2008年02月29日

週刊少年チャンピオン13号

 競わせよ。漫画家も作品も競わせ戦わせ、強き種のみを残すのだ。チャンピオン(このくに)を、我が雑誌を、最強の週刊少年誌となすために!!
 やっぱりユタがないと物足りない。新連載にかるた2部があれば良かったのに。

ストライプブルー
 残酷にも海主将は交代させられてキャッチャーは平太に。もう、監督の采配は一種の見せしめだった気がしてならない。そこまで強烈に世代交代を図らなければ甲子園を目指せないものなのか……今の三年で目立って使える人物が海くらいだから、いまいち説得力がない考えだ。それとも今年を捨ててでも一年生バッテリーを鍛える気になった?
 一種の荒療治として海を発奮させることを狙っているなら失敗する予感がある。養子として自己証明に追われ続けてきた彼はけっこう繊細だと思う。ここから空の歯車も狂っていくことを期待してしまう。この一件が投げかける波乱はどこまで広がっていくのだろう。
 アー坊が平太に投げ込みやすいのはリードの形が両投げの長所を徹底して活かしているのはもちろん、海相手だと気負いが強すぎるせいかもしれない。恩が強すぎて上手く返せないのだとしたら、ずいぶんな皮肉だ。
 そもそもアー坊のみせたピッチングは左だけでも相手を打ち取れるレベルのものだった。何だかんだいって左の重要性は高い。平太はその辺りも良く分かってるんだろうなぁ。

サナギさん
 国民総背番号制か!?百万回死んだ猫に次々と新しいゼッケンを付けたら――なんかグロい。マッチ売りの少女が商売相手にしたゼッケン4番がサルである件について。
 持久走の話でタカシくんが同意に走ったことに驚く。いや、私も思ったことがあるけどね。漫画で良くある校庭○周!って罰を実際にみたことがない。でも廊下に立たされた事はある。

みつどもえ
 あれはあれで美味しい場面なのだが興奮する上級者はこの世界にいないのか。矢部っちくらい?ひとははガチレンジャーに絡めて説得すれば簡単に誘導できることが明らかになった。いろいろと吹きこんで弄びたい。しかし、他の連中もガチレンを重視する狂信者になってきた観もなきにしもあらず。それでいいのか、小六女子たち。
 吉岡さんが好きなのは千葉でもないようだ。お似合いだよ、なんて流石に口にしないよなぁ。いったい彼女は誰に恋しているのやら。
 影でふたばがまたサッカーボールを破っていた。彼女に補助させればみっちゃんと言えどもいきなり大車輪だって夢じゃない。遠心力で胸と腰に脂肪を集めるのは無理か…。

ナンバMG5
 やよいの件にどんどん深入りしていく剛。ここまで知って無関心でいられるヤツじゃない。護衛もやよいの動きに目を光らせていればそれなりにできるだろうし――休日に動かれると厄介だが――伍代の家を拠点に影ながら活動することになるか。
 無邪気な松がずいぶん可愛かった。

Damons
 プログレスがフンドシ守護霊の死神さん化している?根は全然違うのに印象だけが似通っていた……。ベッケル博士の再登場にはそのDr.ワイリーなインパクトに爆笑してしまう。あのロボット、手足を破壊されても飛びながらエネルギー弾を撃ってくるに違いない。
 スワロウのセリフは暗黒皇帝ハーディンを連想させる……ゼスモス使いが世界でひとりになれば地球にゼスモスを掛けて真の胎界主に慣れるのかもわからん。

聖闘士星矢 LOST CANVAS 冥王神話
 パンタロスたんが一撃で……ねぇ、嘘でしょ!?返して!ふともも冥衣を返してよ!!人の夢と書いて儚いってか?代わりといっては何だが「嬉しいくせにー」のサーシャたんの表情が絶妙。ゾクッとくる。
 しかし、ショボ神たちの罠はハーデスとアテナに思う存分侵入されているわけだ。だんだんあの四人が憐れになってきたぞ。

元祖! 浦安鉄筋家族
 花子がプロレス技に詳しいのに感心していたら見事なオチにつながった。オセロが白だらけになっていた時点で吹いてしまった私の完敗である。

24のひとみ
 とりあえず入浴シーンにハァハァしとこ。もはやネタがこなれすぎていて言うことがあまりない。定番の愉しみは提供してくれているのだが。

不安の種
 まだ続いていたおちょなんたんシリーズ。よりを戻せばすぐに解決…かなぁ?一つ目のネタは普通すぎ。ネタ切れに不安の種が育つ。怪奇絵巻の雨宿りのほうが怖い怪奇!

