その通り。

きききりん




さて,今日は,
集合1 日常用語の「または」は2つある。

数学や論理学で用いる「または」

数学や論理学で用いられる「または」は,
それらを同時に満たす「かつ」の部分も含む。

非論理的な喫茶店

喫茶店で,
「コーヒー『または』紅茶がつきます」と言われたら,
「両方ください」と答えてみたいが,
まあ断られるだろう。

この喫茶店が非論理的かというと,
そうでもない。

日常用語で用いられる「または」は,
2 つあるからだ。

選言的選択律と排他的選択律

数学や論理学で用いられる「または」は,
それらを同時に満たす「かつ」の部分も含む。

これを選言的選択律という。

一方,日常用語で用いられる「または」には,
「かつ」の部分を含まないものもある。

このような「または」のことを排他的選択律という。


日常生活では雰囲気で伝わる

喫茶店で
「コーヒー『または』紅茶がつきます」と言われたとき,
「両方ください」と答えるのは,
雰囲気の読めない残念な客だということなのだろう。

さて,「イケメン『または』年収 800 万円以上」を
結婚相手の条件に掲げている,
意識高い系 OL(31 歳)にとって,
それらを両方満たす男性が現れたとき,断るだろうか?

この場合には,
「かつ」の部分を含んでいるだろうと推察される。

つまり,日常用語の「または」は 2 つあり,
それらを雰囲気で使い分けているのである。


ぜひ,試してみてほしい。

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集合1