2009年08月01日

週刊少年マガジン35号

 じわじわと面白い漫画が増えてるネ、サンデーと比較してみてしまうせいもあるかもしれないが。あとは零が帰ってくれば……

あひるの空
 触感を大事にと、おとんが指導しているシーンが妙に艶かしい。憧れの人が卒業後は母親になっていたら、どうします?いくらなんでも飛躍させすぎかもしれないが、一緒に過ごす時間が楽しいという経験を徹底的に積み重ねていくのは効く。その理由の細かい分析はいいのだ。
 あと、バッシュのお披露目会が楽しかった。たしかに、カッコイイ……。
 体調を崩した人がでたわけだが、シゴキの是非ではなく、個人差が非常に大きいのに「横一線」に近い指導をせざるをえない構造に問題を感じてみたり――指導者の資質でカバーするのには限界があろう。そんなわけで坂田さん待望論をぶちあげる。

ダイヤのA
 相手にあわせてギアが変わる困ったエース成宮……でも、少しずつ打者を上回っていけるなら、それが最も少ない消耗で投球を続ける好ましい結果を招くかもしれない。継投に頼らない側なりの戦術だと解釈してみた。
 いまさらだが、野球漫画はキャラクターが多いから全員見分けるのはやっぱり大変だなぁ。初見参に近い今戦っているチームのモブ選手よりも、いままでのライバルや関係者の方が注意を引くのも処理に困る。
 試合をどれくらいのスケールでみるかの問題?

さよなら絶望先生
 酷い仇名のキタ姉が登場――狂った肉親の存在は、家族に波及していくね。連鎖の可能性を考えると美談なのに笑えなかった。
 絶望先生の天然ジゴロっぷりは、いつものこと?ゴミと永遠に戦いつづけなければならない生活のことを考えたら全然うらやましくない落とし神なのでした。

生徒会役員共
 味噌汁の「具」が沈黙を誘ったみたいに解釈してしまったではないか!まったくなんでこんなことに!?
 妹にフルサイズを知られているのは何故なの?ギャルゲーならともかく、エロゲー展開なら妹も外出しているものじゃないの?――まったく!思春期の妹はまったく!!

我間乱
 中泉流は武術というより芸人として認められたような――間を取って、だぶるじぇい的な伝統芸能いしておこう。間を取ったはずなのに恐ろしく偏ってる……。
 殴られた人間が後から死んじゃう技は刹那を争う戦いにはやや不向きにもみえるが、往来で肩がぶつかるようにして暗殺しに来られるとタチが悪いな。まぁ、表にでるつもりなら、そんな陰険で成果を誇れない方法はとらないだろうが。

ベイビーステップ
 アレックスとの試合中の進化を争う戦い!ポテンシャルの差を頭脳プレーでしっかり補っていて面白い。しかし、徹底的に新しいことをはじめられたら、だんだん分が悪くなっていきそうだ。まぁ、丸尾だって試合中に自分の方から進化で攻めに行っちゃいけない決まりはないわけで、分割ショットが威力を発揮する形勢にもちこめば勝機は充分にある!
 そして、妹マーシャをトロフィーに日本に凱旋するのだー。

エデンの檻
 岩に頭を叩きつけた……あれは命に関わるだろ。一時的に良くても悪夢のクモ膜下出血を引き起こしかねない。どうせならトドメを刺しておけと思ってしまったのは酷いね。
 やっとの思いで再開した親友が殺人鬼に変貌していたなんてショックだね。この世で確かなものは腕にすがりついてくるロリショタの体温だけだと悟ってもしかたないね。

ブラボー!
 お手手つないで扉をくぐる――どこかの児童文学ファンタジーみたいな情景だった。ドドーンとおしだす見開きでも、描かれているのは垢抜けなさの残る仲間達。それがよい。

だぶるじぇい
 凄いコンビの凄い漫画だ。コンビではなくトリオと考えるべきかもしれない。凄いスクラン編集のニオイがする……。1話目の話題になってしまうけど、つまようじさんが男の子の名前だったら酷かったのになぁ。そんな発想をする学生は氏家先生のキャラだけかな。
 さて、ひとり横山先生している部長はハーレムを築けるのか!?とりあえずは存在が埋没しないことを祈ってあげる。

波打際のむろみさん
 ナンセンスで肩の力が抜けていてよい。静かにたたずむ褐色幼女が可愛かった。おかげでオチに和む和む。
 話だけで聞くクラーケンは愉快な怪獣だ。クッションを置いているおかげで、気楽な視点から受け取れる。もっとも、漫画になっていることもクッションのはずなのだが……。


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1. Posted by 名無し   2009年08月02日 06:16
気付いたらいつの間にかマガジンのギャグ・ショート枠は萌え・ハーレム系漫画に占拠されてますな。
とち狂ったとしか思えないジャンプや萌えの方向性が微妙にずれているサンデーにも少しは見習ってほしいものです。
2. Posted by こいん   2009年08月02日 23:46
 コメントありがとうございます。

 時代は萌えを選んだのでしょうか。萌え・ハーレム系が生き残りやすくて淘汰の結果、それだらけになってしまうのはなんとなく分かるような気がします。
 ジャンプのギャグはなんなんでしょうね。定期的に悪い意味で強烈なのが……。
 サンデーはたまに4コマもやってほしいかも――絶チルの扉やハヤテBS、たまに作中で神知るがやっているとはいえ。

 いまのマガジンがよいならチャンピオンのギャグ・ショート枠も愉しめると思いますよ。現状では施川ユウキ分が欠けている点が惜しまれますけど。

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