2017年01月26日

嶌国のスバル 第十回「おびきだす」

 ついに大秦側にも切れ者の将軍が現れた。第四州将軍の兆京室(ジャオジンシー)は昼行灯タイプの司令官。能力主義の陶廃太子が自分の目が届く州将軍クラスにまで無能を許しているはずもなかった。
 彼は短期間で敵の策を読んで、上手の策を用意している――らしい。ということは竹束をもって先頭に立ったイワムロの連中は使い捨てが確定していたわけで、下手をすれば溺死になる処刑をするよりも残酷なことをする奴だ。
 いちおう日薙側の策が馬防柵止まりの可能性もあったわけで、それなら生き残れるかな。斬り込みを受けたドサクサに紛れて逃げる手も。
 命令に従っていた兵士にたいした責任はないのに、酷い組織である。詳細を知ってバラマくことができれば大秦兵の離脱を誘えるかもしれない。そのうち、捕虜あがりの部隊は出てきそうだな。

 ハヤブサたちが用意していた馬防柵をつかっての引き繰りは、弾薬が豊富にあるからこそ採れる戦法だ。山人の蚕は兵士に負けない働きをしている。史実の日本は戦国時代に鉛も輸入していたらしい(フィリピン産の鉛などがある)のだけど、日薙は自給できているのかなぁ。
 兆将軍が計画している勝利の手段が予想できないので次回が楽しみだ。昴軍側はまだ山人隊を残しているから、彼らで更に上を行きそう。

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この記事へのコメント

1. Posted by rhythm   2017年02月23日 23:24
 金都をはじめ、各地の都市は占領統治の過程で大秦風の城壁で囲まれた城塞都市に作り変えられたようだ。
 第四州の州都、小千、ではなく巨茅谷。
 ここに、一万近い軍勢がいるとなれば、約千人の皇子達では手が出せない。
 とりあえず、城兵と城塞を分けること、には成功したが、互いを攻めきれない印象があり、局面は膠着しそうだ。
 皇子側としては、それで良い、とするわけがない。
 互いに二手、三手先を読む戦いが続くのだろう。

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