上質な泡立ち、まろやかな味わい」がしっかり感じられます。

いや、もちろん、一般的な「ビール」と「新ジャンル」を比較した時と同じく、『クリーミーホワイト』が高価なベルギービールや地ビールと同じ味というわけではありませんが、方向性は明らかにこれまでの「新ジャンル」とは違うところにあるように感じます。

ちなみに、『銀河高原ビール』の原材料は大麦、小麦(麦芽100%)、ホップで品名は「ビール」、『ヒューガルデン・ホワイト』も大麦、小麦、ホップが原材料ながら、コリアンダーやオレンジピールなどが添加されているため日本では「発泡酒」扱いとなっており、いずれもビール酵母を残した無濾過タイプであることが特徴です。

一方、『サッポロ クリーミーホワイト』の原材料は、麦芽、ホップ、大麦、大麦由来のスピリッツ。
「新ジャンル」ですので、当然、麦芽の使用比率は25%以下、もちろんビール酵母は残っていませんし、アルコール度数を調整するために大麦由来のスピリッツが添加されていますので、原材料的に見れば先述の2銘柄とはまったく別モノであるはずなのですが(むしろ、原材料的には一般的な「新ジャンル」と大差ありません)、どこでどう工夫したのか、味の方向性は似ているんですよね。

ただし、これは『クリーミーホワイト』をグラスに注いで飲んだ時の話で、缶のまま飲むとそこまでまろやかさを感じません。

恐らく、商品名で強調しているように、細かいクリーミーな泡が出せるような工夫をしたことで、コクのあるまろやかな口当たりが生まれたのでしょう。

同じ飲まれるのなら面倒でもグラスに注いで飲まれることをおすすめします。


クリーミーホワイト3ちなみに、このお酒、個人的には、刺身や醤油系の料理よりも、肉やポテト料理、デミグラス系の料理、チーズ系の料理、揚げ物、シチューなどが合うように思いました。

もちろん、味の好みは百人十色ですから感じ方は人によって違うかと思いますが、よろしければ、みなさんもこういった料理をお召し上がりになる時に、ぜひグラスに注いでお試しになってみてください。

もちろん、『ヒューガルデン』や『銀河高原ビール』までのリッチさはありませんが、こういったテイストのビールがお好きな方なら、1本100円ちょいの「新ジャンル」にしてはかなりイケていると感じられるのではないでしょうか。


なお、この『クリーミーホワイト』、うちの近所では、キャッチコピーにあるように「関西地方で大ヒット!」というほどバカ売れしていたようには感じられませんでしたが、少なくとも私と一部の友人の間ではかなり好評でした。

ついでに、もしこれが全国的にヒットすれば、それをきっかけに「新ジャンル」の方向性が大きく変化し、ベルギービールのような感覚の新しい商品を生み出してくれるのではないかと期待したりしています。

ベルギービールだけでなく、昔、サントリー(だったかな?)から出ていたビアカクテル「Be(ビー)」なんかも、今の酒税法で分類すれば「発泡酒」か「新ジャンル」ですからね。

例えば『ベルヴュー・クリーク』のようなテイストの「新ジャンル」なら、麦芽の使用率が低くてもそれなりの味は出せるでしょうし、ビール離れの進んだ若い層にも受け入れられるかも知れません。

そして、これからは、本当は「ビール」を飲みたいけれど、家計節約のために安い「発泡酒」や「新ジャンル」で我慢する(美味しくないけど安いから)、という選び方、買い方ではなく、「発泡酒」や「新ジャンル」の方が「ビール」よりもバリエーションが多くて自分好みの味がある(安いけど美味しいから)、という基準で選ばれるような時代になっていくのかも知れません。

いずれにせよ、安くて美味しいお酒は大歓迎です。


なお、いつものようにお近くの酒販店で『クリーミーホワイト』を取り扱っていないという方、気に入ったのでケース単位でまとめて購入したいという方のために、ヤフーショッピングの検索結果をリンクしておきます。

ケース単位だと、送料を足してもコンビニより安くなることがありますので、値段だけでもご覧になって下さい。
 ↓
ヤフーショッピングで『サッポロ クリーミーホワイト』を検索



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davidbatt at 20:57│Comments(4)TrackBack(2) ビールのお話 

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1. 缶のお酒 サッポロ クリーミーホワイト  [ やさぐれBAR( ̄0 ̄)y-~ ]   2010年11月24日 09:21
サッポロ クリーミーホワイトに関する記事です。クリーミーホワイトをグラスに注いだ写真、価格、カロリーなど。価格やカロリー比較にどうぞ。
"クリスマス・年末特集:カリフォルニアのスパークリングワイン!その6。ロシアンリヴァー・ヴァレーの最高品質のブドウでつくるスパークリングワインはこれだ!"のつづきです。日 ...

この記事へのコメント

1. Posted by コウイチ   2010年09月23日 07:23
これ今度呑んでみます!
2. Posted by 通りすがり   2010年09月24日 15:21
クリーミーホワイトの評価として、とても納得しました。

私は
>日本の定番ビールの味に似せようとしている
ビール以外のものの後味がどうにも気持ち悪かったのですが、これを初めてのんだら、あれ?いけるかも。むしろアリかも。ヒューガルデンっぽいかもと思いました。
鼻に通る香りが、どこかフルーティささも感じるような。ちょっと褒めすぎですかね。
個人的には、第3のビールでは自分に一番合いました。
3. Posted by やさぐれ管理人   2010年11月24日 09:10
とても詳しいご意見参考になります。
応援させていただきました。
よかったらトラックバックさせてください♪
4. Posted by sami   2011年07月28日 18:15
5 いつも楽しく拝見していました。
最近更新がなくて淋しいです^-^*

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