2022年11月29日
 クレヨンしんちゃんの父ちゃんみたいな顔をした中華英雄、劉邦様が愉快な手下の樊カイと中国統一に邁進するお話。
 劉邦のゴロツキ人格は引き剥がされて、樊カイに付与されており、三国志演義の劉備と張飛の関係に近いものがある。阿房宮でギシギシアンアンしたのは項羽じゃなくて、劉邦だろう……でも、嫁さん怖さに欲を断った描写には納得。
 劉邦の嫁さんって怖いものね……本当に。高祖の野原ひろし顔のせいで、みさえの顔で呂后をイメージしてしまった。
 張良は始皇帝暗殺未遂というセンセーショナルな逸話もあって目立っているが、蕭何は完全に埋没していて残念だった。韓信がらみで名前が出てきたのも巻末の名言集という有り様。

 項羽は気まぐれだが情熱的な不思議な人物として描かれている。范増が豎子与に謀るに足らずと怒るのも分かるが、樊カイと目の会話をしているところなど、不思議な包容力がある。
 ただし、それが持続せず、樊カイの恐ろしく的を射た指摘に身を改めなかったところも項羽である。むしろ、指摘された通りの人間になってやろうとしたみたいな突っ走りっぷり。
 すべてを剥奪された義帝の末路が憐れだった。

 義帝も対抗策を考えていたとナレーションが入るから、どんな仕掛けがあるのかと思いきや、正面突破で劉邦に関中を与えようとしただけだったのにはガッカリした。むしろ、関中一番乗りの盟約自体が義帝による項羽対策だったのではないかと、宮城谷昌光氏が小説で語っていたなぁ。

 虞美人をめぐる劉邦と項羽の創作は、理性に踏みとどまる劉邦と、情欲に身を焦がす項羽の対比をくっきりさせていた。どこか、オクタビアヌスとアントニウスのようだ。
 もっとも、この作品の虞美人はどこまでも被害者なのだが……。


こいん at 13:10|この記事のURLComments(0)
2022年11月28日
 雷電とシヴァ神がどつきあいしている裏で、多人数戦が始まった。ロキが裏切り者を問い詰める側なのかよ……これで本当の裏切り者はロキなんて展開になったら、七福神がピエロになってしまう。まぁ、ピエロっぽい扱いの神々ではあるが。
 新選組から二人も出場するのは多すぎるので、この戦いで一人は篩い落とすかもしれないな。そもそも神器を持っていないのでは?仮に佐々木小次郎に一刀を借りても一人は得物がない?
 釈迦も神側の出場者だったはずなので、彼と人間の一人がやられれば引き分けあつかいにして試合進行への影響は最小限に出来るかも。リザーバーいるのかなぁ。マルス、出てみるか?

 勝利したジャック・ザ・リッパーに投石する人間たちが酷い。連続殺人犯になんてことをするんだ。恐怖もないのか?まぁ、ヘラクレス信者の人間たちが主な投石者なら、死をものともしない狂信で納得はできる。彼らもすでに故人だしね。

 雷電は、百閉の起こり腕二本分に匹敵するものと覚えたり……!筋肉が強すぎるなら、直立した瞬間じゃなくても異常が起きるんじゃないかなぁ。寝ている間も外側のミラクル筋肉が抵抗していて、立ち上がることに力を割かれてしまったから骨がひしゃげた?
 シヴァ神は腕が4本あることを活かした戦いを既にしてくれている。三人の布陣が全員タイプの違う美人だ……負けるな、雷電!

 ギリシア神話と北欧神話の神は既に信者がいなくなっているけれど、ヒンドゥー神話の神は「現役」ということは何か物語に影響してくるのだろうか?

終末のワルキューレ1巻感想
終末のワルキューレ2巻感想
終末のワルキューレ3巻感想
終末のワルキューレ4巻感想
終末のワルキューレ5巻感想
終末のワルキューレ6巻感想
終末のワルキューレ7巻感想


こいん at 12:58|この記事のURLComments(0)
漫画 
2022年11月27日
 いよいよシャーデーとの対決。まずは説得狙いの連中が派遣される。全体では3波に分かれた兵力の逐次投入作戦だ。
 和戦両用で対応しようとしているから仕方ない。でも、ザインが魔力を使い切ってしまったのは痛かった。ああなる前に早めに切り上げることができていれば……。

 ウォルターは過去のダレスへ、ダレスへの熱い想いを語る。君と僕は似ているが切っ掛けだったのか。家督とダレスが天秤に掛けられたら、ウォルターはどうする?兄へのコンプレックスさえ解消できれば、家を継げなくても構わない気持ちはありそう。
 母親的には悩ましい問題ばかりだ。彼女が世間体を気にしなければ、大した問題じゃなくなるとも言える?
 結婚を通じて家の勢力を拡大したいまでの気持ちは母親にもあるまい。むしろガーベラがシャロンと結婚しろよ!