ドカベン スーパースターズ編
 岩瀬、お願いだから山田を抑えてくれ。そっちのほうが絶対おもしろい展開だ。それにしても死神の出演頻度が高い雑誌だ。

クローバー
 轢くか、フツー。ダイナミックなイチゴの飛び方を含めて笑ってしまった。さりげに鉄パイプを素手でうけるハヤトも明らかにおかしい。
 ここは傍観しているバカがなんとかして――何やっても無駄そう。商店街の皆さんがヤンキー連中を包囲する展開に期待したほうがマシだ。あれだけいれば一人くらいオーエンスタンレー山脈越え帰りの源さんとかいるだろ?
「いいぞ、婆さんやー!逃げる奴は自販機荒らしじゃ!逃げない奴はよく訓練された自販機荒らしじゃ!!ほんに三八式は発射速度が遅いのう!フガカカカ――ッ!!」

範馬刃牙
 ポン酢もつけずに……それはさておき人食いの件はサツ行った方がエエやろ。ありゃ誰が見ても立派な変態傷害事件やど?
 しかも、中途半端なタイミングで止めるなぁ。どうせ薬で眠らせるならいっそ寝ている間に食道に食い物を押し込んどけば良かったのだ。片足だけ食われるという格闘家にとって屈辱的な状況にわざわざしてやることもない。まぁ、あの博士はかなり痴呆が来ている様子なのでしかたないが。
 みんないうと思うけど烈はゼスモスを覚えればいいよ。

ANGEL VOICE
 島村監督のいぶし銀の渋さに惚れそう。黒木監督の答えもきっぱりしているし監督もいい感じで描かれているなぁ。
 ただ4ヶ月後にあまりにも強くなるとちょっと醒めてしまうかもしれないと感じさせる部分があった。せめて一年後なら違和感ないんだけどねぇ。でも、まだまだ黒木マジックは残っているだろうから杞憂ってものか。
 ラストでいきなり倒れたマイちゃんが「誰?このコ……」「こんなコいたっけ?」と呼ばれているのが悲しすぎる。どうやらここからタイトルのANGEL VOICEに繋がっていきそうだ。

フルセット!
 火野きゅんの怪我が大事にいたらなくて本当によかった。この一件は須磨主任に良く似た入谷ママと対決させることが狙いだったようだ。あれだけのことがあったのだからママの過保護にみえる言動も無理はないと思う。彼女や父親だって火野のことを一番に考えてるのだが、仕事とかいろいろあっての現状なのだと思うよ……。まぁ、ここは試合での火野のがんばりをみて和解してくれるかな。
 杉中の様子はずいぶん試合慣れしてきた雰囲気が漂っている。これはこれで危ない面はあるから桐条との前に一試合だけ噛ませているのは正解だ――試合中の成長なんてファンタジーだし。
 たとえ最高のコンディションになっても桐条に勝てるかは相当怪しいが……とりあえずは成長のほどを見せてもらおうじゃなイカ。とくに成長が期待できるのは屋代の監督ぶりだったりする、前の試合では0に近かった彼が伸びた分はちょくせつ杉中の戦力に反映されるはずだ。
 女バレの三人組はもはや応援が本職のような気がしてきた。彼女たちにも試合での活躍を!

鉄鍋のジャン!R−頂上決戦−
 水料理というからには食材の水分とうまく付き合わなければいけないわけで、体液の強烈そうなウツボの選択肢は不安になる。良いグロだったのに人肉生食いとぶつかってしまったのは残念だ。あれは反則だ。

ヤンキーフィギュア
 なかなか、おもしろい趣向を凝らしてきた。筆児には相手の気持ちになって考える成長が必要だからな――それはヤンキーの桜井さんにも言える事で、ふたりの共通点なのかもしれない。
 最初のさくらは服ごと大きくなっていたのに、オチでは全裸になっているのは筆児の業と考えればいいのか。それにしてもメガネのない彼はキレイすぎて怖い……。

マイティ・ハート
 あいかわらずノリノリですなぁ。一気にバカップルレベルが跳ね上がってしまったのを見ると、ヴォルケンとマイティハートの緊張した間柄が空しくなってくる。
 椿ナイトクラブのように変態すぎる漫画は恋愛関係を正面から長引かせるのが難しい。変態の相手を受け容れる度量があれば、そこで勝負はついたようなものだ。

侵略!イカ娘
 バカだけど頭のいいイカ娘。頭がいいけどバカなイカ娘。栄子が壊れるのも分かるよ……問題によっては答えだけで過程が書いてないと点数はもらえないけどね。人類の誇りがないたけるのほうが問題かもしれない。イカと人間の交配可能性はあの式で解けなイカ?答えだけで過程が書いてないと――。
 このところの栄子はありえないほど目立ってイカ。シャツのFREEはノーブラのフリー、イカ娘相手に何かを失ったと訴える彼女は先週の触手プレイで……!ハァハァ。

弱虫ペダル
 坂道にもけっこうコンプレックスがあったことが分かった。これがタイトルの弱虫に繋がるな。あの存在自体が暴力的な体育教師がやっぱり自転車部の顧問なのだろうか?ちょっと不安にならんでもない。
 ヒロインの名前と設定が紹介で先にバラされているのは何だかなー。彼女の自転車に関わることならどこまでも食いつく性格が坂道を掴まえてくれることを祈る。
 今泉の練習風景から自転車が金のかかるスポーツであることも感じられたのだが、すべてをアキバに投入したがるオタク主人公にとっては、そこもネックになるかと。

