頭脳王対策室

日本テレビのクイズ番組「日本一の頭脳王決定戦」出場を目指す人のためのブログ。
過去の放送や予選大会挑戦記、各ジャンルの対策について書いていきます。
現在更新が滞り気味ですが、頭脳王2016の開催決定を待ちながら細々と続けていきます。



頭脳王2013

頭脳王2013 2次予選 エクストラステージ 動画

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第1回頭脳王の動画はYou tubeなどにアップされていますが、頭脳王2013の動画は入手困難です。
録画した人であれば過去問の分析を行えますが、録画していなかった人はどうしようもありません。

未だに本選の動画は見つかりませんが、予選のエクストラステージは一部見つけることができました。

パスカル数理ゼミ

頭脳王2013の本選に出場した東大首席弁護士・岡本光樹さん。
パスカル数理ゼミという塾に通っていたようで、そちらのサイトが岡本さんの出演部分をアップしています。

動画の内容を少しだけ紹介。

2013年9月14日放送:二次予選エクストラステージ
動画1:超漢文力
岡本さんが論語の一節を一瞬で解読!

動画2:超語学力
Dから始まる10文字以上の英単語を書くというもの。
勝者は東大首席修士の中尾さん(52個)。

動画3:超解析力
難問パズル。岡本さんが一位通過!



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頭脳王2013を振り返る

頭脳王2014の開催が決定したことを記念して、頭脳王2013を少し振り返る。

頭脳王2013の感想を一言で表すなら、「高まる期待に反して少々落胆」であった。

高まる期待
これは単に2回目の開催ということで期待したわけではなく、予選大会の放送を見たうえでの期待であった。

関西予選と関東予選。
それぞれのエクストラステージが全国放送された。
その内容(問題形式)が前作を上回ると感じたので、最終決戦への期待は非常に高まった。

どういうことか?
2011年に放送された頭脳王。
確かに当時は出演者と問題のレベルの高さに度肝を抜かれた。
しかし、これらの大半は「クイズ研究」によるものと知り、少し拍子抜けしてしまったのも事実だった。
無論、クイズ研究会出身者がクイズ対策をし、あそこまで知識を身に付けたのだから、凄いことには変わりない。
ただ、好奇心があり自然と吸収した知識、というよりクイズ対策を必死に行い身に着けた知識、という印象になってしまったので、凄さの種類は少々異なってしまった。

頭脳王2013の予選大会では、もちろん知識を問うものもあった(超知識力)。
しかし、それ以上に地頭の良さ(頭の回転速度、記憶力など)を問うものが多かった。
純粋に頭の性能を見ている感じがして、非常に興味深く斬新であった。
そして、複数の分野でエクストラステージに進出している人を見て、こういう人が本当に優れた頭脳の持ち主なのかもしれないと感じた。

特に印象に残っているのは二人、宮坂さんと葛西さんだった。

さて、「少々落胆」とは。
これは最終決戦についてである。
結論を言ってしまえば、今回もクイズ研究による知識力が鍵を握る戦いであったことだ。
たしかに優勝者の亀谷さんをはじめ、準優勝の中村栄斗さん、準決勝まで善戦した廣海さんなど素晴らしい能力であった。
ただ、予選で繰り広げたような地頭の良さの戦いは、鳴りを潜めてしまったようだ。
個人的に期待していた宮坂さんと葛西さんは、ともに準々決勝で敗退した。
もう少し知識力以外のところにも重みを置いた戦いを期待したい。


*クイズ研究会出身が「凄くない」と言っているわけではない。
現に、宮坂さんも京大クイズ研究会出身。
クイ研出身なら勝ち抜ける、というほど甘くはないようだ。



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驚きの七文字熟語!世帯仏法腹念仏とは?

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先日の頭脳王の放送の中で、驚いた問題の一つがこれ。
そもそも「七文字熟語」という言葉を聞いたのも初めてだ。
過去問を学ぶという意味で、問題を振り返る。

「僧侶が歩む仏の道も、結局は生活のためにしているものに他ならない」という意味の七文字熟語は?