 扉絵でケーキを作っているダレスがやたら可愛かった。
 シャーデーは既にヤケ、魔術師は彼女の拡大自殺に巻き込まれたみたいなものだな。そういえば分身は全て倒されている?扉の現在側でも襲撃があったら面白い展開だ。

死神坊ちゃんと黒メイド13巻感想


こいん at 17:48|この記事のURLComments(0)
漫画 
2022年11月26日
 最新医療を作中の事例で紹介する。そういうタイプの漫画だったかと違和感を覚えたが、最後で前からずっと出ていたJS1に繋げてきた。また医療新聞がスクープしちゃうの?
 祖母の癌が治る方法を必死でもとめる孫の作山郁が、書店で癌治療本に踊らされてしまう話が辛い……自分や身近な人の確実な死に直面して、藁にもすがる思いの人間を食い物にしている。
 まぁ、過去の稲垣は「びわの葉茶でもいいんです」と言っていたので完全否定はしないのかな。大してお金が掛からないプラシーボなら許容しても、詐欺になっているレベルのものは止めそう。医療の信頼まで損ねるからな。

 ゲノム医療編の主人公は緩和医の稲垣で、あまり出番のない宮崎と森井が扉絵で日常生活をみせてくれる。宮崎がリップクリームを塗っているところは、最初の髪がボサボサ、肌が荒れ放題からの変化を見せているのだと思った。その後も何気ない日常を見せまくっているから考え過ぎだったかもしれない。
 まぁ、あれで以前の部署よりも生活に余裕が出ているよな。岸と森井は地獄だが、それは宮崎が来たせいじゃないどころか、岸の方は少しは改善されている。森井は……岸と二人きりよりは精神的にいい場合も多かろう。

 岸がプレパラートを肉眼で見ただけで感じをつかみ、遺伝子疾患にまで気づいたのは何だろう。これも伏線になるのかなぁ。
 慶楼大学の技師長、円遼は女に見える男だった。床屋に行く金も惜しんで、車の改造に注ぎ込んでいる?中熊教授と森井は免停は賭けの対象にしても、事故死の可能性は考えていない?運転技術は確かなのかもしれないが死んだら国家の損失レベルの人材みたいだぞ。せめて峠じゃなくてサーキットで走ってくれ……。

フラジャイル14巻感想


こいん at 09:40|この記事のURLComments(0)
漫画 
2022年11月25日
 まだ生きていたのか、廉頗……そういえば趙人を使ってみたいと嘆いたことがあったらしいな。楚の旗をみて意味深な雰囲気だったのは、そういうこと。
 しかし、三大天候補や新世代の三大天龐煖よりも長生きしている初代三大天の廉頗は政治的な都合で、趙に召喚されることはなく、代わりに王の汚濁を受け容れている李牧が呼ばれることになった。あー、もったいない。

 コチョウが生きているうちに、廉頗・李牧が加わっていれば三大天を再編成と言えないこともなかった。まぁ、コチョウが三大天にふさわしいかと言えば?思わせぶりな経験について詳しく描写しないのな。部下が生き残っているから後で語られる可能性はある。
 とりあえず龍白公・虎白公たちは李牧の手足として戦ってくれるだろう。桓騎軍と玉鳳隊は秦王の親衛隊から人材供給を受けるごっちゃん状態。次に李牧と激突するのは桓騎軍みたいだけど、これで大丈夫か?
 まぁ、三人の新人も全員桓騎の手元に集まるかな。
 右翼の動きが派手すぎて楊端和のやっていることが完全に見えなくなっている。最後に邯鄲を落とすのは楊端和だったりして。

 嬴政と桓騎の対話はなかなか重要そうな雰囲気だ。桓騎は人間に絶望していそうで絶望していない?
 ラスボスの前でも足組を崩さない桓騎……。趙の恨みも恐ろしいが、楚の恨みはもっと恐ろしい。政はけっきょく乗り越えられないんだよね。それを考えると、どうしても暗くなるなぁ。

