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 夕映に萌えておけば問題ない5巻。ストーリーとしてはのどかの仮契約・レギュラー化と天ヶ崎千草一党の暗躍が威力偵察から強襲に切り替わる部分が主眼。

 この頃の肉弾戦が弱いネギが今となっては新鮮にうつる。肉弾戦を女の子に任せて後ろに隠れているわけにも、たいして鍛えずに殴られまくるわけにもいかなかったから、今の状況は必然なのかなぁ。10歳であることを勘案してやれば後衛でも良かった気がするし、弱点がハッキリしている方がバトルにメリハリがつくのだけど。ここはFFでミニマムを掛けられたかのごとく、ネギオコジョ化=魔法は使えるが肉弾戦は最弱の条件でバトルをみせてほしいと思う。

 さて、ネギVS小太郎戦で魔法学校卒業者は初歩的な攻撃魔法しか教わらないことが明らかになる。が、逆にうけとれば、まともな魔法使いは魔法の矢と武装解除さえ覚えておけば充分と考えることもできる。魔法の矢の威力と自動追尾能力なら自動小銃と互角以上に渡り合えるし、ゲリラレベルの武装なら解除も効く――戦車などに効果はあるんだろうか?
 それだけでなく、魔法の矢の本数は魔力の強大さを、何の矢かは得意な属性を――そういえばフェイクとして苦手属性の矢を打つという心理戦はいまだない――明確にしてくれる。もし、この魔法がなく白き雷や雷の暴風だけで戦うことになっていたら、互いの戦力差を明確にすることも、中途半端にレジストされて細かい駆け引きを描写することも、難しかっただろう。
 そうネギまにとって魔法の矢はドラゴンボールのヤムチャくらい重要なのだ!

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魔法先生ネギま! (5)
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