2006年06月18日

「であいたび」第90便:「語って確認する」

● 協会のイベント
 
 5月21日に、日本食育者協会の愛知支部において、
 豚肉とキャベツを使った食育イベントを開催した。
 
 これは、食べ物を知り、それを味わおうという企画のもの。

 とってもシンプルに見れば、料理教室のようにも見える。

 野菜ソムリエはキャベツを、豚肉にはJAの方から講義をして頂いたとき、
 自分がどれだけ無知なのかを痛感していた。


● 専門家たち





 自分の分野は野菜。
 だから、豚肉のことは一切といっていいほど、その情報は持っていなかった。

 そのプロから出てくるお話は、自分にとってはとても新鮮であり、
 且つ、考えさせられるものだった。


● 豚の一生

 豚の妊娠期間は3ヶ月3週間と3日間。これに狂いは一切ない。
 見事に計算されたように、正確にその日、出産となる。

 1年という期間で出産回数を計算すると、約2.4回。

 驚くことは、出産してから、わずか2日後には妊娠させられるという。


 さらに出産後、赤ちゃんたちが飲むおっぱいは決まっていて、
 一番最初に加えた乳首が、離乳するまで自分のおっぱいとなる。

 他の兄弟が飲もうものなら、ケンカとなり、
 胸の付け根に近いところの方が、よく乳が出て、生育がよくなる。


● おっぱいの数

 豚のおっぱいは、おおよそ14個。
 それ以上に子供が出産されることはないらしい。

 その一つ一つに、子供がおっぱいを飲んでいる姿を想像したら、
 なぜか涙が出そうになった。


● 自分の無知

 豚の最後は、人間の食べ物になる。
 これは変えようの無い事実であり、受け取めるべきもの。

 自分が生活をしている中で、豚の世界の情報は一切手に入れることができない。

 そのイベントに参加するまでは。


 ただ、豚肉を食べるという行為までには、必ず歴史があると思っていたけど、
 こんな世界があるとは、全くの無知だった。


● 語ってみよう

 食育が叫ばれている世の中。
 このメルマガも、ある意味、食育の要素が入っている。


 その中でも実践してほしいのが、「食べもの」について語ること。


 イベントに参加するまでは、豚のことについて時間のあるだけしゃべりなさいと言われたら、
 ものの1分で話が終わっていただろう。

 それが私の実力だった。


 あなたも豚のことについて、どれだけのことが語れるだろうか。
 時間は気にせずに話をしてみたら、その時間の長さと内容が、あなたの実力。

 そのまま、あなたの子供に伝わるとしたら・・・。


● 確認する

 誰かに物を伝えること。
 それは、そのものについて知らなければならない。


 その前に、自分がどれくらいの物を持っているのかを、確認することはとても大切。

 色んなことを語りながら、自分の弱点を見つけ出し、
 それを学んで、また誰かに伝える。

 
 このメルマガも、自分で語りながら、色んな弱点が見出される。

 その一つ一つを、しっかりと確認しながら、
 またあなたに伝えているのである。


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