最終回が来た直後に……！
　さすがはチャンピオン漫画といわざるをえない。マゾ・ド・ペンギンなんてサブタイトルもあったが、桜井先生はジャンプの微妙な位置にいる作品を注目されているのだろうか。濁点にみえなくて、チクビの“ぽっち”が何か!?と食いついてしまった。
　扉のみっちゃんカワイイよみっちゃん。

　そんなみっちゃんだが、机にじっとして何やら物憂げな様子――最初見たときはまたダイエットでも始めたかと。見なおせばチーム杉崎との間に流れる微妙な空気に気付くんだけどね。
　長女を元気づけようと次女のふたばが動きだす。人形を製作している点ではひとはも協力しているが、タイミング的にみつばのために作ったのかは怪しい。（壊してしまう事がわかりきっているのに）ふたばの願いを聞き入れて、あんなものを作ってしまえる小六女子が嫁に欲しいことだけが確たる事実である……。
　ふたばの慰める方法がおっぱい関連まみれで久しぶりに彼女のさがをみた思いだ。逆に考えれば次女が落ち込んでいるときはおっぱいの話題で励ませばいいのかな？ちょくせつ触ると絶対泣くのに――しんちゃんならいいのか!?

　さて、気になる問題の発端はみつばが杉ちゃんのケータイを壊したと思いこんでしまったことだった。
　あれだけ盗撮していたら普通にケータイ破壊しても許される気がする…それなのに悪いことしたと落ち込むみつばは天使すぎるよ。あるいはみっくみくにされてしまっている。
　だが誰よりも厄介なのはやっぱり宮下なのだった。吉岡と一緒に状況を悪化させる方向に働くとは頼りがいがない。そして、杉崎にもまったく嬉しくない援護射撃になっている。まさに宮下こそは、敵に回すとウザいが味方に回してもウザい、ウザさの総合商社である。
　ふたばが一生懸命やっているスケッチにまで皮肉を差し挟むのだから、まったく！ウチの宮下はまったく!!よく言い聞かせておきます!!!

　ふたば画伯のおっぱいスケッチは杉ちゃんの宝物になったと信じる。鼻血噴出を期待した。

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