先週の暴挙を二倍三倍にしてしっぺ返しされたような、ひとはの受難回。よりにもよって松岡さんに関わり、ミコヤン×グレヴィッチさんに捕獲されるとは彼女もついていない。
 しかし、ひとはたんは私に恋していたはず、おかしいなぁ?
 吉岡脳内ではかなり大変な恋をしているらしいが、年の差はともかく性別って……眉毛の向こうにはいったいどんな魔次元が展開されているのか?
 むしろひとははチクビに対して種族の壁を超えた想いを抱いている気がするが、吉岡EYEにはそーゆーのに限って見えていないのだろう。全然ピントがあっていない。やっぱり眉毛に第三、第四の本当の目があるに違いないでゲソ!!

 そして、誤解のとけた宮下と吉岡が「キャッキャウフフ」しているのに激しい戦慄が走ってしまう。もしかしてこの二人、一方通行な杉崎・みつば関係よりもガチ?
 ここまで狂ってくると、やはりチーム杉崎も松岡を同化できるほどの集団であったと再評価せざるをえない……オカルト大好きおかしな子は「流行を先取り」しすぎただけだったのだ。みく的には屈辱!
 ふたり揃えば三女得意の「スィー」スキルでも離脱できないとかタチが悪くなってるなぁ。まぁ、ひとりでも松岡咲子からはスィーできないんだけど……。
「知ってたか三女。恋愛話からは逃げられない」

 いちいちランドセルを背負って自分が小学生であることを強調する宮下が鬱陶しかった。はいはい。
 比べてランドセルが似合いすぎるほど似合っている三女はやっぱり天使だよ!!それなのに一生恋なんてせずに、いきなり変態道に走るなんて踏み外したときに危険すぎる――人の道を踏み外すことは前提で語れるのが、みつどもえの恐ろしいところ……。

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