2007年11月10日
ストライプブルー1巻 森高夕次・松島幸太郎
将来を極一部から嘱望される中学三年生の野球少年、小沢亜穂(通称アー坊)は右でも左でもピッチングができる「両刀投げ」を武器にして高校野球界に乗り込もうとしていた――性格的に台所口から申し訳なさそーに、って感じだけれども。
前作ショーバンの主人公にしてヤクルトの抑えピッチャーに出世した小沢番太郎の弟でもある彼の周辺には、その経歴や人格やモテオーラに引き寄せられた様々な人物が五月雨式に勧誘に訪れる。
そして進路が決定することもなく1巻が終わってしまうのだから2巻と同時発売になった理由も分かろうというもの……。
問題のスカウトや未来のライバルもしくはチームメイトたちの現れかたが、どこか突拍子もなく演劇的なところがあるのがくすぐったかった。空きページに挿入されるタイトルも単純極まりなかったりして、世界観の素朴さを高めている。
それなのに、それなのに、人物そのものは酷く現代的に歪んでいて、読者を戦慄させうるから油断ならない。アー坊の前に現れるキャラクター達は純粋に野球をやりたいという気持ちだけではなく、少年的なギラギラした「野心」を身に纏っているのだ――中学時代の女房役から離れたくないだけの段田八五郎など言動は過激でも中身をみれば可愛いものだ。
いきなりヒロインの寝取りに走る部室内でラブコメ禁止な問題児、直木庄次を筆頭に彼らは潜在的仲間であると同時に潜在的ライバルでもあるアグレッシブさに、まったく満ち満ちている。主人公のアー坊も大人しいタイプにみえて決しても負けていなくて、むしろ内に秘めた強い意志を感じさせるのが好印象だ。
とはいえ、誰よりも何よりもギラギラしたオーラを放っているのは、愛しのアー坊を独り占めしようと目論むふたりの幼馴染であったりする!!その純粋すぎる上に競争相手がいるせいで拍車の掛かってしまった狂気二歩向こうの危うい情熱が、眩しすぎて涙が出てくる青春真っ只中の閃光を放っている――――!!!
……自分でも何言ってるのか分かんなくなってきた。
ともかくストライプブルーは花ちゃんの壊れた可愛さから、のりっぺのどう足掻いても最終的な生存競争で蹴落とされそうな可愛さまで、かまわんかまわんどんと来いよの見どころ盛りだくさんの「青春☆トキメキ野球漫画」なのである。
恋の鞘当てにドキドキしすぎて足元が覚束なくなる逆吊り橋効果すら楽しめよう。
しかし、発行部数が少ないようだ……巻末宣伝にあるように2巻を買いに書店に戻ったら消えてしまっている可能性があるのでは?
一緒についているショーバンのダイジェストはとても助かった。10巻からダイジェストの雲行きが怪しくなってきて、最後の方は純粋に起こったことを語っているだけなのに壊れていた。笑った。
ストライプブルー2巻感想

ストライプブルー 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
前作ショーバンの主人公にしてヤクルトの抑えピッチャーに出世した小沢番太郎の弟でもある彼の周辺には、その経歴や人格やモテオーラに引き寄せられた様々な人物が五月雨式に勧誘に訪れる。
そして進路が決定することもなく1巻が終わってしまうのだから2巻と同時発売になった理由も分かろうというもの……。
問題のスカウトや未来のライバルもしくはチームメイトたちの現れかたが、どこか突拍子もなく演劇的なところがあるのがくすぐったかった。空きページに挿入されるタイトルも単純極まりなかったりして、世界観の素朴さを高めている。
それなのに、それなのに、人物そのものは酷く現代的に歪んでいて、読者を戦慄させうるから油断ならない。アー坊の前に現れるキャラクター達は純粋に野球をやりたいという気持ちだけではなく、少年的なギラギラした「野心」を身に纏っているのだ――中学時代の女房役から離れたくないだけの段田八五郎など言動は過激でも中身をみれば可愛いものだ。
いきなりヒロインの寝取りに走る部室内でラブコメ禁止な問題児、直木庄次を筆頭に彼らは潜在的仲間であると同時に潜在的ライバルでもあるアグレッシブさに、まったく満ち満ちている。主人公のアー坊も大人しいタイプにみえて決しても負けていなくて、むしろ内に秘めた強い意志を感じさせるのが好印象だ。
とはいえ、誰よりも何よりもギラギラしたオーラを放っているのは、愛しのアー坊を独り占めしようと目論むふたりの幼馴染であったりする!!その純粋すぎる上に競争相手がいるせいで拍車の掛かってしまった狂気二歩向こうの危うい情熱が、眩しすぎて涙が出てくる青春真っ只中の閃光を放っている――――!!!
……自分でも何言ってるのか分かんなくなってきた。
ともかくストライプブルーは花ちゃんの壊れた可愛さから、のりっぺのどう足掻いても最終的な生存競争で蹴落とされそうな可愛さまで、かまわんかまわんどんと来いよの見どころ盛りだくさんの「青春☆トキメキ野球漫画」なのである。
恋の鞘当てにドキドキしすぎて足元が覚束なくなる逆吊り橋効果すら楽しめよう。
しかし、発行部数が少ないようだ……巻末宣伝にあるように2巻を買いに書店に戻ったら消えてしまっている可能性があるのでは?
一緒についているショーバンのダイジェストはとても助かった。10巻からダイジェストの雲行きが怪しくなってきて、最後の方は純粋に起こったことを語っているだけなのに壊れていた。笑った。
ストライプブルー2巻感想

ストライプブルー 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
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1. マイ ネーム イズ ストライプブルースカイ!「ストライプブルー」1・2巻が同時発売! [ 赤い放射能に汚染されたブログ ] 2007年11月11日 19:53
単行本発売が延期になっていた『ストライプブルー』ですが、昨日1・2巻が同時発売しました。『ショーバン』の続編とはいえ、秋田の1巻の例に漏れずやはりあまり刷っていないようで??.
2. ストライプブルー 1巻 [ 屠られ日記!(GNO2) ] 2007年11月12日 14:56
=== 青春☆トキメキ野球漫画 ===
{{{:小沢亜穂15歳。世にも珍しい“両刀投げ”を引っさげて、高校野球界に“アー坊旋風”を巻き起こせ!
アー坊・花ちゃん・のりっぺの幼なじみ3人組と愉快な仲間たちが紡ぎ出す、
青春☆トキメキ野球漫画}}}
'''[http:...
3. ストライプブルー1巻・2巻感想 [ ストライプブルーワールド ] 2007年11月16日 16:56
漫画『ストライプブルー』の単行本1巻と2巻の感想です。 今日は時間がないので一言
