2008年07月17日

週刊少年サンデー33号

絶対可憐チルドレン
 いまさら世間体とか気にしている場合か。常識がひっかかったら逆をいくのが未来を裏切るのに有効な手法だ。どうせエスパーに恨みがある連中はなにをやっても文句をいうさ。むしろ不純なのは作品の描きかたの方だと思ってしまった。ひとり恥じらう葵はとても可愛かったけれど。
 卒業式で両親以上に号泣している局長が微笑ましいと笑っていたら、皆本まで泣いちゃったよ……なんかもやもやしてしまったのは何故だろう?キャラの問題?
 予知能力者たちが地味にレベルアップしていたのに、いまいち評価が甘い気がして空しかった。飛び抜けた能力はなくても地道な成果を上げ続けている、彼らは間違いなく縁の下の力持ちだ。

史上最強の弟子ケンイチ
 しぐれどんの弁当の中に密かにベヘリットが……アパチャイが触に突入したら世界が滅ぶな。その前に何かを犠牲にできるわけがない。馬師父の場合はナチュラルにエロ本を犠牲にできそうなのが嫌だ。
 しょうじき、主人公たちの戦いより周辺バトルのほうが数段おもしろく感じてしまう。笛でジークフリート召喚とか、無性に笑えた。

結界師
 武光の喋りかたは必死にキャラを作っているのかなぁ?妙に涙ぐましいものを感じさせるやつである。巻緒も布陣のどこか厄い説明が印象的なせいで、轟だけがおそろしく地味な感じに……きっと実戦では一番活躍してくれるさ。
 良守と閃が屋上でごろごろとしているシーンが、先週のハヤテに重なってみえてしまった。どうして良守は閃に夜這いをかけぬのか――っ!

GOLDEN★AGE
 ああ、近江のパパだっけ。なぜか唯の父親と一人合点してしまった瞬間があった。恥ずかしくも。
 あいかわらず息子に厳しすぎる言葉をかけるツンデレ親父である。言葉は不器用でも頭の中では「汐宮栞」並みにいろいろ考えているのかもしれない。
(どうして「頑張れ」たった4文字がちゃんと言えないのだ――!!今の暴言はすぐさま忘却の地平線に流そう…)そんな親。だが、お前の教育方針は優しかねーぞ。

お茶にごす。
 まさかの奥沼さんフラグが立った!どうするんだ…これ。きっと彼女の中では青春時代のいい思い出として浄化されていくんだろうなぁ、と現時点から確定的にみてしまうのが厄い。本当はそうじゃないんだけど(あの部長より私のことを優先してくれた!)感想がついてしまうから恋が生じるのも無理はないか。
 とはいえ周辺キャラの憶測をでていない。智花の恋愛観が思いっきり神知るの栞に被っていそうでニヤニヤ。そうそう、愚か者は経験から学ぶのだ……そして本当の愚者は経験もできない。
 樫沢へのドキドキがしっかり伏線をもっていておもしろかった。ああやって解説するのはちょっと珍しい。馬鹿話の流れの中より、解説ゴマの樫沢のほうが不気味にみえてしまった。

魔王
 マスターの能力に皆目見当がつかず……フフフ、どうせ私なんか虫さ、ゴミ虫さ、と落ち込む。どうせアレじゃろ〜蟲師で出てきた人を吊り上げる蟲じゃろ〜。
 ひんひんひんひん。
 ともかくマスターが安藤の能力を自覚したことで意識を奪われたら自滅する可能性がある奥から手前への攻撃はやりにくくなった。つまり飛び込めば攻撃は正面からにほぼ限定できる。ここに活路があるのだろう。
 あとはキャットウォークを使ってマスターの能力では回避不能の条件をつくるのかなぁ?勝つのはもちろん、生き残って犬養を止める余力を残さなければいけないから厳しい。そして、熱い。

オニデレ
 いきなりファンタジー路線に突入かと思いきや、クマエルがロボットということで胸を撫で下ろす。サヤの無茶苦茶な生命力など既にファンタジーと大差ないのに、それでも守ってほしい一線を感じてしまう不思議。しかし、G・Iグループの設定は良い意味で悲惨だな……。
 アンジェリカお姉さまは家での言動をやっていれば普通に正と付き合えると思ったが、今度はモテすぎて困るかもわからん。本当に前途多難な二人である。
 サキと正のリアクションに妙に息があっていることにニマニマしちゃった。クピドと歩く姿は下手すると子持ちの夫婦にみえるかも…。名字での呼び方もなんか新鮮だ。
 ヒロイン二人はもちろんミヅキもクピドも当然正も、ああ、みんなかわいいなぁ、もう!

ギャンブルッ!
 おおよそ予想の範疇ではあったのだが、ルーティーンなどと解説するやりかたが巧みだった。そして、機械化されたマサルのイメージ映像に大爆笑。
「たったひとつの癖をえて、生まれ変わった不死身の博徒、眼球悪魔を叩いて砕く、マサルがやらねば誰がやる!」
 この漫画、気が付けば大好きだわ。

金剛番長
 居合番長のポエムよりも夜子の大股開きに目が行った。ええ、人として当然のことをしたまでです。
 桐雨流居合術零式「白羽捻り」は白刃取りからの投げ技に「零式」のネーミング……やはり居合番長は「学生」だと確信した、大人になってからさぞかし恥ずかしい回想をするだろう。ある意味、番長として正しい姿かもしれない。
 双子のハイド&シーク技は朝子の存在で音まですべて遮蔽されてしまうことを前提にしており、理論的に落ち着かなかった。というか周辺の連中がネタバレしているのはいいのか?実は居合番長の研ぎ澄まされた聴力で聞こえていた、なんてことになったらお互いに興ざめな事この上ない。