PUNISHER
 グランスラッシャー。一瞬で剣が叩き付けられた先を大破壊する。相手は死ぬ。
 彼らは無罪といっても城を破壊した新しい罪状が加わるのではないか。それにも構わず、ウォーゼルの首を傾げて立ち去る姿がカッコいい。もう少しアルトにカッコよさを分けてやってくれ。
 まぁ、主人公が旅に掛ける恐ろしいまでの覚悟を語った部分は印象的だったけど、あれはカッコよさとは違う気がする。なんというか生物学的感覚の相違?根本的に常識外れのアルトを、ミルキィがフォローする形になるのかもしれない。
 いっけんミルキィのほうが非常識にみえるし、なかなかいいコンビかも。

くろます姫
 17歳でホストって法的に大丈夫なの?あれでかなりの苦労人なんだろうなぁ。
 あまり小細工はないけれど、釣りのスポーツ的な興奮がダイレクトに伝わってきて気持ちの良い作品だった。

板垣恵介激筆24
 ページ数と時間に対する考え方に妙な共感を覚えた。それでも形にしてのけるのは凄いよ――ネームはどうなってるんだと思ってしまうが。
 しかし、貴重なカラーページを使ってまで収録する価値のある話だったのか、さっぱり分からない。他になんか企画はなかったのかなぁ…。

現代怪奇絵巻
 電話も家電のうちなんだ。私が微妙にズレを感じるのは歴史が古いのと、必ずしも生活を豊かにする気がしないせいだ。除湿機と加湿機の戦いはおもしろかった。除湿機が女子突きと誤変換されるのが特に。
 水着が消えるフィギュアなど時流にのったネタも気になる。

電遊日記
 このエリス王女は最高。なんといっても冷たい半眼がいい。詰ッテ!私モ詰ッテ下サイ!!

CTC
 これだけイラストはがきが多いと壮観だ。一部におちょなんさんが現れていたのが不安の種……CTC単行本化の守護神となるか?

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1. 【大教典】週刊少年チャンピオン13号(2/28)  [ ラブ教総本山 ]   2008年02月29日 14:48
ネタバレ必死、週刊少年チャンピオンです。
2. 週刊少年チャンピオン13号を読んだ  [ マンガ好きの戯れ言 ]   2008年03月01日 01:39
読み切りで とうじたうや先生の「くろます姫」が掲載。 バキ盛り特大号との事ですが、どちらかというと板垣盛り特大号では? = 範馬刃牙 SON OF OGRE = ディナータイムだ。 それでは頂きましょう。 ・・・本当に食べたよ! いやまあ、そういう条件だったけどさ...
3. 週刊少年チャンピオン 第13号 感想  [ 〜器用貧乏人宝〜 ]   2008年03月01日 01:43
今週のチャンピオン感想! ・注射>ピクル>>>烈 ・白鷺家の一族 ・ガチレンベルトは嫌いだ! 他11作品です。 イカ個別感想↓

この記事へのコメント

1. Posted by nama_k1   2008年03月01日 01:51
こんばんは!
今週もやってきました。

・ANGEL VOICE
>「誰?このコ……」「こんなコいたっけ?」と呼ばれているのが悲しすぎる。

あれはさすがにないだろう・・・と思いましたよ。
これまで一緒に部活をやってきたのだろうに。
不治の病か何か発症しちゃったのですかねぇ。
存在感がなく、そして余命短しだったら、可哀想過ぎます。

・弱虫ペダル
>あの存在自体が暴力的な体育教師がやっぱり自転車部の顧問なのだろうか?

あの人は着ているジャージからして、ラグビー部だと思います。
フェイントをかけてくるかもしれませんけど。
個人的には女教師がいいなぁ。

>自転車が金のかかるスポーツであることも感じられた

月マガのバイキングスにもそういう話がありましたが、自転車のパーツも結構高いですからねぇ。
坂道君がアキバで散財するよりも、自転車にお金を掛けるようになるには、どのくらい時間が掛かるでしょうか・・・
2. Posted by こいん   2008年03月01日 19:49
 1日遅れましたが、こんばんは。毎週ありがとうございます。

 マイちゃんは1年生ですし、バスケ部の人数が多ければ先輩に認知されていない状態もありえるのかも知れません。
 なんとも薄ら寒い話ですが、厳しすぎる部活だと入ったばかりの1年生の名前を覚える気にならないこともありそうです……やっぱり一番の原因はマイちゃんが目立たない子ってことでしょうね。

>弱虫ペダル
 チャンピオンのスポーツ漫画は名指導者ぞろいなので、自転車部の監督も楽しみです。理知的な女教師など確かに良さそう…。
 今泉は複数台の自転車を平然と所有しているみたいですね。練習用からコースによって変える自転車まで大量に出てくる気がします……チューンナップ の話も熱いのかな?

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