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 一樹からはじまるシリーズはリレー方式で一話完結に近い形を辿っているとはいえ長めの印象を受ける。何故そう感じるのだろうか?

 私が注目するのは出番の少ないキャラクターの救済か、そのファン対策のためにあると思われる冒頭約2ページだ。本編では活躍できない人物がここでサイドストーリーを語ることが多い。また、ラストページの下半分も別の場所の情景を描写してオチとすることが目立つ。これに本編とは関係ないのが普通の扉絵を加えると、重要な内容は16−3.5で12.5ページ程度で描かれていることになる。一話のまとまりを重視しなければいけないのだから、進行速度の低下は単純計算の80%よりも大きかろう。

 ハヤテのごとく!は一話完結形式を標榜している。一話(しかも、その中の12.5ページ)で起承転結をまとめるのでは、次への引きの形は限定されたものになってしまう。半ば投げ出すような終わらせ方はしにくい。つまり、細かい一話ごとの鋸の歯の上を歩いているようなもので、歯が一話ごとにない長編作品に比べれば経路は必然的に長くなる。
 一話でまとめることが全体を長引かせるというジレンマがあるのだ。

 まぁ、半分はしかたがないことなのだけど、2.5ページの使用は控えていただきたいものだ――80話は改善されていたが。そこを本編に使わないことで1話が2話になることもありそうだから。
 特定のキャラクターのファンとして生殺しみたいな出番が続くより、たまにあるメインの回の活躍に期待したい。
 雨季が確実にくると分かっていれば長い乾季も耐えられる。まんべんなく少雨があっても雨季がいつくるかもしれないようになると乾季は耐えがたくなる。そんなものだ。

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 意訳すると「ナギたん伊澄たん出してくれなきゃヤダヤダ!うぇーん!」ジタバタジタバタ!