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 「金と銀」との間にどの程度の関連があるのか気になる麻雀ものの短編集。

 一番長い「銀ヤンマ」は麻雀がわからなくても楽しめ、凄さがわかる。反面ライバルがあまりにも小物でご都合主義なのが……だからこそカタルシスがあるのだけど、やっぱり勝者を高めるには敗者もそれなりであってほしい。

 「ガン辰」は壮絶なストーリーと死に様が28ページとは思えない密度。トリックまで気迫がこもっていて怖くなるくらい。

 「遠藤」は割と普通の麻雀を追求した作品で堅実だが、短いページでよくキャラクターを立てている。これを締めにもってくるのは意図してのことかは知らないがバランスが良い。

銀ヤンマ