答え:世帯仏法腹念仏


うーん、なるほど。
確かに熟語の字面をみれば、意味がよくわかる。
こんな言葉があったなんて知らなかったが、実に面白い。

この問題を答えてしまう亀谷航平さんに脱帽するが、この問題を考えたクイズ作家さんにも感動してしまう。
とてつもない難問だが、これを知らなかった視聴者も「驚き」「楽しむ」ことができるもだから。

頭脳王のような難問クイズ番組であっても、視聴者を完全に置いてきぼりにしてはならない。
例え視聴者が手も足も出せない次元の問題でも、その問題を通じて楽しむことができなれば本当に良い番組とは言えないだろう。
この観点からみると、この問題の絶妙さがよくわかる。


世帯仏法腹念仏。

当分はマイブームとなりそうな言葉だなぁ。

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頭脳王2013 感想

1年間かけて予選大会が行われてきた頭脳王。
2013年12月13日,ついに放送されました。

全国大会に駒を進めた8名の天才たち。

前回の優勝者 東大医学部の天才・亀谷航平
前回の準優勝者 京大医学部の奇才・廣海渉
京大のIQモンスター・中村栄斗
女子数学オリンピック2年連続金メダルの東大理3の美女・葛西祐美
東大首席の公認会計士・中尾宏規
京大卒 知力の超人・宮坂聡(関東予選1位)
東大卒 超優秀弁護士・岡本光樹 
東大理1 推測の貴公子・廣瀬哲

この先はネタばれを含みますので,ご了承ください。








今回注目していた理3の美女・ 葛西祐美さんは,その力を発揮することなく敗退していきました。
葛西さんは数学力に加えて暗記力も抜群でしたが,結局頭脳王に求められるのは「クイズ力」。
前回の関君のように「クイズ力」が足りず,序盤から苦戦していました。

また,関東予選で圧倒的な力を見せた宮坂氏も,クイズに対応できなかった様子。
そして弁護士枠の岡本氏も同様にクイズで苦戦し,やはり前回の美人弁護士・山口真由さんと同様に序盤で破れていきました。

昨年の優勝者・準優勝者の2名は今回も大活躍でした。さすがです。
結局最後はクイズ研究会ならではの膨大な知識力が決め手でしょうか。
前回と似たような出題傾向の問題も多かったので,このあたりも有利だったかもしれません。

例えば複利計算の問題。これは前回も似たような問題が出題されていました。
公式(簡略版)を使えば簡単で,元本が2倍になるのに要する年数は,72÷年利X%=Y年。
今回は年利3%だったので,24年というわけです。

ブロックの数を数える問題も,前回と同じ方法で解けます。
一番上の段は4個。
二段目以降は4個ずつ増えているので(1段目が4個の時点で,そうなると予想してました)
あとは全部で何段あるかを素早く数えるだけ。6段でした。
そうすると,4+8+12+16+20+24を計算すれば良いだけなので,28×3=84になるわけです。
解答者の方が自分よりも早かったので,私のスピードはまだまだだと痛感。
ただ,解答者も押してから答えるまでに僅かなタイムラグがあったので,
4の等差数列で項は6ということを確認した時点でボタンを押し,
その後素早く計算したものだと思います。
とっさの判断力と計算力が重要ですが,これは前回の放送を見ていた人なら結構簡単に解けたものだと思います。



準決勝の4名は,亀谷・廣海・中村・廣瀬。
亀谷・廣海の両氏は抜群の安定感。
この二人が今回も出場したせいで,ニューフェイスの葛西さんや宮坂氏の実力を堪能できなかったじゃないか~と思いながら観戦していました(笑)。
今回も亀谷・廣海の決勝戦になったらどうしようと思いましたが,IQモンスターが怒涛の追い上げで準決勝を1位通過。

