2014年02月08日

アルスラーン戦記 第八章「血塗れの門」

 ギーヴの処理は雑魚におまかせ、もちろん雑魚は全滅である。あの人数差を剣で切り抜けられては堪らない。距離があって弓で数を減らされるならともかく……剣を投げる手は使っているが。
 まぁ、カーラーンを盗賊詩人退治におこしておいたらサームの処理に手間取ったかもしれないし、雑魚を時間稼ぎに使うのも間違いではないのか。
 倒れた兵士から金を奪っていくギーヴはちゃっかりしている。でも、王宮に戻って火事場泥棒するなら、もっと良い物がみつかって重いコインを捨てる結果にならないか?
 ローグ系ゲームではよくあること。
 個人的にはナルセスが描いた絵をみつけちゃって、王宮の美術品ならさぞかし高値で売れるだろう「ゲヒゲヒお救いするのだ」と確保。蓋を開けてガッカリのオチがみたいなぁ。芸術を愛するギーヴにはいいお灸になる。

 エクバターナは陥落したが、いちおう王妃タハミーネは生き残った。結果だけみれば、彼女の判断は正しかったのでは?エクバターナに留まって士気を盛り上げていても、抜け道を利用した攻撃には耐えようがない。
 まぁ、結果論であって、王妃の逃亡がバレて士気が落ち、エクバターナも落ちる可能性も高かったんだけど……そこにも忠実な侍女を影武者に立てそうだ。

 アルスラーンの出番がまったくない回だったが、特に違和感はなかった。さすがである。
 王都を守った二人の万騎長がアルスラーンに会えなかったのは残念だな。

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この記事へのコメント

1. Posted by 7743   2014年06月28日 00:33
今更ながら単行本2巻を読み返せば どうも攻城戦の道具が原泰久「キングダム」っぽいような

ロープ結んだ弩砲を城壁に打ち込んで昇ったり、城壁の上から(マリオに出てきそうな)トゲトゲを落としたり
さらりと書きましたが壁に突き刺さり かつ兵がよじ登れる強度のある矢を放つ弩砲って ある意味ハイテク兵器です(庄弩、でしたか)
2. Posted by こいん   2014年06月29日 23:22
 トゲトゲ落としは墨子に載っていたような……暗黒と馬鹿にされることの多い中世ヨーロッパでも、国王クラスの権力があれば、かなりの攻城兵器を用意できたらしいです。
 トレビュシェットは中世になってから普及したものですし。

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