2012年09月16日

南ルメリアナの戦略状況のまとめと展開予想

 帝国歴452年3月16日時点。南ルメリアナで対峙することになったバルトライン帝国と反帝国の戦略状況を整理してみよう。

・帝国軍
ピノー大将ひきいる駐留軍、鐘の都周辺五カ国に配置
 :兵力12万
レレデリクひきいるポイニキア占領軍
 :兵力不明(攻城戦の生き残りなら7万)
リゾラーニ・バルトライン連合艦隊、ポイニキアとサロスに展開
 :600隻
スクゴリオ公国軍など現地軍
 :スクゴリオ軍1500〜2000、他不明5カ国分

・反帝国軍
カリル将軍ひきいる第7州軍、西の町から南下中
 :兵力不明(第1州軍と同数なら4千)
タウロの傭兵
 :7500
花の都を中心とする心臓地方の諸国軍
 :兵力不明(主力は傭兵、動員中)
煙の都、紋章の都、剣の都、天上の都の軍
 :兵力不明
ヴェネディック海軍
 :ガレー船150隻、大型帆船30隻、ガレー帆船15隻
その他、天上の都をふくむ央海十二都市の海軍
 :隻数不明


 両軍の兵力と配置は以上のようになっている。陸軍のボリュームにおいては帝国軍が圧倒しており、質の面でも多数が傭兵にならざるをえない反帝国同盟よりも有利である。恫喝で降伏させた現地軍は輸送任務か衝撃吸収任務を割り振られるだろう。
 劣勢の反帝国軍側としては地の利と城塞都市の防御力に頼って、敵の侵攻を食い止めるしかない。心臓地方の動員が掛かれば――三国同盟と帝国の両方に睨みを効かせると豪語していたので最低でも3万、常識的には5万は用意できるはず。タウロの傭兵も計算に入っていたはずだが――ひと息つける。
 あとは会戦を極力回避して、傭兵たちが得意とする連絡線の切断を狙った運動戦を繰り返せばよい。帝国の徴発によって村々が消滅状態なので、これは非常に効く。

 ここで懸念すべきはレレデリクが握っているポイニキア占領軍の存在だ。彼らはタウロからチエロまでの防衛線の後方に存在しており、出撃のタイミングしだいでは反帝国軍を挟み撃ちにできる。しかも、難攻不落のタウロやチエロではなく、もっとも攻めやすい都市を落とせばよいのだ。
 ただし、海上連絡線さえ切断すれば、今度はポイニキアが反帝国軍の中に孤立することになる。海戦の機運が見えはじめている現在、出撃することは難しいかもしれない。

 すると結局は海戦が問題になってくるわけだが、こちらは封鎖艦隊600隻が4交代で海峡の封鎖を行っているため、150隻ずつになるところが興味深い。輸送船を除いても165隻を擁するヴェネディック艦隊なら各個撃破を狙えるわけだ。隻数不明の央海十二都市艦隊もあわせればヴェネディックと同数は用意できそう。彼らは次の直に当たる帝国艦隊が当直艦隊の駆けつけてくるのを妨害する役に回るのではないか。
 こうして一度突破を果たしてしまえば、帝国艦隊の封鎖体制は破綻する。残った艦隊を半数ずつポイニキアとサロスにまとめて、戦機をうかがうと言ったところか。

 そして、再び陸戦のターンがやってくる。

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