帰国早々のアポは歯医者で、時差ボケの目をこすりながら行ってきた。

渡米して9年目で初めての歯医者は、単なる定期点検が目的だったが、結果は意外だった。

一本抜かなきゃならんという話になったのだ。

ここ2ヶ月ほど、硬いものを噛むと奥歯が少し痛むという自覚症状はあった。

それは十数年前に日本で治療し、神経を抜いた歯だった。

それから数年後、ものを噛むと痛みが走ったため歯医者に相談したが、異常は認められなかった。

就寝時に強く噛みしめることが原因ではという話になり、噛む力を分散させるマウスピースを作ってもらった。

マウスピースで痛みが完全に引いたわけではなかったが、まずまずの効果があったので、ここまで使ってきた。

ところが2ヶ月ほど前、マウスピースを不注意で折ってしまった。ふたつに割れたものを装着することはできるが、短くなったせいで力の分散がうまくいかなくなったのか、奥歯の痛みがぶりかえしていた。


今日の歯医者でここまでの経緯を説明したところ、レントゲン写真を撮ってチェックすることに。

結果、かつての治療に手抜かりがあったことが判明した。

神経を抜くには抜いたが、そのあとで神経が通る穴「根管」をふさぐ充填がされていなかった。根管治療は充填剤を詰めて完了だが、どうしたことは作業が途中で終わってしまったらしい。

根管が完全にふさがっていなかったせいで、そこから侵入した雑菌が感染症を引き起こし、それが痛みの原因になっているというのだ。

それだけではない。歯肉や骨がおかされたせいで歯がグラグラしており、「これは抜歯するしかありません」という、いちばん聞きたくない宣告をされてしまった。


そのことはもうしょうがないとして、抜歯後にどうするのかが問題になる。

一番奥の1本なので、抜いたままにしておいても咀嚼や発音など日常生活に大きな障害は出ないだろう。

完璧にしたいのならインプラントしかないと言われた。

ただし、骨が溶けているので、抜歯の際に骨充填剤を入れて再生させ、数ヶ月後に骨が育ったところでインプラントするという。

そのころには海外へ出ているので、どうしたらいいのか。

そもそも数千ドルの費用をかけてまでこれをやるのかどうか。

思わぬ悩みをかかえこんだ。


米国在住者の多くは、費用の安い外国でインプラントする人が多いという。もしかしたら日本も選択肢のひとつかもしれない。

費用や信頼性などについて急いで調べようと思っている。

それにしてもびっくりしたよ、まさか治療が途中で終わっていたなんて夢にも思ってみなかった。

デタラメな医者って、意外と少なくないのかねえ…


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