360度の方針転換

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 死番虫は何のマイノリティなんだ?と思って読んでいたので、特にそういう要素は持っていないらしい結末には意表を突かれた。丸部を引き立たせるためにも死番虫は強いだけの悪役になってしまったのかもしれない。
 テツオに共感を求めていたのはあくまでも「殺人者」としての孤独から来る気持ちだった。殺人者もある意味ではマイノリティかもしれないが……後天的なことだからなぁ。

 この世界では殺人者であることよりも性的なマイノリティであることの方が深刻、といってしまうと語弊があるけれど、テツオをより強く苦しめているのは心の性が男で、肉体の性が女という問題だった。
 しかも、とんでもない美人で美声の持ち主でもある。恩寵が呪いに逆転している。

 そして、扉絵ではガンガン彼の豊満な肉体を強調した際どいカットが描かれている。
 それに性的な魅力を感じることに罪悪感を覚えるのだが、かと言って性的なものからテツオを排除するのもおかしい。彼に性欲がないわけではないのだから――基本的に対象は女性だったみたいだが、そっちでもトラウマを負っている。

 ただし、天野太一は女装することで問題を解決。で、いいのかな。最初は情けない男だったのに、女装を経て男装に戻ってからはキレキレだった。
 ヤンキーが子犬を拾う現象ならぬ、女装が男らしい現象?

 時計塔と幽麗塔はもちろん、妻が当主への殉死を強いられる島、アヘンを密造している村など、伝奇的要素の強い舞台も印象的だった。
 しかし、幽麗塔ほど大きなものが忽然と消えてしまったのは不思議だ。もう世界間を移動したと考えるしかない?


 2巻にして両面宿儺の指8〜9本分の強さをもつ敵が現れた。インフレが激しい……考えてみれば両面宿儺本体は、指20本分よりも強いはず?復活したら倒しようがないかな。
 五条悟の強さは別次元。
 史上最強の弟子ケンイチの師匠クラスみたいだ。ただし、生徒のことを大事に思っているのでそこを突かれると危ない感じがする。
 領域展開は相性などの関係を軽視すれば強いやつがますます強い立場になる技術にみえる。仕掛けたらガチンコ勝負にならざるをえない。アウラの天秤にちょっと似ている?

 山道の道路が見事に溶解していて何も知らない車があそこを通りかかったら怖いなと思った。封鎖して修理するしかないだろうな。
 そこら辺も呪術で直してほしいものだ。人手不足だから無理か。

 もう一つの呪術高専は京都にあった。大阪じゃないのは、歴史と伝統によるものか。江戸時代より前から前身的なものがあるなら京都だろうなぁ。
 業界の雰囲気が悪く、派閥争い的なものが横行していることも分かった。五条悟も内外に敵を抱えて大変だな。

呪術廻戦1巻感想


 土岐頼遠の扱いが……名門だぞ!?
 足利氏一門に連なる血筋じゃないのに土岐家が重用された理由が分かるような分かりたくないような。こいつの襲撃から生き延びた光厳上皇はムキムキマッチョにでもするんですかね?
 とりあえず結城の殺人鬼ジジイとぶつけて共倒れしてもらえば理想的な展開だと思ってしまった。
 白目ジジイ!七支刀で人間砲弾受けてみろよ!

 ちなみにあれは鋳造品らしいので実戦で使用するのは無理だと思う。作者は奉納品は鋳造で、実戦用は鍛造だとでも考えているのか?
 構造的には十手のすごいやつと言えないことはないが……。

 小笠原貞宗はすっかり北条時行の師匠だなぁ。
「時行はワシが育てた」と言ってくれる日を楽しみにしているよ。
 時行が北畠顕家の弓は真似できないけど小笠原貞宗の弓は真似できると認識しているのは、ちょうど土岐家の兵士が土岐頼遠の人類を超えたすごさをスルーして五郎坊に憧れてしまうのに相似している。
 死への恐怖どころか、指をもがれた痛覚まで麻痺されるって、どうやるんだ。

 北条泰家がログアウト。彼の子孫が伊勢氏になるオチを考えていたりしないかな。
 草wwwの人は足利直義配下では珍しいしぶとさだ。たくましく戦乱の時代を生き抜いてほしい、そう草のように!

逃げ上手の若君15〜斯波家長1337感想


彼女、お借りします
 自分が好きと言われたと勘違いしたみにちゃんがカワイイ。そして、悲しい。やっぱり水原には誰も敵わないのか!和也の気持ちが完全に水原に向いているからなぁ。
 マミちゃんとは何であったのか(と過去のものにしようとしてもしぶとい)。

カッコウの許嫁
 そんな子供同士の口約束で婚約を破棄できるなら、親たちは許嫁にさせないと思うのだけど……しかし、現代において子供が嫌だと言い切っているのに親が結婚を強制するのもあってはならないことかな。
 解決したどころか、問題がややこしくなった気しかしないな……本人たちは鴨川マックで和んでいるが。

真夜中ハートチューン
 山吹姉がストライク過ぎる!一目で姉と見抜けなかった不明を恥じる。ちょっと弟の呼び方に違和感はあったんだけどな。
 寧々はとりあえず山吹の家族に覚えてもらえて良かったね。ここからだな。

ブルーロック
 潔は凛にとって仇敵にして最後の希望……もう潔なしでは生きられないね。

色憑くモノクローム
 これでヒロイン3人の紹介が終わった。それほど覚えていないけど。
 さて、次回からどうやって転がしていくのかな。とりあえず胸揉み予告で引き。

生徒会にも穴はある!
 二人の結婚式には呼んでほしい。もし、こんなの見てしまったら会長も抵抗不能になってしまう。だから、見なくて良かったな。まだ戦える!

