ついにやってきた完璧な保護者回で、どこか現実味がないと感じてしまったのは、今まで散々妄想されたような流れに沿いすぎているせいか。おかげで変態サラブレッドたちの由緒正しい血統が把握できた――カエルの子はカエル。

　扉絵の佐藤あかりママかわいいよ、佐藤あかりママ。
　チャンピオンで麗しい人妻キャラをみると眼球をぺろんしたくなる癖がついたけど、変態じゃない変態じゃない、寿命を延ばしたくなっているだけ（それはそれでヤバい）。ホント、息子に似てハイライトのない眼が最高っす！佐藤きゅんパパにいったい何をされているのやら……ハァハァ！

　そんなママの息子はすっかりノイローゼになってしまっていて――無理もない。佐藤が好きでしょうがない隊のやることは限度を知らないからなぁ。いくらなんでも可哀想だし、自分が好きなものを壊してしまいかねない真似をしでかす、しょうが隊にぶっちゃけ怒りが湧いた。
　でもまぁ、思春期だからな。自分を抑えきれなくなることがあってもしかたないよなっ☆

　だから子供の暴走を食い止めるのは大人の役割なのだが……矢部っちヘタレ。しょうが隊だけでなく矢部っちの株も下がっていくが、関わりたくない気持ちは非常によく分かる。ここはいっそ毒をもって毒を制する作戦で松岡咲子をけしかけるとか、ね？
　……まぁ、６年生だし、時間に解決を任せるのもひとつの賢明な判断かも。問題はみつどもえ世界がサザエさん時空にとらわれていること。
　エゲツないしょうが隊にくらべて杉崎みくの所業に可愛げが感じられてしまうのは何故だ!?千葉和実ママの発言をみると、被害者ではなく加害者に愛のある関係者が語っている影響もありそうだ。
　だが、おがちんの愛ある関係者があらわれても私の心はどす黒さを増すだけなのであった……兄に抱きつかれて抵抗するおがちんは可愛い。


　いちばん重要な要素はストーカー関連の話題ではなくて、しんちゃんとふたばの関係が丸井家佐藤家公認のものと確認されてしまったこと！こんなに強烈なフラグをみせつけまくれば、しょうが隊も撃沈するのでは――暴走して佐藤きゅんを襲われても困るが。
　そして矢部っちの不満は偏向の掛かった私の耳には「ひとはたんと僕の関係を認めてください！」と言っているようにしか聞こえないっ！むふぅむふぅ!!

　あと、公然と我鳴モードに突入するおしゃれした吉岡紗江子ママと「そうだったの!?」のふたばが可愛らしかった。みきの眉毛は父親からの遺伝かぁ……再生力は剃るプレイで鍛えていると!?

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