2013年10月21日

覇者の戦塵よもやま話

 最新巻サイパン邀撃戦・中を読んだ影響で覇者の戦塵を読み返したくなって、殲滅ノモンハン機動戦急進真珠湾の蹉跌反攻ミッドウェイ上陸戦を久しぶりに読んだ。
 秋津少佐や陣内大尉――階級は変化するが陣内は大尉が一番しっくりくる。キャプテン陣内!趙から大人と呼ばれている影響もある――が自分の中ではヒーローになっていることを確認する。英雄を創りだして、すべてを依存するような真似は、決して好まない人たちだと思うが……。
 彼らが英雄なら、蓮美大佐は何?って聞かれたら真顔で答える。「魔神」

 海戦では少数機による時機を得た攻撃はとことん成功する傾向がある(瑞垣少佐と香坂大尉を混同していた)。「兵力の逐次投入?なにそれ、空母食えるの?」状態だが、艦隊防空が本質的に兵力の逐次投入であることも踏まえておくべきか。何らかのアクシデントによって陣形が乱れていることもあり、さらに兵力が分散している。一機よく二空母をほふる飛龍に、翔竜を放った後なのに直掩機を回してしまうエラーもあったな。米軍も完全無欠ではない。
 サイパン邀撃戦ではクドいくらい、米軍の戦法を「正攻法」と称していたが、同時代的な視点では「米軍がまとめたからこそ正攻法になった」側面も多分に含まれている気がした。
 まぁ、物が見える帝国軍人の目に敵の戦いぶりが「やりたくてもやれない理想の正面攻撃」として、映るのは不思議ではないが。

 さて、今後の展開なのだが、蓮美大佐の罠によってサイパンの南半分は米軍が一時的に占領することになった。この状況から妄想を発展させると、陸上で両軍が戦線を接したままの状態でも核爆弾を積んだB-29が強引にアスリート飛行場から発進、東京に投下する可能性が僅かながら存在してしまっている。
 まぁ、爆撃機追尾型翔竜にあっさり撃墜されると思うけどね……それ以前に魔改造禰式翔竜に乗った蓮美大佐が天空に駆け上がり叩き落としかねんな。そして、そのまま宇宙空間に進出する禰式翔竜。のちのイントレピッド零である。

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