ダレン・シャン
 「グロテスク」はアリの巣にすんでいる甘い液をだす虫か――アブラムシもそうだが、実際の生態につながる部分が感じられて嫌なリアリティがあった。そこがよい。
 原住民の子供たちを守るべき対象と見なすか否か、それで戦いの難易度が変わってくるな。

月光条例
 魔法使いと思っていたらネズミとは……斜め下をいく「ちゅ」語尾に仰天。あまりにも似つかわしくない雰囲気がギャグだ。しかし、天道がここまであっさり負けてしまうと、どうやってシンデレラと戦うのか想像できなくなってくる。アキレスと亀で追いかけっこルールで挑む?
 とりあえず一流の<読み手>を探されているのなら、汐宮栞を頼られてはいかが。彼女ならどんな本だって読んでおられますよ?

クロスゲーム
 青葉を同期の2年生たちは大変だ。ほとんど作者補正としかいいようがないレベルで才能をもっている少女なのだから、彼らは野球が特定のポジションのある競技なのに感謝するべき。
 炭酸の抜けたオチが実にあだち主人公らしかった。

イフリート〜断罪の炎人〜
 氷を内側から割る真島っちにテンションが上がりまくる。濡れたのに壊れていない携帯も彼の根性が伝染したか!?赤銅クラスなら倒せてしまいそうな普通人、やっぱり真島は凄い。そうまとめて先に進もう。
 ユウとニナミが普通に死の覚悟を決めているのが爽やかだった。ここにきて銀龍が強さを示したのはニナミとの対決に備えるためか。

アーティストアクロ
 ちょっと前まで異邦人はアクロのほうだったのに……これでもかとアート重視の世界観を強調してくるなぁ。デコとの掛け合いがなかなか楽しいかも。ツッコミのパターンが典型的でたまに気になることもあるが、アクロのおっとりした性格と目に優しい絵柄がうわまわっている。
 芸術の都をつくる目的と、そのための数が明示されたのは大きな進展だ。いってしまえば「村おこし」ですな。 

MiXiM♀12
 科学的なのか、ファンタジー的なのか、どっちかにしてくれい。いて座を構成する星までの距離はそれぞれ違うから光の速度で情報が伝達されても同時には動けないはず……なんて突っ込んじゃ駄目よね、そうね。
 ライバルをだすのはしかたないが、まったりしたヒロインたちの路線を維持してほしいなぁ。

最上の命医
 絶賛の嵐に胃がムカついてきた。よくあれだけの褒め言葉を連射できるものだ――真実だからなのだろうけど。スピードの解決方法が個人的な技量に頼っているのはやはり問題だよ。
 副院長の微妙な反応は実力と関係ないところで人を蹴落とすのをよしとしない彼の性格がでてきそうで楽しみだ。不知火大輝のビジュアルにワールドエンド・フェアリーテイルの小鹿を思い出す。私にとっては萌える男の子の嚆矢であった。小鹿きゅん…。

トラウマイスタ
 人間じゃないことは問題にしないの?……しないんだろうなぁ。時代の進歩は恐ろしい。
 嘔吐カノンは近年まれにみる最悪のネーミングだった。かまわんかまわん、もっとどんどんやれ。

MAJOR
 わりとどうでもいい内容。脱衣所風景に色気が欠片もなくていかにも女子スポーツ部にみえたのは興味深かった。入浴シーンは普通に色っぽいのに――あと生徒のベッドで寝ちゃう家庭教師の姿も。あれは、叱るどころか感謝してしかるべき。

三ツ星のスペシャリテ
 少年よ大志を抱け、と言ったのは日本人ではなくクラーク博士……ま、世に広めたのは日本人なのでいっか。意図しているのかしていないのか知らないが、けっこう歴史の皮肉を感じさせるセリフでおもしろかった。
 プレーンオムレツもあれだけ連発させると、ちょっとグロテスク。ぶっちゃけ料理は(味も匂いも熱もないから漫画では余計に)グロテスクなものだし、鉄鍋のジャンくらい昇華させてくれればいいのだが…。
 あと、仕掛けは余熱か。

ハヤテのごとく!184話の感想はこちら
 青春学園の投稿ハガキが高レベル。メイド分を補給できた。

神のみぞ知るセカイ14話の感想はこちら
 この勢いは止まらない。


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1. 少年サンデー 33号感想  [ しっぽきり ]   2008年07月17日 14:36
2. 週刊少年サンデー33号感想  [ 漫画とハヤテとアニメと私。 ]   2008年07月17日 19:18
今日の日ハム戦は先発がダル・・・。 ドミンゴが7回まで0に抑えて残り2イニングを有銘と川岸で抑える、くらいしか勝機がなさそうです。 昨日??.
3. 週刊少年サンデー33号感想  [ 深・翠蛇の沼 ]   2008年07月17日 22:43
例によって、今週もほとんど金剛番長。
4. 週刊少年サンデー33号 漫画感想  [ 乱文乱舞ランブル ]   2008年07月19日 00:24
今週の感想は、 ・結界師 ・アーティストアクロ ・絶対可憐チルドレン ・お茶にごす。 ・呪法解禁!! ハイド&クローサー ・イフリート こ??.
5. サンデー33号 009な人。  [ ビヨビヨ日記帳2 ]   2008年07月19日 00:58
サンデーを読みました。 (以下ネタバレです。まだご覧になっていらっしゃらない方はご注意して下さい) リアルタイムに読んだのですが、曮..

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