「ハッ…それがお前の正体か？ストーカー――!!逮捕してやる――妹（愛梨）をストーキングしていいのは兄（本官）だけなんだよ…!!」

　そんな新たなる変態警察官のお兄ちゃん、緒方一郎太がガフィ…と登場。初っ端から手が勝手にパンツ盗撮している杉ちゃんと確保に笑った。一郎太の行動ももっともで、宮下のツッコミももっともだ……常にみつばのパンツを盗撮しなければ禁断症状がでる域まで達しているのかもしれない。
　しかし、重症なのはみつばも同じ。被害者の身でありながら泣き顔が誘拐したくなるほどカワイイ杉ちゃんを弁護している……彼女が問題ないと感じるなら別にいいんだけどさぁ。もはや傍目には「そういうプレイ」だよ！

　一郎太がつぎつぎと変態なクラスメイトを観察して驚き、笑いに変換していく手法は、麻里奈が教室にやってきたときの流れを彷彿とさせる。さらに遡れば一話の矢部っちが三つ子に翻弄されていた展開にも通じるものがあるかもしれない。
　そうやって見比べると６の３における変態性がどんどんと高まっていることを意識せざるをえない！おかげで対処する新キャラの方も変態に対する免疫をある程度もった存在でなければならなくなっている。
　最初は童貞教師だったのが、ちょっと変なマダムになり、日常的に奇人と戦っているであろう警察官になり――最終的には難易度が高くなりすぎて新キャラが投入できなくなるんじゃなイカ？変態万歳!!

　どのキャラクターも少し引いたところからみた異常性が楽しかった。宮下はやっぱりウザく、穿いてないひとはたんも逮捕するべき。ノーパンミニスカートで兄の頭上をダイブする緒方愛梨はいつもどおりだけど、佐藤きゅんに脱がされただけで昇天することに戦慄して安心した。つーか、ノーパンだと思ってずり降ろしシーンをみると、こっちも鼻血がでそうだよ。
　もし、千葉氏の必殺技に匹敵するものを受けたのが伊藤詩織だったら……きっと責任を求めているな。

　最後に出番のないふたば、家庭の事情もあってか（家庭を壊しちゃいけない）と言いよどむみつば、荷物の多い理由が気になってしかたないひとはの三姉妹は、て、天使!?

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