斬魏高校との練習試合が急遽終わり、迎えた国際天上公式野球部との甲子園女子出場を賭けた変則的な試合が始まる!
 たまのパンティーが破れまくり、最後にはとんでもないことになってゲームセット。しこちゃん、たまが相撲の道を選んでいても、反則負け連発で上にあがれなかったと思うよ……NHKも放映できない。
 それは甲子園でも同じで、そっちの理由から出場を許されなくても仕方がなかった気がする。そうすると事情を知らない全国の人々にボロクソに叩かれることになるのか――フィクションの中とはいえ初めて高野連に同情したかもしれない。
 まぁ、いろいろな理由があっても、なおかつ出場を認めざるをえないほど、たまたちの実力が優れていたということで。

 おパンツ破壊スピンクロス投法は真面目に考えはじめると一番上の尾パンツだけダメージを受ける理由が分からない!受ける捩れは変わらないのだから、上下のおパンツが等しくダメージを受けるのでは?
 そもそも最後の方はTバックが不条理に耐えていて、最初からTバックだけで良かった疑惑すら招いていた。それだと審判から物言いがあるから、最強のTバックを一番下に配置したのか!?
 なるほど合理的だ。

 試合は、しこたまーズのチーム名に入っていない1番と2番が大活躍。打席に立つ機会の多さを活かして勝利の原動力になってくれた。ユナの抜刀打ちは攻略法が見えない!そして、ボールメーカーがウハウハで仕方がない!!練習では真剣でぶった斬っているからなぁ……。
 あと、2tキラーはダメダメでした。斬魏の皆さんがシャバ僧とののしるべきなのは負けて女子ユニフォームを身につけ、女子との合宿を楽しみにしているグローブ職人だと思うの。彼が当たらない新打法を試していなければ普通に男子が勝ったのかもしれない。
 でも、葉隠の投球を受けるだけでも凄いので――なんせ、一人で山籠もりに行っちゃうので一緒に練習できない!ひどい!!――大目にみてやりたい。

しこたま2巻感想

しこたま 3 (少年チャンピオン・コミックス)
しこたま 3 (少年チャンピオン・コミックス)