カナン様はあくまでチョロい
 ちゃんと確認してやるほうが早く終わって、その結果たくさん見られずに済む。まぁ、たくさん見て見られたほうがお互いにとって得な状況だからしかたないね!

よわよわ先生
 よわよわ先生がちゃんと進路関係の知識を持っていることに感心してしまった。学力はよわよわではない。そもそも、学力よわよわでは教師になれないからな。


講談社コミックス感想一覧

 まるで成長していない…!

 勇者ヒンメルのパーティーに加わったというか戻った未来のフリーレン。しかし、ミミックに喰われるところは相変わらずだと昔の仲間たちにも呆れられている。
 七崩賢はどうしてミミックと共闘してフリーレンと戦わないのか。意外と魔族には知られていないのかなぁ。

 長い探索が終わって女神の石碑をめざすヒンメルたちの前に三人の大魔族が立ちはだかる。
 ソリテール「もう一度戦える…ドン!」
 11巻で倒されておいて過去に当たる12巻でも挑んでくるとは器用なやつだ。実は未来でもうまくフリーレンを欺いて生きていることを少しだけ期待してしまった。あの死に方をして生きていたら、同時に描写された黄金郷のマハトの感動的な死に方も台無しになってしまうな。

 奇跡のグラオザームは精神攻撃をしてくるタイプ。メンタルの強いヒンメルには通じない気がするのだが、花嫁衣装のフリーレンを見せてくれたことには感謝したい。
 高いところから落としても壊れないアイゼンは超合金製も良いところだな。初代ゲームボーイの生まれ変わりかよ!

葬送のフリーレン11巻感想


レ・セルバン
 時間稼ぎをした名もなき兵士たちに敬礼。どうせやられるから挑むなと姫に言われているけれど……斬りかからずにもっと時間を稼ぐ方法があっただろうか。
 姫の力が超強力なのに敵が余裕なの不気味だなぁ。

ミドリノバショ
 一撞きで世界チャンプを魅了せよ!ホームグラウンドだから出来る技を披露するのかなぁ。
 ミドリの度胸もすごいわ。おじいちゃんのために必死だ。いい子や……。

風の槍
 真柄んがちょっとずつ削られていく……兄とか父とか言っていないで、お前らも参戦するんだ!そんなの許したら、その他の三河兵が情けなさ過ぎるか。
 榊原康政の見せ場、姉川の戦いの側面攻撃も来た!

煩悩☆西遊記
 女王が美しい。しかし、外見の美しさでは三蔵法師は心を動かされず――前世の置き土産には心が動かされまくっている。前世の三蔵法師に会ったのは十月十日前って、女王は出産直後かよ!普通は謁見している余力ないだろ!というツッコミどころは何かのヒントになるかな?

球神転生
 白球の声は女性でも違和感がなかったんだな。口調はかなり荒っぽいが。それとも、むらさきは声色を変えるのも得意だったりする?
 永遠嶋はもちろん、緋廊下もむらさきのファインプレーに気づいていて頷いているコマがある。
 いいチームだ。超即席だけど(永遠嶋が入ったのもつい最近)。

 よかった。ハンニバルとイチャイチャしていた二人はハンニバれていなかったんだ……良いところを頑張って探した。
 でも、投資対象として人権無視の扱いを既に受けている可能性はある。サムライソードに対して姉のことを使ってずいぶん挑発してくれる。勝率を上げるためというより、知的好奇心から反応を観察したいのか?
 知的好奇心の化け物と言うのにふさわしい野郎だ。早く退場してくれ。

 睡眠と不安の関係はちょっと勉強になった。人類の精神構造が現代の複雑な社会に適応できていない。500年間、ニュートン一族以外は何をやっていたんだ……たった500年で進化できるのは火星ゴキブリとニュートン一族だけ!
 ニュートン一族=ゴキブリ!

 小町艦長はなんだかんだで生還。左腕が義手になって仲間と共に日本を攻める火星ゴキブリと暗躍する連中に挑む。
 副長も早く参加して。

 中国がトップを失って大混乱になっているのはめでたい。日本に近いだけに安定して裏の思惑もなく日本を支援できるなら、それがベストではあったが。
 あの社会に眠る闇も全部吐き出してくれ。

テラフォーマーズ22巻感想


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