空気抵抗を低減するために団子を解放した、ひとはたんがマラソンの不必要性を訴える話。汗でAVとシンクロである。6−3の鈍足組が目立つ話でもあった――マイナスのものでも、ひとはや吉岡、加藤とグループになれた岡部と眼鏡がうらやましい。
 TKGパーカーもうらやましい。花開院ゆらが目をキラキラさせてほしがりそう。

 鈍足組には、みっちゃんの汗という恐ろしいペナルティにして御褒美が襲い掛かるわけだが、逆に考えれば走りながらカロリーの補給ができる!?
 あとはヒメヒメさえ歌えば、鈍足レンジャー+雌豚で箱根まで駅伝することも可能だよ。むしろヒメヒメだけで充分か。

 眼鏡の正攻法が引っ込み思案で潰れたかと思ったら、裏で男子同士ちゃんと練習していたのには驚いた。あれをカップリングとみなす三女は順調に眉毛に侵略されているなぁ。侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!ナマコ娘!!
 しかし、あんな練習をするほど長女の汗が嫌だったのか――本当に嫌だったのは女子と同レベルだったことかもしれない。小学生の男の子も大変なのだ。

 人を楯にするひとはの極悪戦法に最初に乗ったクンクン加藤が何気に黒い。やっぱり伊藤で鍛えているせいなのかなぁ。
 そして、鈍足仲間よりもおがちん大事なのである。しょせん、SSS隊は相容れぬ!

 汗よりもドベを嫌がって、ひとはと吉岡が醜い争いを繰り広げるオチには、みつばを抜け!!と全力で突っ込んだ。
 賢いはずのひとはたんが見事な惨状……やっぱりマラソンは有意義だし必要だよ。

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