2014年08月09日

アルスラーン戦記 第十四章「王の行方」

 カーラーンは部下の育成が足りなかった。自分の下から次の万騎長を排出するつもりでやっておかないと……「真の王」に役立つためには自分のところから代わりの万騎長を提供する必要があるでしょ?
 ただ、そこまで自分で判断できる人材を集めてしまうと、反乱自体が反対されて成立しなかった可能性がある。反乱を起こす理由までしっかり説明して納得してもらえればいいけどな。
 明智四天王はちゃんと説得されているんだよなぁ。禄の受け方などで忠誠心の方向性が変わるので、単純には比較できないが。

 元の人数が少ないだけに土壇場で仲間が二人増えたことは、かなり大きかった。戦力が50%アップである。いや、アルスラーンを数えなければ66%か。
 エラムは戦闘能力だけなら他に劣るかもしれないが、ダリューンの武名を使っての心理操作が見事。呂布や張遼をイメージすれば、カーラーン軍の反応も納得できる。
 そして、大将の撃破である。ダリューンを倒せないなら、どうやってもアルスラーンを捕まえることなんて出来なかった気が……狭い場所に立てこもられたら、どうする?
 煙でいぶしたり、水を流し込んだり、はちみつをぶっかけて蟻や蜂に襲わせたり、英雄を相手にするにはふさわしくない手ならいくらでもあるか。
 それにしても槍が折れて自分に刺さるのは、なんだかがっかりな死に方だった。意地をみせたのが仇になった?

 荒川先生は家庭の事情で減ページされるとのことで、当初の構想と伝わり方が変わってこないか気になった。隔月掲載ならそこは変わってこないと思うのだが。
 まぁ、経験豊富な人だし、うまくやるに違いない。

アルスラーン戦記 第十三章「裏切りの英雄」感想
アルスラーン戦記 第十五章「正統の王」感想

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この記事へのコメント

1. Posted by まる   2014年08月20日 16:00
カーラーン戦が思ってたよりあっさりしてました

そこに至るまでが丁寧だったりみんなの活躍が描かれていたのがよかったです
ギーブの馬具などが凝っていました

アンドラゴラスが囚われの身ですがこれからどうなるのか・・・次からが楽しみですね
2. Posted by こいん   2014年08月21日 22:30
 兵力差が大きいからこそ、あっさりさせたのかも?長期戦は不利ですし、描写で長期間戦っていたような印象を与えるのも避けたのかもしれませんね。

 馬具に注目するのは面白い視点ですね。そういうところにも文化の違いが現れるわけで、全部絵に描かなければいけない漫画は大変です。

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