ドレスアップしたみつばたんがかわいい扉絵――満州鉄道の一等車に乗っていそうだ。みくちゃんは少し垢抜けない感じが……おなか突き出しすぎだよ。実は和服の方が似あうんじゃないかと思った。

 みくがおじさんのコネでモデルデビューすると大自慢。とことん食欲を優先するみっちゃんのズレた反応が可愛らしい。いくつ食べたんだろう……。

吉岡「お正月中にお餅200個平らげたって本当?」
みつば「ばかげた伝説のひとつさ 命を縮めるぜ」
吉岡「ごもっとも」
みつば「お正月に200個は雌豚になる」
吉岡「手遅れですね」
みつば「君だってそんなうわさ信じてないだろ?」
吉岡「ええ…でも本当はいくつ食べたの?」
みつば「199個!」

 年賀状をみて、みくちんにロックオンしたおじさんはいかにも怪しげなヒゲとハンチング帽のキャメラマン!わーい、そのハイエンドモデルのデジカメいじらせてー!!
 ガチで住職と組んで何かやらかしていそうな雰囲気に怯えた。
 彼は一朗太ばりの写真取り違えミスによって、みつばをみくと勘違いしており、そちらにモデルを頼むのであった。「こんなに大きくなりました」と食事シーンの組み合わせがなんともシュール。喜ぶみつばはみっくみくになる。
 狂ったママのおかげで、立場の無くなったみくは龍太ということに……いまの育成環境では女装を始めても納得できてしまうのが厄い。

 怪しい雰囲気に身を挺してみつばを庇おうとした、みくがラーメン屋のポスターになってオチ。おーおー豪快に食いなさる。そんなに大食じゃなさそうな少女が、精一杯頬張っているところが逆にそそるのかもしれない――このポスター下さい!
 恥をかかずに済んだみつばは素直に感謝していたけれど、それは餅を食べ過ぎたせいか?いつもなら、恥ずかしい!でも、ラーメンの食べ放題は羨ましいッ!!になりそうなものだ。
 徹底的に背景だった吉岡と宮下がいい味だしていた。一緒に年を越したいものだ。サザエループするから絶対無理だけど。

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