キングダム63巻感想


こいん at 11:00|この記事のURLComments(0)
漫画 
2022年11月24日
 こんにちは南極、そしてさよなら南極。ふじが南極についてから引き上げるまで、そして展示されているふじに登場人物たちが訪れる話が描かれる。
 好奇心旺盛で何かをすれば見学に集まってくるアデリーペンギンの存在感が圧倒的である。エンペラーペンギンもちょっとだけ出演できた。ゴミを飲み込んで体調不良のアデリーペンギンは当時の南極にも既に環境問題が起こっていたことを教えてくれている。
 今の昭和基地は過去のものをふくめてゴミ掃除を徹底していると別の本で読んだ。こういう経験が掃除の必要性を痛感させたのかもしれない。

 保志隊員が後の保志隊長に成長したのは驚いた。なんども南極に行っているなら最後の話で、ふじの最初の南極行きメンバーだけが出てくるのは不自然とか、ツッコんではいけない。
 研究者たちの南極での態度がいちいちそれっぽくてニヤニヤしてしまう。これじゃあ研究者以外の隊員がいないとブレーキが掛からないな。ヘリコプターのパイロット二人がギャグで同性愛者っぽく描かれていたのは、ちょっと抵抗があった。
 保志と歯科長くらいなら良いんだけど。

 ふじが昭和基地がある島の近くまでやってくるシーンで、この作品の主人公が南極観測船ふじであると感じることが出来た。写真長がチャージングを正面から撮影した話は凄かった。せめてカメラだけ設置して避難しなよ……振動が気になるか?
 日本で見れる南極の生き物をほとんど名古屋港水族館が飼育しているのは、ふじとの相乗効果が期待できるな。いつかウェッデルアザラシも飼ってほしい。

ふじと南極のなかまたち上感想


こいん at 11:08|この記事のURLComments(0)
漫画 
2022年11月23日
それでも歩は寄せてくる
 相討ちとはやるじゃないか、部長。怪我で集中力が切れていたのもあるかもしれないが、ハチマキを取ることだけでも簡単じゃない。日頃から指先を鍛えているおかげかな?
 凛はお姫様だっこされそう?あんな衆人環境で目立つことをしたら噂になって、うるし先輩にまで影響するぞ……勝手に杞憂してしまう。

カノジョも彼女
 みんなが咲を一番に立てている。これで認めないと咲が悪いみたいになってしまいそうで怖い。認めてもらえないならと咲が取り残されて三股に落ち着いちゃう可能性もあって怖い――ミリカは股に入れないものとする。

ブルーロック
 潔与一が潔い。頭に来てもすぐに自分を客観視できるなんて。
 玲王は凪に首ったけ。もう凪しか見えない!
 潔のフローよりも、凪中心に見ることであえてルートを絞っているのかも。

ガチアクタ
 そういえば、おまじないがあった。すっかり忘れていた。ここで使って良かったのかと思ってしまうが、ここのためにおまじないしたのだったはず。任務終了すれば、再度おまじないできる余地もあろう。

生徒会にも穴はある!
 あいかわらず綺麗な男の子乳首だな。
 会長は先輩なのだから、多少お姉さんっぽくても問題なかろう。それよりも勘違いして妄想することが問題だ。早く堕ちたくてしかたないみたいな思考をしてやがる。

よわよわ先生
 ……柔弱なものは強い。老荘思想か!?

カナン様はあくまでチョロい
 カナン様はあくまでエロい。ヒロインの方が主人公よりエロいのはラブコメのトレンド。まぁ、供犠に性欲がないわけでもないけれど。

アトワイトゲーム
 外はパリパリ、中身はトロトロってことか。振動を与えるタイプの武器が捗るな。
 首周りが石化していたのが止まるどころか解除されている。気絶させれば解除できるらしい。

きらぼしお嬢様の求婚
 先生のフリップが酷い。生徒の自由意志は。教育に悪い大人たちだ。
 最後のヒロインたちも主人公に惚れてハーレム化かな?ダイアモンドなら長所はCだがお嬢様たちはKだった。
 
彼女、お借りします
 墨ちゃん!ついにやっときた。彼女も一緒に住んでくれていいのよ?

カッコウの許嫁
 幸のふろしきかわいい。時としてエリカのお嬢様よりもファンタジーに見えてしまう。


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永遠に覚醒しない楚の荘王

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