2006年02月03日

星界の戦旗供/慌浩之

 大会戦の後は占領地行政…地味だ。
 しかし、ジントとラフィールが歩けば異常事態にぶつかる。二人が任された占領地は刑務所惑星だった。軍事力のバランスが崩れたために不安定化したその惑星では男、女、去勢者と刑務官が勢力争いをする混沌とした状況になっており、主人公たちはそこに巻き込まれていくのだった。

 特にジントは運がない。ラフィールに出会ったことで運を使い果たしたのか、ラフィールに出会ったのが最大の不運なのか、判然としないところだけど酷い目にあうことの多いキャラクターだ。どうも中途半端に人が良いというか首を突っ込みすぎてしまう性格のせいだろうか。

 この巻では軌道上と大気圏で離れ離れになって通信でしか話せないジントとラフィールが描かれている。面と向かってはいえずにジントを気づかうラフィールの態度に悶えてしまう。
 ただ、キャラクターとしてはアーヴの各艦隊司令官と参謀長の漫才の方がおもしろい。個人的にはトライフとカヒュールの組み合わせが好きだ、どっちが主導権を握っているのか分からなくて。

 SFにしては珍しく表紙がすべてを物語っている話である。

星界の戦旗〈2〉守るべきもの

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