決勝はIQモンスター・中村と前回優勝者・亀谷との一騎打ちへ。

一問だけ疑問の残る出題がありました。
1 P
2 H
3 ?
4 H
5 H
6 P
7 H
という文字・数字の中で,?に入る文字は何かというもの。
亀谷はP,中村はBと回答し,中村のみ正解となりました。

ちょっと待て。これは両者正解でも良さそうですが……。
番組での説明では,1本(ぽん),2本(ほん),3本(ぼん)……なので,Pon, Hon, Bonとなり答えはB。
ただ,1歩(ぽ),2歩(ほ),3歩(ぽ)……でも当てはまるので,その場合はPも正解。
この問題は答えが一つに定まらないのだから,両者が正解だと思います。

まあこの結果に関わらず,最終的には亀谷君の逆転優勝。
前人未到の頭脳王2連覇を達成し,幕を閉じたのでした。

前回に比べると少し問題が易しかった印象がありましたが,十分な見応えのある内容でした。
また来年あたり放送されることを願い,私も勉強に励みます。


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頭脳王2013 最終予選 放送

頭脳王の最終予選が,9月14日の「日本一テレビ」内で放送されました。

7月末に東京で行われた最終予選。

これまでに行われた関西予選や東京予選などに参加できなかった人だけでなく,
一度参加したものの予選を突破できなかった人を含めた敗者復活の要素もありました。

そのエクストラステージの模様が放送されたわけですが,今回もとにかくハイレベルでした!!

超記憶力。
今までは国旗やら図形やらの配置を短時間で記憶するものでしたが,
今回は20桁の数字を記憶するというもの。
位置記憶をする必要がなく,また図形を認識するという手順がないだけ,純粋に記憶力が試されるというもの。
そういう意味では難易度は下がったとも言えますが,10数秒間で20桁の数字を記憶するのはやはり神業レベル。
東大理3の葛西祐美さんが圧倒的な記憶力を披露。

超語学力。
前回は複数言語の能力が問われましたが,今回は純粋に英語の語彙のみ。
dから始まる10字以上の単語を挙げていくという課題でした。
dictionary
destination
dysfunctionなどなど。
10個以上挙げるだけでも大変ですが,勝者は52個も挙げていました。
恐ろしいまでの語彙力です。

超漢文力。
孔子の論語から出題されました。
11秒で回答した人が勝利しましたが,孔子の論語は誰もが読む教養の範囲内。
一度読んだ内容をしっかりと記憶していれば,即答できたのかもしれません。

超数理力。
前回は問題が簡単すぎるということで,twitterなどでも話題になっていました。
たしかに前回の問題は高校数学レベルの範囲内であり,落ち着いて計算すれば少し時間がかかったとしても一般人でも楽々解答できる問題でした。
そのネット上の声を真摯に受け止めたのか,今回は非常に難解な問題でした。
一般的な理系の大学生でも正答できる人はかなり少ないでしょう。
頭脳王に相応しい良問でした。

超解析力。
これはいつもと同じようなパズル問題。

超計算力。
これも前回と同様,一桁の加算を3列並行して行うもの。
今回は9問連続出題でようやく決着がつきました。

超知識力。
クイズ問題。
今回は形式が少し変わり,10問連続出題されたのち,答えを書き込んでいくというもの。
勝者は5問正解。その他の3人は2~3問のみ。
少しレベルが低かったという印象。


今回は非常にハイレベルでした。
東大理3の現役学生で,女子数学オリンピックで2年連続金の葛西祐美さんに特に注目。
まさに才色兼備の天才美少女です。

12月が楽しみです。




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頭脳王対策

東大クイズ研の最新刊。良問が厳選されています。


超推理力の対策になるフェルミ推定の問題集。


超漢文力に出題された論語を学ぶのにお薦め。


超漢文力に出題された孫子も押さえておきたい。


超漢字力の対策には四字熟語が最適。


超数理能力の対策は数学オリンピック問題集。

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