2011年04月16日

進撃の巨人4巻 訓練生時代

 巨人化したエレンの担いだ岩が超大型巨人の開けた穴を埋めて、人類による反攻の狼煙があがる。エレンが岩を叩きつけるように置いたシーンで門の亀裂に衝撃が走っており、あのまま崩れたら面白いと思ってしまった。
 いろいろと不確定要素の多い作戦だったことは確かだ――あれだけ深く亀裂が走っていると大雨のときなどに再び壁が崩れる危険がありそうだ。まぁ、困ったときの理系の友人工兵隊頼み。彼らに任せれば何とかしてくれるのではないか。

 エレンたちがリヴァイ兵士長と運命的な邂逅を果たしたところで場面は移り変わり、彼らの訓練生時代が描かれる。
 ベルトルトによれば12歳で志願する資格を得るようだが、そのベルトルトの語りがとても12歳には見えない老成したもので驚いた。まぁ、死を身近にした経験があれば、それだけ大人になってしまうものか。
 精神性は現代人より戦国時代の武士に近いのかもしれない。

 もうひとつ気になったのが、主要な登場人物に兄弟姉妹の存在が伺えないこと――まさか出生率1以下なのか?未開拓の土地がずいぶんあるみたいだし、これも王政府の巨人駆逐への意欲を疑わせる設定だ。
 半分閉鎖された環境になっているから、人口密度を上げすぎたところに疫病が発生するのを恐れた可能性もある。そのときはどうせウォール・シーナの門を閉じて中央に病気が侵入しないようにするんだろうな。
 気がつけば彼らの腐りっぷりを信じている。

 ライナーとベルトルトの村は壁から離れていると言っても――日常的には巨人と距離が近い方が助かる可能性が高いとは皮肉だ――きちんと狼煙網が整備されていれば、それより速く巨人に襲われることはない気がする。馬で逃げられる移動速度なのだし。
 この辺りにも王政府か駐屯兵団の怠慢があったのではないか。
 それを言うなら門のすぐ後ろに土砂を乗せたやぐらを組んで、万が一門が破られることがあったら、やぐらに火を放って土砂で穴を封鎖する仕組みを準備するとか、いろいろ備えられた気がする。
 しょせんは後の祭りか。後悔するよりもエレンたちのように今できることに意欲を燃やすのが正解だろうな。芋女さんは今食えるモノに意欲を燃やしているようだが。

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