ドラマばかりを見ていたわけじゃない。機内映画も1本は楽しんだ。
ワンダーウーマンというアニメヒーローの実写版。人類を戦争の災厄から守るため訓練を続けてきたアマゾン族の女性戦士が、第一次世界大戦を終わらせるべく激戦場に踏み込む。
ワンダーウーマンの目的は、戦争を引き起こしている「邪悪な神」を倒すことだったが、土壇場へきて「真に邪悪なのは人類?」という大きな疑問に突き当り苦悩する…
という内容だが、けっこうおもしろかった理由がふたつある。
ひとつは殺し合いを止めない人類の本性を見つめる視点。
もうひとつはワンダーウーマンを演じる女優さんが見せる表情だった。
特殊な世界に育って人間ずれしていない設定とあって、セリフの合間にじっと見返してくる素朴な視線や、少しとぼけた表情になかなか味があった。
ついでにいえば、ワンダーウーマンがやっつけるのはドイツ軍であり、それを演じる女優ガル・ガドットがイスラエル出身(当然ユダヤ人だろう)であることにもひとつの味わいがある。
そんな映画も観つつ、機上の俺は忙しかった。
本を一冊読んだ。
いま話題の「腸内フローラ」の最新情報をまとめた本。
俺たちの腸には種類にして500~1000種、個体数にして500~1000兆もの細菌が住んでいることが近年の研究でわかってきた。
細菌群は総重量にして約1.5kgにのぼるというから、かなりの存在感。
それら細菌がさまざまな働きをしたり、相互に関係しながら形成しているエコシステム(生態系)のようなものをフローラと呼ぶのだそうだ。
で、この腸内フローラは俺たちの体に大きな影響を与えている。
以下は、書籍の宣伝文句。
「ダイエット、美容、糖尿病、うつ、アレルギー……あらゆるものが『腸内フローラ』に影響されていた!? 2015年、ブームを巻き起こした話題沸騰のNHKスペシャル、その番組制作者が放送では伝えきれなかった“真実”を書き下ろし、ついに書籍化です! 日々の暮らしに役立つお得情報から、私たちと細菌の深~い関係まで腸内フローラを徹底解説します」
読んでみたら意外なことに難しい話はたいして書かれておらず、俺たち一般ピーポーにとってすごく親しみやすい内容だった。
時計は見てなかったけど2時間くらいで読了したような気がする。
さて、ダイエット、美容、糖尿病、うつ、アレルギーなど、腸内フローラの働きが人生を大きく左右することはわかったが、とりあえず俺たちはどうすりゃいいのか?
本にはその答えが書いてある。
〇〇を多めに〇〇せよ
誰にでもでき、我が家でも以前からやっている簡単なことだが、それをポロリと書いてしまうと労作をものにした著者に対して失礼だから明かさない。
興味のある人は読んでみてちょ。
腸内フローラ研究の最前線について知り、近い将来つぎつぎに発表されてくるにちがいない健康と美容をめぐる新発見を楽しみに待とうではないか。
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うちの2人は映画館で観たんですが、DVDになって娘が欲しいって言い出し、買って先週末観たんですよ!!
スーパーヒーローものの中で、ティーンの女の子が好きな内容だな、って思いました。
娘は映画館でも泣いたそうですが、DVD観ても同じ個所で泣いてました、はい、◯◯が空中で◯◯するところです。